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20-3. 感覚(5感) → 意識(最新技術の脳波検出) → 思考(無理) → 叡智界=空(観測不可)

20-3. 感覚(5感) → 意識(最新技術の脳波検出) → 思考(無理) → 叡智界=空(観測不可)


 今の最新技術で機械的に観測できるのは意識だけである。寝ているとか、安心しているとか緊張状態とか、それらは「観測者側が騙すことができない」領域である。


 指の発汗変化で嘘を見抜くうそ発見器レベルであれば、熟練のスパイなら嘘を騙しとおせるかもしれない。だが、脳波や電気信号を完璧に観測されている状態で、観測者が騙そうとしてもバレてしまうだろう。

 今では、目の見えない人に赤外線コープで脳に電気信号を送り、訓練した盲目の人ならそれを見ているかのように判断できる。これが技術による脳への電気信号である。

 逆に、脳が送る「上下左右」のイメージを機械が読み取って、外部で操作できるようにする。手足を使わずに機械操作できる、脳の電気信号で操作する技術もある。


 思考は本人が何考えているかであり、「通ったあの女の子可愛い」という思考を機械で読み取るのは今はまだ不可能である。叡智界はアカシックレコードと呼ばれる、あらゆる情報を参照できる領域であり、これらを人間界が機械的に観測する術はない。


 中世: 感覚(OK) → 意識(NG) → 思考(NG) → 叡智界=空(NG)


 今: 感覚(OK) → 意識(OK) → 思考(NG) → 叡智界=空(NG)


 40年後: 感覚(OK) → 意識(OK) → 思考(奇跡の暴力で一部OK) → 叡智界=空(未発見投票で一部OK)


 ※未発見投票とは、3人以上の観測補助予測による突合整合チェックのことである。未解決事件の犯人を特定する際に、現場付近の証拠の文字や道具を各自で提供し、多数決で真偽を決める。


 哲学が盛んになった1800年以降、まだライト兄弟の飛行機もなかった時代である。脳波測定するコンピューターや技術もないため、意識という領域は「推測」することしかできなかった。


 天動説が主流で、地動説によってひっくり返るまでは星を見る望遠鏡の精度は高くなかった。今では数万光年先の星や銀河まで正確に観測出来ている。同じように、意識の観測も中世では憶測だが、今では感情の作られ方まで科学されている。


 さて、現代では霊感や意識の領域は哲学や超倫理学、進化心理学、深層心理学等の範囲で研究されている。これらはまだ憶測でしかない。証明するための機材がないのだ。各自の宗教観や倫理観に基づいた構築で、意識や世界を妄想している。確かな正解はまだ見えていない。


 思考の直接観測が無理なのは、脳の記憶などがニューロンの電気信号の超複合体であって、それらを分解する事は脳の破壊であり観測者の死だからだ。非破壊検査のように、脳を貫通してて観測できたとしても、量子力学のように「観測したことによるズレ」が生じてしまう。さらに、同じ人間の種族でも脳の構造は人それぞれ異なる。前頭葉とか側頭葉とかの大まかな部位で区別はできても、どんなこと考えているかという思考レベルの位置検索は難しいだろう。


 つまり、脳を機械で直接観測しても思考を正確に読み取ることはできないのだ。



 じゃあどうするかというと、入ってきた脳への情報のアウトプットを元に推測するしかない。超常現象によって、脳に何か神秘的な記憶が降ってきたとする。それが本物なら、「ただの妄想」とは別の法則性を持った結果になると思っている。



 ①適当な妄想による、数値当て → 関連性のないランダムな正答率になる?


 ②超常現象から来た脳の、数値当て → 何かしらの偏りがあるのでは?



 この数当てクイズは、テレビ番組の数回のチャレンジならただの娯楽であり、学問的に証明はできない。それを機械的に数十億回やるのだ。不正なき正しい環境を保持して、である。霊感ある超能力者が、何億回もやって一般人と変わらないのであれば、霊界はないモノとして諦められるが、自分はそうはならいと確信している(直感レベルで)。


 次回はクウからくる魂の直感を受けると脳波どうなるか考える。





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