3-5. チン長9センチから17センチ、この差は?
3-5. チン長9センチから17センチ、この差は?
男性が持つ生殖器は、国や地域によって大きく差があることを知っているだろうか。日本は平均13センチ、メキシコイタリア15センチ、フランスがトップの16.7センチと言われている。短いものは平均9センチの国もある。なぜここまで差が出るのだろうか考えてみた。
シンプルに長く強いものがモテる! 受精しやすくなって影響がある! というのはごく当たり前の発想だ。生殖機能がより大きく、男性ホルモンを多く受けた人は筋力増加につながり戦闘に有利になる。
それに加えて、多く出産し競争する文化・仕組みがあるかどうかだと考えている。フランスやイタリアは古代ローマから発展と戦争を繰り返していて、豊かな作物と文化の発展から人口は増え、戦争で減らす「生産と淘汰」が繰り返されてきた。
長く性欲が強い人ほど、欲望に強く行動力があったと考える。そして戦死して未亡人となった女性が再婚しやすい法制度(※)があっため、より強く生き残った男性が再び子孫を残せた。一方そのころの日本は…… 弥生時代と古墳時代でまったり農耕を楽しんでいた。
※未亡人となった女性は、1年過ぎると独身扱いになる。再婚し出産すると相続の権利と1%税免除が受けられた
同じように、アフリカ一帯も平均14センチ以上が多い。これらは一夫多妻で民族で争い生き延びてきた種族は、より長く強い遺伝子を持つ人を選び続けたからだと考える。要は、平和で戦争しない島国と戦死と略奪が多い文化圏による交配頻度の違いである。
そしてもう一つ、逆に短くなってしまった民族についても考える。長くなる条件の逆に加えて、優秀な遺伝子を減らし、劣る遺伝子を増やすことで起きると考える。健康的な女性をほかの地域に貢ぎ、犯罪者(モテず仕事ができない人)を受け入れるといった事を続けた場合だ。そして、突然変異で生まれた優れた特性を競争して反映させる仕組みがない地域である事だ。ある国では、奴隷と貴族が明確に決まっていて学科試験によって奴隷が這い上がる仕組みがなかった。そうなると貴族から生まれた者が優劣に関わらず貴族を引き継ぐことになり、優れた遺伝子を吸い上げることができない。その頃の中国では世襲化を減らし、科挙で武や知の優れた者を身分問わず官吏登用していた。




