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18-40. なろう祇魂学をひろめよう! ②再現型:自分と歴史を疑う心を持ち、無私で投資する事

18-40. なろう祇魂学をひろめよう! ②再現型:自分と歴史を疑う心を持ち、無私で投資する事


 魂の2パターン目、再現型。ここからは自分の経験や妄想が入るので注意して欲しい。①創造型には他の特性は直感でも良く分からないのだ。出会った再現型の人を思い出して、書いてみる。



 ②再現型の特徴は、基準を自分の考えと歴史に重点を置いている事である。親しい身内であろうと、信頼できる上司であろうと、名誉ある教授であろうと、信じるのは自分の考えと歴史だけである。



 新しい技術や知識に対しては貪欲だが、「認められていない学問」には全く興味がない。国際的な最高権力の学会が承認して初めて、欲しい最新情報になる。範囲は、限りない過去から現代とちょい先の未来である。1年後の技術には興味がない。


 このタイプの人は、とにかく緻密でこだわりが強い。細部まで気にして、他のタイプの人からは「ここまでこだわるのかー!」という言葉を受け取る人なら間違いないだろう。


 Youtuberなら、3分でわかる本の解説、歴史解説、武器解説などのわかりやすく消化して人に伝える才能がある。持論や推測はあるかもしれないが、ぶっとんだアイデアや妄想を入れることはない。確定しない事をべらべらと語るのをあえて嫌う傾向がある。



 このタイプの人が、現代なろうとして成功する=魂のカルマ(宿命)を達成するにはどうするか?



 自分と歴史を否定し、無私で誰かに投資する事だ。



 イラっとするかもしれない。大好きな自分を疑い、信用できぬ相手に投資するという愚行である。それなら自分のご褒美のスイーツに投資するほうがよほど有用だと思うだろう。



 ①の創造型は、現代の社会の歯車に苦しみ、出世もしにくく、「降ってきた直感」が現代から逸脱しすぎて相談するとのけ者にされてしまう。9割の否定と1割の絶賛を受ける。


 ①の彼らは次第に、自らのアイデアをごみとして封印してしまう。語ることはなくなり、②再現③共感と戦い苦しむことになる。



 そこで、①創造型の原石を直感で探し、助けてほしい。決して、恩を売りたい、稼ぎたい、という人肉の欲望に飲まれてはいけない。純粋な興味、無私の協力を原動力に行動して欲しい。


 すると創造型の彼らは、いつか打ち解けて話してくれるだろう。


 しかし、分析できて過去を取り込んだ②再現型の人には「支離滅裂で不可能なこと」に見えるはずだ。考察も浅く、妄想レベルで笑い飛ばすような内容だ。だがこれを我慢して欲しい。


 ①創造はその人の経験や先入観で多少ズレたアイデアなのだ。それを洗練して磨く②再現型が現代では必須である。


 ①創造型のアイデアの9割はゴミである。断言しよう。しかし残りの1割は大きな可能性を秘めたダイヤの原石だ。それを②再現型が選別して磨くのだ。①の人だけでは売り物にならない。



 時間の無駄だと思うだろう。こんなぶっとんだ案の数々の中で、②再現型が「自分と歴史を疑って投資する」という愚行を受け入れて、初めてダイヤ磨きが発生する。



 ①創造型に、否定と共感を「直感ありのまま」伝えてほしい。すると、彼らは落ち込むかもしれない。だが、次々に反論に対する案を喜んで持ち込んでくれるだろう。



 ここまでくれば、軌道にのる。①が原石を運び出し②が選別して可能性を磨く。次第に、②は①の「自覚なきアイデア」のピースが何か綺麗にはまっていく事に気づくはずだ。①の独創的な直感からは、その関連には気づけないが、過去の歴史と学問を知っている②だけが、その不思議な関連性に気づく。



 最後に、①②の共同体がキラキラの磨いたダイヤを公開する事になる。2組が無私で協力し合って初めて出来上がる結晶だ。どちらかが欠けていたら成し得ない偉業である。




 ②の再現型だと思った読者は、①の創造型だと思う人から妄想を聞いてほしい。


 固定概念にとらわれず、①独走型の降ってくるパズルのピースを9割捨てて1割組み立てて完成を手伝って欲しい。

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