4-1. 古代ミステリー、宇宙人はイルカ?
4.スピリチュアルとなろう流行
4-1. 古代ミステリー、宇宙人はイルカ?
クフ王のピラミッドは宇宙人が作った!? 高度な技術を持った都市アトランティスは海に沈んで滅んだ! などなど。3000年以上前の文明遺跡から、当時では考えられないのような工芸品が見つかったりと地球にはまだまだ未解明の遺跡が多数ある。その有力説はいくつかある。
①宇宙人が作った、作らせた
②過去にタイムスリップした未来人が作った、作らせた
③奇跡的な突然変異で当時の人類が急速に発達して、核戦争で滅んだ
④未来から過去に変化を起こせる発明ができた
⑤神がいろいろして作らせた、作った
⑥未来の知識を持った人がいた
色々あるが、宇宙人や神が作った事や、タイムスリップで過去に干渉したとは考えていない。「⑥の未来の知識を持っている人がいた」が一番現実的だと思っている。人間は過去→現在→未来の順で一方通行で進んでいるというのが一般的で、一度通った現在は二度と訪れない。私は人間や生物が識別できる5感によって時間の概念が縛られていて、それを超える魂の領域まで解釈を広げると時間自体を超えると考えている。人の死は一つの魂の「乗り換え」に過ぎず、その器の人間は時空を超えた過去と未来と現在を往復するようなものである。そして、未来を生きた人間の死から古代の人類の器に魂の転生をすることで、ごくまれに「未来の知識を思い出す」ことができてありえない造形物を作ることができたのではないか、と考える。
この話、身に覚えはあるだろうか? 死んだら記憶を持ったまま中世ヨーロッパに転生した。
「なろう流行は時間を超えた輪廻転生受け入れの下準備」だと私は考える。