19-29. 西田幾多郎の純粋経験、鈴木大拙の禅と霊性を知る。やはり近い
19-29. 西田幾多郎の純粋経験、鈴木大拙の禅と霊性を知る。やはり近い
西田幾多郎という哲学者の考えを今日知った。
やはり、自分やキェルケゴール、カント、プラトンに近い死生観である。
時代は地域は違えど、実存するリアル死生観は、宗教や肉体の先入観のフィルターはあれど共通しているということである。
西田幾多郎は4つの場所の倫理を示している。
自然界
↓
意識界
↓
叡智的世界 ※プラトンのイデア
↓
絶対無の場所(純粋経験=善)
なるほど似ている
自分が考えている(というか直感から降ってきた)構造はこうである。
★現実界(5感で観測できる) 望遠鏡、顕微鏡、粒子加速器
↓
★感情・意識(脳波、α波、電気信号で観測可能) うそ発見器、脳波測定による感情判別
↓
★〇思考・意思(現代の最新技術でギリギリ推測可能) 脳のイメージだけで操作するロボ、見えない人の赤外線ゴーグル ※カントの第三の領域
↓
〇記憶・叡智 ※プラトンのイデア。地球に存在しない滅びた種の情報が無数に存在する
↓
〇空 般若心経、観音経における空の概念 ※カントの観測できない領域、仏教の空
★は人間が干渉できる範囲、〇は魂が干渉できる範囲である。
思考・意思はちょうど中間にあり、緩衝地帯(DMZ)になる。
記憶レベルになると、現代の最新技術や装置を使っても判別できない。
例えるなら、感情意識はイライラやリラックス状態であり、脳波を見れば一発で判別できる(被験者側は意図的なフェイクはできない)
思考・意思・直感は、強く考えた時、悩んだときの脳波や電磁波を観測すれば多少判別できるかもしれない(フェイク可能)。図形をイメージして、それを脳波測定してPCで表示する感じである。
記憶は、「僕はカレーが食べたい」という頭のイメージを、脳波測定器で読み取って文字に打ち出せるかどうかである。ここまで来ると、最新技術でも正確な脳内記憶を取り出すのは難しい。
さらに、叡智というのはアカシックレコードであり、人間の脳には持っていないが、付随する魂を経由してアクセスする事ができる。魂は、糸電話のようなものであり、それなしでアカシックという全知(なんでもある情報群)を参照はできない。
下に行くほど、霊界に強くなり、一般人は近づけない領域である。魂の善フィルターによって、低俗な欲望や先入観があると、望遠鏡が曇るように情報を参照できなくなる。
より正確に参照するなら、心を無にすること、訓練としては禅や瞑想、偶発では脳死による臨死体験、極度の緊張状態である「頭真っ白」、ドラッグ等による脳の強制覚醒、想定外の行動や驚きによる「!!?」状態、強い意志による瞬間死(虫の知らせ)などがある。
条件は色々あるが、どれも通常の意識ではない状態にすることである。より客観的に、俯瞰的に、感情を抜いて、その人間の肉体から離れるように訓練すれば、たどり着けるかもしれない。
西田幾多郎の純粋経験、鈴木大拙の禅と霊性についてもう少し調べてみようと思う。




