18-5. なろう祇魂学をひろめよう! タルパを簡単に作る
18-5. なろう祇魂学をひろめよう! タルパを簡単に作る
タルパとは何か? イマジナリーフレンドと言われる、子供の時の仮想の友達を自分で作るものである。
youtube等で検索すれば、簡単な作り方が色々と出てくる。
イメージして、どう返事するのかを想定して実際に聞き手に回る。続けると、相手から話しかけてくるそうだ。
もとはチベットの昔の仏教から来た文化だそうで、一種の多重人格を自分で作りだしたために、消すのが難しくなってしまうこともあるようだ。
ちょっと悲しい例だが、日本でも虐待による子供の多重人格の問題は時々見たりする。親の暴力に精神が壊れないために、自分自身に仮想の自分を作って「酷いことされている自分」を俯瞰してみるそうだ。そうすることで、毎日の虐待とは関係ない自分にして精神を保つのだ。虐待がなくなってもその人格が時々現れて悪さをしたり、精神病になったりする。
これも一種のタルパであり、自分の興味や利のためではなく自分を守るためのタルパである。
宗教によっては、瞑想や霊をおろす(自分に取りつかせる)ことで死んだ人と会話できる教祖さんはいるようだ。
タルパに関しては、何とも言えないが、これを宗教として取り入れるのも面白いと思った。
実際にできるかは知らないが、訓練すれば何か面白い結果が見れるかもしれない。
一般的な人間の知識として、「知ってること」「知らないこと」「生き物としてしっていること」「生き物としてしならないこと」に分別できる。
赤子として生まれてから、見たもの触ったもの、聞いたもの食べたものなど経験から来るもであり、無意識でも脳に情報が残っていて後から再生できる。
知らないことは、生きてきた中で一切知りえないことであり、今の学問ではこれは「0」とされる。
3つ目の生き物としてしっていること、というのは実際に本人が体験していないくても「体が自然と覚えていること」である。
人間は立って歩く。猫は四足歩行であり、二本足では立たない。(赤子の時に狼に攫われて育った娘は、四足歩行で口で直接食事をしていたが)
おそらく、一切の人間と接触をしないで育てると、立ち上がって手足を器用に使うだろう。
これは、生きていて誰かから教わったわけでもないのにできてしまう生理的な記憶である。
わかりやすい例なら、一切エロを知らない一人の原住民でも男女で性交ができてしまう。生き物の神秘と言いうものだろう。
4つ目は、生物としても知らないことだ。これは生物特有の情報ですらないものであり、2つ目の「知らないこと」をさらに絞った内容である。
①知ったこと ②知らないこと ③生物で体が覚えていること ④生物ですら知らないこと
タルパにおいて、自分の妄想で作り上げた人格が使えるのは①と③だけである。自分が経験したこと、生物として最初から持ちえた知識であることの2つだ。
霊界を考える時に、②と④が出てくる可能性がある。本人は一切知りえない情報なのに、正確な事実を突きつけられたら今のが学会はどうなるか?
既に「前世を記憶する子どもたち」の本の話をした通り、戦時中の機密事項を戦後かなり先の5歳の子供が正確に言い当てた事象がある。奇跡的にその子供がぼーっとテレビで見た戦闘機ではない、②本人が知らない知識を突然会得したのである。
タルパの概念はあまりよく知らないが、霊的には一種の「霊の受け皿」と考えている。アンテナである。
瞑想や妄想の訓練によって、別人格を作り、①③の知り得た情報を超えた②④知らない情報を引き出せるようになれば世界は変わる。
自分が言ってきた霊界の情報は「夢」「直感」から一部来ると予測している。
それに加えてタルパのような霊界の魂が入れるような脳内の人格の器を用意する事で、何かを伝えたい霊が入り込み、意図しないメッセージを受け取れるかもしれない。
それ以外にも、思考を遮断する行為として「喝!」がある。お寺でお師匠さんが背中から板をビシっと叩いてやるアレである。
仏教の般若心経を調べてみると、喝!で意図しない驚きがおきるとその瞬間は人間の思考回路が停止して「無の境地」になるそうな。
上司の意外な一言(同性なのに告白)を受けたら、一瞬で考えていたことが吹き飛び「頭真っ白」が数秒続くだろう。
何言ってんだこいつ…と思考が戻るまでの間、無の境地の感覚を掴めば意図的に意識と飛ばして霊界にアクセスできるかもしれない。
ちょっと話はそれたが、タルパの二重人格設定は面白そうなのでちょっとやってみたいと思う。