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18-8. なろう祇魂学をひろめよう! 桑田二郎さんのマンガで解きあかす観音経・般若心経

18-8. なろう祇魂学をひろめよう! 桑田二郎さんのマンガで解きあかす観音経・般若心経


 Zマンガ図書館というサイトでは、広告付きで本を無料で読める。その中で、4月に読んで感動した本が2つあった。


 最初は手塚治虫さんのような、崩したキャラのタッチで難しい昔の仏教の本を私的に解読するという趣旨である。


 最初は正直、ちんぷんかんぷんであった。しかし、何度か読んでいるうちに、自分が夢や直感でつつかれた「霊界の仕組み」と非常に似ていた。


 以下にリンクを貼っておく。興味ある人は、最初と最後だけでも読んで欲しい。


 https://www.mangaz.com/book/detail/201311


 https://www.mangaz.com/book/detail/201321


 「色即是空しきそくぜくう」であり、あるものはない、ないものはある。という本だ。

 5感で観測できるものをしき、観測できないものをくうとして、インドの仏教の教えを日本に渡来した5世紀頃から書き上げた。般若心経では、人々に現実と霊界の話をしても難しくて伝わらないため、方便(たとえ話)として簡単にして言い伝えたのだ。


 最初は自分も良く分からなかった。女の子を望めば女児を生み、男の子を望めば男児を生む。

 なんのこっちゃ、そんなのあるわけねぇよ嘘っぱち!と思ったが、これも方便で裏の意図は

 「ちゃんと勉強して分かった人だけちゃんと理解してね」という一種の伏線なのだ。


 アニメや漫画でも伏線というのは作者が意図して用意している。

 ①あからさまに見え見えの伏線演出を入れる。(作者もわかるように描く) ババン!レベル

 ②さりげなく、違和感ない程度に入れておき、ちゃんと伏線を改修する そっと…レベル

 ③真剣に探ってギリギリわかる伏線。 作者は気づけるもんなら気づいてみろ!レベル  ★進撃の巨人はここ

 ④作者が意図していなかったが、読者側が勝手に伏線扱いしたため、作者が後付けで回収した



 般若心経は、最初っから方便たとえだよ!と①のように公言しながら、内容がクッソ難しいため真意はまともに伝わらず、ただ言葉だけが書物として残された。

 中国だったら文化大革命の時に何もかも焼かれて残されていなかったかもしれない。良き文化を残す日本民族に感謝である。



 この2冊を読み終わった後、もっと読みたい!と思い、アマゾンで法華経の本を買った(2000円ほど)。楽しみである。


 

 そして、桑田二郎さんをウィキで調べたら2020年に亡くなっていた。85歳で大往生である。

 マンガで解きあかす観音経では、あとがきに彼の本音が描かれている。



 自分は読み終えてその感想がこれである。




 あ! 桑田さんの考え、俺と全く同じだ! なんつーかデジャヴ?



 







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