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18-41. なろう祇魂学をひろめよう! ③共感型:無私で創造・再現型の原石を評価し議論し、伝える事

18-41. なろう祇魂学をひろめよう! ③共感型:無私で創造・再現型の原石を評価し議論し、伝える事


 ③の共感型は極めてシンプルだ。人に分かりやすく伝えることに特化している。


 ①創造型は妄想癖が多く、社会で成功しにくい。②再現型は理詰めに特化した研究型で、そこそこ大成する。


 ③の共感型は、世渡り上手で熱しやすく冷めやすいタイプだ。流行に特に敏感で、最先端を乗りこなすことに気持ちよさを感じる。

 ①創造型は流行には非常に無頓着であり、自分の世界に入ると新しくても古くても関係がない。

 ②再現型は最新技術には強い興味を持つが、自身が最先端に乗りたいとは強くは思わないだろう。


 Youtuberであれば、ゲーム実況系、炎上系、ニュース系である。


 基本的に、稼ぎの元手は最新の情報である。①独創性は「~作ってみた系」、②再現型は「3分で学ぶ~本」だ。

 


 顔を売りたいと思うのが③共感型で、①創造型は自分よりもアイデアを見てほしいと思っている。②再現型は語り手としても、濃縮された内容どちらも売りたいと思っている。



 この3タイプは魂のデフォルトとしてほぼ決まっていて、前世、来世でもだいたい同じ傾向になる。



 ③の共感型は非常に競争が激しい。①②のタイプでも参入できるため、特徴を持って出し抜く必要がある。それは、流行への投資の速さと嗅覚、動きの柔軟さである。

 いち早く流行を見極めて、それに全身つっこんで投資する。ヤバいと思ったらすぐに離脱する身軽さこそが武器だ。①創造型は動きが遅く、②再現型は自身が認めないネタには飛びつかない。


 ③共感型は、現代から未来のそこそこ先を見ている。①創造は未来の未来、②再現は遠い過去から現代までである。


 どうも、共感型の人の多くは「直感を信じない」そうだ。①創造型とは正反対にある。流行の情報=実際の数値こそが正義で、それを数値分析して傾向を出して、いち早く答え=次の流行を見つけ出すか、と言っていた。

 数学の計算に近いらしい。真っ先に説いて手を挙げて「解けました!」が③の得意分野のような。



 ③共感型は、①創造型の未来のアイデアには一切興味がない。数値として出ていない未確定情報を、己の分析に入れるのは気持ちが悪いそうなのだ。②の再現型が提示する歴史と分析傾向と推移を見ても、古すぎる情報で参考程度にしかならない。あくまでも、今流れている川=現代の情報の最新の数値こそが正義であり、相いれないと思ってしまうそうだ。


 人を口説きやすく、プレゼンが非常に得意だ。人脈も多く、頼まれたら拒否できない性分であろう。




 ③共感型の人がなすべきことは、無私で創造・再現型の原石を評価し議論し、伝える事である。



 金持ちになりたい!有名になりたい!と思って①創造型と②再現型に協力すると、流行への嗅覚が鈍るはずだ。変に他から情報を取り込むとこを嫌う。


 無私(見返りを求めず魂の信念に従う)で、①創造型のアイデアを聞き、流行の感性で改善案を出して欲しい。②再現型には最新の流行をアップデートできるように、かみ砕いて説明して欲しい。




 そして最後の役割は、拡散である。





 ①創造のアイデアを②再現が取捨選択して歴史から磨きあげたダイヤの原石がある。

 これを、③共感型が流行に乗せて、SNS等で拡散するのだ。この拡散力は、③共感型にしかできない。



 ③共感型からすれば、①②の結晶は流行とはかけ離れた何かであると感じるだろう。それが、自分の信念=流行に乗って稼ぐからズレてしまうのは間違いない。だが、その信念を捨ててまで、①②の思いを飛ばす魂の善意があれば、ぶち抜くことができる。




 ①創造のアイデア→②再現の研磨→③共感の拡散という3組が無私で協力する事で初めて偉業を成す。


 戦国なろう、中世ナーロッパの転生無双は、現代の学生知識が①であり、②の研磨は現代の取捨と進化の結果により完成されている。そして③の共感と拡散は、大名の接触と「すげー!!協力せよ」なのだ。



 「①アイデアと②研磨のタダ乗り」学生を③大名に打診して無双するという流れが、気持ちよく読者に共感されやすい。主人公単独ひとりで達成できるのだ。



 しかし、科学技術が進歩し続ける現代では①②③を一人で成し遂げるのは無理である。300年前であれば、①②③が各30ポイント以上あれば達成できたが、現代では各100ポイント必要だったりする。


 そうなれば、①に特化した120の人、②の120の人、③140の人が組まなければいけない。



 そして、その3人の研究が最後の詰めに入った時に、裏切って抜け駆けする事がないように事前に策を取る必要がある。



 それが魂の善意フィルターである。金や名誉に溺れた人は、その協力した結果を持ち逃げする。その偉大さと危険さゆえに、神はフィルターをかけた。





 だから、①②③には「無私の」がついている。いくら能力が高くても、この無私の大前提がなければ、他の人を探すしかない。




 我こそは、無私の①②③である!と言える人は、是非連絡して欲しい。

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