19-13. 君主制、貴族制、民主制、魂選制
19-13. 君主制、貴族制、民主制、魂選制
君主制: 一人の権力者が独裁する。優秀な人なら手早く改革できるが、世襲で無能が継ぐと崩壊する
貴族制: 独裁を防ぐが、貴族が没落すると権力争いで内部崩壊する
民主制: 選挙で決めるため一番公平だが、愚民になると感情や煽りで選んぶ衆愚政治に陥る
この3つが現代の主流の政治だろう。古代ローマは貴族制、中国やロシアは君主制、日本やアメリカ等は民主制である。
ここで一つ、未来の政治の一つの形を提案する。それは魂選制である。
見ただけで、スピリチュアル感バリバリのカルト教徒に見えるかもしれない。まあいくらでも名前は変えても構わない。
意味はこうだ。 魂の適性で政治家を選ぶ。
はぁ?そんなのやって何の意味が?と思うだろう。最後まで読んで欲しい。
自分の政治の理想は、プラトンと同じく社会主義、共産主義に近い物である。資本主義のような、実力主義で稼ぎが変わる仕組みに、生活保護による一定水準を維持できるというモノだ。
そんな社会ができたら、昔のソ連のように「同じ報酬なら怠ける」ようになって崩壊するだろ!って思うかもしれない。確かにそうだ。
それに加えて、人それぞれが持つ魂の前世の適性を国家義務として調べ、その適正から職業等を振り分ける「ステータスオープン制」を追加する。
魂の善を事前に政府や親、その人本人が把握する事で、若い時から「とんでもなく好き」で稼げるようになる。
社会人で、転職でずっと続けたい「実利一致の仕事」につけている人はどれだけいるだろうか?2%もいないだろう。ほとんどは、辛く耐えながら低賃金で働いている。だが年老いて色々な出会いと勇気の行動を繰り返して、いつか天職にたどり着くと思っている。
天職は、本人の適性は勿論、「お金貰わなくても好きでやっちゃう」レベルで夢中になれるものだ。それは、一般人から見てドン引きするような極端な職業でも、喜んで引き受けるものだ。
そんな適性を若い時に経験できるのは、まずありえないと言ってよい。出会う確率や、本人の気づき行動まで数十年はかかる。当然勉強という下準備も必要だ。だから、天職にたどり着けるのは数%と言ってよい。
それを霊界の証明からビジネスに発展し、国が活用する時代になると、赤子3か月の時点で判定され、斡旋予約や教育が始まる。生まれながらに人生が決まる、中世に逆戻りすることになる。
その代わり、彼らは私利私欲よりも強い興味と感動でその職業に没頭できる。鍋に蓋という男女の結婚概念があるように、仕事=生きがいにも必ず適職がある。
※時代的に廃業=稼げなくなった仕事の場合があるが、その場合は近く代用できる職をAI判定する
その適職判別の中で、政治関与の天職を持つ人たちに任せるのだ。そうなると、彼らは私利私欲ではなく、生きがい=霊的な進化と一致した行動で進めることができる。
例えるなら、サカナくんが3歳の時点で魚への関心と適性を親が知ることができ、企業が小学校の時点で勧誘・内々定できるといった仕組みである。
権力が大きすぎると、金儲けのために群がる裏の組織に積まれて政治がおかしくなるが、強い信念と魂の適合を持つ政治家ならば、間違った指導はより少なくなると言える。
人間の適材適所を早い段階で正確に判別できる仕組みを、霊界の証明から作り出すことになる。
魂選制を取り入れるのは、もちろん法整備も霊魂の証明+ビジネス化の段階が必要だ。
だがそれは40年以内にある程度実現できると、自分は確信している。




