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19-20. 1/100000の遺伝子異常ガチャでは人間は進化は間に合わない。魂を使おう。

19-20. 1/100000の遺伝子異常ガチャでは人間は進化は間に合わない。魂を使おう。


 ソシャゲ好きの人が見たら、どちらを回したいだろうか?


 [なろう天性教ゲーム  ガチャ内訳]


 1. 10周年遺伝子異常ガチャ    300石

 ① N 99.9%   ノーマル正常個体

 ② R 0.09%   ストレンジ一部欠損個体(機能不全)

 ③ SR 0.009%  ステータス改ざん個体(死産)

 ④ SSR 0.0009%  ステータス改ざん個体(生存)

 ⑤ LR 0.00001% 新特性保有、改ざん個体(生存)


 2. 豪華火山放射能ガチャ     500石

 ① N 99.3%   ノーマル正常個体

 ② R 0.58%   ストレンジ一部欠損個体(機能不全)

 ③ SR 0.0159%  ステータス改ざん個体(死産)

 ④ SSR 0.0049%  ステータス改ざん個体(生存)

 ⑤ LR 0.0002%  新特性保有、改ざん個体(生存)

 



 いや、こんなの回すわけねーよ!!! ほとんどNじゃねーか詐欺運営!!!





 2つの遺伝子異常ガチャでは、ほとんどがノーマル(通常遺伝子)で生まれる。

 遺伝子異常=親2つの特性から離れた性質持ちは1/100000(十万分の一)と学術的に言われている。

 90億の人類の中でいえば、同時期2021年で9万人はいるのである。

 ただし、その9万人の遺伝子異常の中で生命維持ができるのは数%でほとんどは赤子で死産となる。

 

 このエッセイの最初に書いた、キリンの首はなぜ長い?は、ダーウィンの適者生存から来ている。

 高い草を食べたいからそのキリンの首は伸び、子に長い首が伝わったのではない。

 1/100000の遺伝子異常の数%が首がちょっと長くて、その種が生き残って繁殖出来て首長異常DNAが正常遺伝子として定着したのである。運悪く首がちょっと短く変異したキリンは淘汰される。

 その繰り返しで、首長が優位な環境ではキリンの首は伸び、高い枝がない環境では地面の固い茎を食べれる首の短く顎の強いキリンが残る。残った種だけが、進化として見られるだけだ。

 

 さて本題。人間は進化できるか?である。



 自分は、時間が足りないから遺伝子操作以外は無理だと思っている。

 1/100000の超低確率SSRガチャを引き当てて、その遺伝子異常のなかで「生体維持できること」でさらに絞られる(てか死ぬ)。

 そこを突破したら、今度は「有能スキルチェック」である。あらゆる追加スキルがある中で、欲しいスキルを引けるのは数万分の一、これを潜り抜けて、初めて人間の一つの進化が生まれる。

 さらにその優良個体を繁栄させなければならない。そのDNAが繁殖しなければまたやり直しである。


 有能スキルを判別して発掘するのは難しい。世界に9万人の遺伝子異常者は普段と同じで生まれてくる。その中には、ガンになりにくい人類に有用なスキルもちかもしれない。だが、本人すらそれが分からず「はい!僕ガンになりにくい特異体質もちです!」なんて政府に言えるわけがないのだ。

 日本のように、全員が教育を受けて食事に困らない国とは限らない。貧しくて、そのまま運悪く餓死してしまう赤子がガン適性遺伝子だったかもしれない。

 さらに、一度ガンにかかって医師が「あれ、この子ガン耐性あるんじゃね?」までくる確率なんてさらに低い。とどのつまり、世の中の遺伝子異常者なんてまず見つからないのだ。



 ではどうするか?一つは、ステータスオープンである。霊界の存在の証明から、アカシックレコードを誰もが読めるような時代になれば、生まれた赤子の未来や隠しステータスが見えるようになる。こうなると、DNA異常による人類の進化を効率よく把握して甚るも幸せになれるかもしれない。

 今のダウン症事前検知のようなものだろうか。だが残念なことに、それを今の赤子でも見届けることはできないだろう。恐らくは100年以上先の話だ。



 次に、人類を9割滅ぼして文明退化し、コールドスリープする事だ。地球の寿命が尽きるまでまだ数十億年ある。だから、科学に頼らず生きる奥地の民族だけ生かし、他は滅ぼすかコールドスリープで10億年ほど眠る。そうすれば、生き残った人類が10億でDNA進化して我々と対面できるかもしれない。なんとSFチック!



 最後は、人的なDNA操作と火山放射線である。これは中々倫理的に難しい話だが、精巣卵巣に放射線を当てて無理やりDNAを破壊する。ガチャ2番目のようなイメージだ。遠い昔、大陸が1つで魚が海に這い上がるような時代では、火山の多い所で多くの進化生物が生まれた。これは偶然ではなく、統計的に認められている事だ。

 火山には様々な放射線があり、その影響でDNA変異率が上がったと考えられる。それを人為的に起こそうというのだ。一番シンプルなのは、放射線をあえて放射した状態で生活させる、昔の火山生活の再現である。まあ、受ける本人に影響があって早死にしてしまうかもしれない。

 もう一つは精子卵子をスポイトなどで抜いて、直接放射して母体に戻す手法である。これが親の負担リスクなく出産まで持っていける。だが、DNA破壊による死産が増え、母親は心理的に辛いことは間違いないだろう。人体実験と変わらず、政府や未来のために子を流産させてくれ!と言っているようなもの。倫理的に日本ではまずできないだろう。


 科学技術がさらに進化し、パソコンやスマホで自分のDNAの操作を行って受精させられる装置が販売されたら簡単かもしれない。低身長でブッサなおっさんが、イケメン青瞳高身長DNAに書き換えて子孫を残せるのだ!

 

 …いやそれ、種の保存ではなく、種の改造じゃねぇ? 前のブサメン遺伝子淘汰されてるやん



 という感じである。魂の話は次回




 まとめ

・十万分の一の遺伝子異常を人間界で探すのは無理!


・放射線でDNAを無理やり破壊する方法は人道的にどうなのか?


・直近100年で人類のDNA的進化はむり!1億年くれ!
























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