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19-26. なろう天性教と祇霊学の今をまとめてみた

19-26. なろう天性教と祇霊学の今をまとめてみた



 なろう天性教: 日本のなろう文化から、リアルな死生観を探求し託す団体である


 祇霊学ぎれいがく: 情熱から来る直感を分析し、媒介する魂と共闘して生きる学問である


 目的:

  奇跡の暴力によってカントの呪いを解き、霊界の存在を証明すること。伸び悩む人のヒント屋となること。


 教理:

  ①直感を信じ、弁証せよ

  ②なろう小説を読み、ありのままの理想を投稿せよ

  ③ステータスオープンの日に備え、見られて恥じぬ生き方をせよ



 カントの呪いとは?

  18世紀のドイツ、イマヌエル・カントが説いた哲学の呪いを解く運動である。

  「人間の五感で観測できない事は、考える意味ないからやめろ」

  「超次元でも現実界でもない領域はあるよ♪」


  超次元(霊界、空)は5感で一切観測できない。現実界は、見て触れて観測する事ができる。

  その2つではない領域は、深層心理学、超心理学、進化心理学などの「意識や気持ち」の分野である。


 霊感の強い人や臨死体験をした人は、直接どこかの物質に変化をもたらさない。悪霊に爪で引っ掻かれて腕に傷ができたり、臨死体験したら脳死して活動停止中の脳に電流が流れたりはしない。


 だが、体験した本人は何かしたらの恐怖や記憶を持ち帰る。それは寝ている時の夢として笑われるかもしれない。

 霊体験からうまれた、その恐怖や別の記憶がもし「本人が知りえない過去未来の情報」

だったら?


 その偶然を現代のデータ収集と分析で統計し、数億件の霊体験を検証して「奇跡の暴力」で霊界の存在を示す。それがなろう天性教、祇霊学のやり方である。


 カントが生きていた頃、スウェデンボルグという霊体験をした人と交流して「第三の領域」を認めていた。カントは、第三の領域(5感にないけど観測できなくはない領域)はあるけど、その時代の技術では証明できないから、中途半端な言い残しになった。

 カントが神学(神を学ぶ学問)を哲学から除外して以降、絞った哲学や化学研究により産業革命が起きて西欧が急成長した。その後、アメリカの植民地化、アフリカアジアの植民地化が進んで世界大戦に進む。平和な現代では、カントの絞った哲学によって生まれた世界であり、観測できない領域と第三の観測できそうな感情領域は一種のオカルトのまま変わらなかった。

 その2つの領域を再び学問として研究する組織は少ない。それが究明されてしまうと、占い業界や超常現象で稼いでいるYoutuber等が食い扶持を失って困ってしまう。大手宗教からしても、聖書で教えられてきたことの真偽ができるようになるのはメリットがないのだ。だから研究しないし、させない。


 これがカントの呪いである。カントによって急成長した学問が、人間の拡張を阻害する時代になったのだ。




 「なろう転生ブームから新しい宗教が生まれて日が昇る」




 よくわからない預言(神からのお告げ)を受けた彼は、それを信じて行動をはじめた。

 哲学の本を読み、仏教、般若心経を読み、地政学、進化論を独学で学んで来た。

 そして、自分が見てきた不思議な妄想が、それら後から調べた情報で答え合わせができて確信する。



 「情熱が直感を生み、直感が苦しむ人を救うヒント屋になる!」

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