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19-9. 霊感に優れた部族や国は競争部族に滅ぼされる定め。だから急激な霊的進歩がない

19-9. 霊感に優れた部族や国は競争部族に滅ぼされる定め。だから急激な霊的進歩がない


 前回のエッセイでは、低俗な欲望を持つものはアカシックには近寄れないという直感を書き残した。これは、霊的な能力を悪用させないためと、制限しないと数世紀前から霊界が暴かれて人間の進化発展が止まってしまうからである。


 程よく争い、程よく奪い、欲望の切磋琢磨で急成長した技術である。


 神の目的は、様々な経験を持ち帰る「霊的な進化」であり、魂を使って地球にいた手足が器用な猿に憑依することで達成してきた。


 その猿に霊界の能力をフル開放した世界線では、アトランティスのようなお互いに思考が読めて戦争の起きない平和すぎる状態になったので戦乱の混乱経験回収ができなかった。

 霊的な能力を完全封印したら、個性も何もなくちょっと賢い猿程度で動物の域を出ず、地球の寿命が尽きて太陽に飲まれて終わった。

 だから、程よい霊能力の混入と個性のランダム配置の仕組みが必要だった。だから神はルールを決めた。



 魂はトライアード(高貴な魂)とダイアード(身体的感覚)の2つワンセットでホモサピエンスに乗り移ることにする。趣味嗜好、変態的特徴は魂が引き継ぐものとし、一部の記憶を次の肉体に与えても良い。トライアードはこの世界における時間に関係なくランダムに飛ぶことにして、ダイアードは猿の死後に時系列通りに転生すること。

 我らの存在を全く知らないと、変化が起きにくいため、ごく限られた人にだけ僅かに見せるようにせよ(50億分の1)。猿が欲にまみれた場合は、封印すること。魂は各自の判断で、猿の思考に干渉してよい(ただし制限は多数設ける)。



 この2つの魂のハイブリッドの仕組みを作ったことで、霊的な進化=経験の回収が急速にできるようになった。タイムアップ=地球の寿命の前に発展と混乱と平和が起きて色々回収できたのだ。


 トライアードが未来人から過去人に転生すると、過去人の霊感が強ければ霊からの声=直感でオーパーツのような当時の知識ではできない作品を作ることができる。時代が追い付いた偉人テスラのように、直感から作り出した未来の技術が先を見すぎて評価されたなかったことも説明できる。

 ファッションブームが60年、80年区切りで繰り返されることは、割と言われている。これらはダイアードの時系列転生によって、60歳死亡→次の赤子に転生→若い15歳のイケてる感覚が同じになり、魂の呼応によってブームが再来する。リバイバルとして、売りたい企業が古いイメージのファッションを掘り起こして宣伝する場合もあるが、継続している魂の感覚による影響だと自分は考えている。似た時期に亡くなった人は、その時代の魂群に大いに影響を受けるということだ。



 趣味や嗜好、変態性もこの2つの魂のミックスによって多様性が生まれた。地球上にいるあらゆる生物、動物は交配による遺伝子DNAの異常による修復差異の積み重ねで進化してきた。(正確には環境に適さないDNAが淘汰された)。

 人類の歴史は1億年もない。46億年のなかの2%もないのだ。その短い期間で急激な進歩を遂げるには、肉体のDNAだけでは補えなかったのだ。地球の寿命を終える前に、様々な魂の成長=経験をさせるために神は工夫をした。





 「霊的進化を知りすぎた部族や国は滅びてしまえ」





 これは、霊的に感度の良い集団が集まった時に、人の善や悪よりも魂の善や悪で行動するようになる。何故なら、魂のカルマ=宿命が見えてしまっているから。それを知ると、もう人間界の悪行はできない。お互いに知りすぎたのだ。そうなると、その国は調和のとれた平和な国なってしまう。


 一方、陸続きで殺し合いをしている部族たちは、魂なんてこれっぽちも感じない。ただ欲望のために殺して奪う。彼らがこの霊的に強い平和な国を見つけたらどうなるか?


 そりゃ略奪っしょ!!



 ということで、殺し合いを望まない霊的部族は滅ぼされる。もちろん、未来の叡智を使って殺りく兵器を作り守ることもできる。でもそれは、時代や魂的に反する事であり行わない。

 要はキリストのように、悪人を裁こうとはしないのだ。あらゆることが見えてる人にとって、許して自分が受け入れることが魂の善になる。これで、霊的に優れた民族や国は亡びる。


 この仕組みを作ったことで、霊的に優れて活用しようとした人たちを定期的に抑え込むことができる。武力が武力で押さえつけ、その繰り返しになることで出る杭を叩くのだ。



 今現代でいうと、輪廻転生を良く知るチベット仏教がそのあたりだろう。正解を知っているからこそ、平和を望むし、お隣C国に民族浄化されていくのだろう。悲しいけど。



 日本はその点、霊的な感覚がニュートラルに一番近く(宗教に染まらず)、国力もある。

 霊的に強く受け入れた民族は、国を欲望で大きくはしない。人口増による資源枯渇や土地争いを望まないのだ。






 まとめ


・多様化のため、1人の人間に2つの魂の仕組みを作った


・霊的な受信が強い集団は、平和を望み。欲望の暴力民族に滅ぼされる








 


























































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