20-7. 1人無双なろうから、3人協力託しなろうの時代へ
20-7. 1人無双なろうから、3人協力託しなろうの時代へ
今のなろう転生のテンプレは、トラック死から過去転生して知識無双、またはザコスキル無双である。
ザコスキルと言っても、神が間違えたり残り物で弱くなったと書いてあるだけで実際は最強チートスキルであることが多い。現代の知識と組み合わせによって、弱スキルを使いこなすという設定もあるが、最初の一話(500文字程度)で無双が始まらないと読者が離れてしまう。そこからは、弱スキルと呼べないような無双が始まるのである。
さて、タイトルにある1人無双から3人託しへという話だ。
なろう小説を様々読んできた若者に聞きたい。
「なろう転生者が分業して無双する小説」はあったか?
転生者Aが転生者Bと組んで、戦闘はA、知略はBと分業するのである。いつものなろうのように、転生者Aが全能スキルを持って、Bに指示して無双するのとは違う。
Bの専門領域には、Aはかなわない。逆に、Aの専門領域にBはかなわない。お互いに、得意分野が違って相互依存する形である。
自分は2人以上を見た事がない。3人ならもはや0であろう。何故なら、3人もいたら感情移入しにくいからである(あと性格を分けて個性出すのが大変…)。
今後は、2人以上の依存なろう形式が増えると思っている。それは、現在の霊界の仕組みとして共感しやすいからである。
①創造②再現③共感という3つの得意分野を持つ魂があり、それに憑依された人間は特性を引き継ぐ。バランスよく配分されている霊であれば、要領よく創造性があり共感も多く世渡り上手になろう。だが、①創造に特化したガチャを引いてしまった人は、現代の疎外感についていけなくなっているだろう。
①②③の3タイプが協力して解決するストーリーが漫画やアニメで広まれば、自然と似たパクリをするなろうが増えるだろう。そう考えた。
企業の社長も、3タイプを意識した配分で2人社長、3人社長というような形式も増えるだろう。
これが40年以内にあたらなかったら、自分の①創造型の直感が、この肉体がもつ先入観やノイズによってブレて受信してしまったのだろう。その時は申し訳ない。
まとめ
①いつもの1人転生なろうから、2人依存型なろう、3人みつどもえなろう型に派生すると予測
②漫画やアニメで2人以上なろう無双が流行れば、自然とパクリが増えるとも予測する




