15.8 ドットで作る0~9のなろう文字
15.8 ドットで作る0~9のなろう文字
15章で色々書いた内容から、最強のなろう言語を考える。
①縦書き横書きをどうするか
②1次元、2次元、3次元の言語のどれか
③わかりやすさ、区別しやすさ、ルビ表示
④魔法が使える世界感では魔法で細かい表現あり
⑤カラーコードを適用するか?
縦書き横書きについては、縦でも横でも両対応できる日本語のようなブロック文字が候補になる
英語のように、筆記体で横にスラスラ書ける半角文字(横2文字で1ブロック)に利点はあるが、
マンガの縦に長い吹きだしには弱い欠点がある。漫画界においては、縦と横の制約がないほうが好ましい。
ブロック文字の弱点は、その文字だけ見た時に上下左右のどの位置から読むかが4拓になることだ。英語なら左か右のどちらかであり、読む方向を見間違うことはない。
①縦書き横書きをどうするか → 縦横どちらも表現できるブロック文字(日本語のようなやつ)
②1次元、2次元、3次元の言語のどれか → 無難に2次元文字
③わかりやすさ、区別しやすさ、ルビ表示
④魔法が使える世界感では魔法で細かい表現あり → そうなるだろう
⑤カラーコードを適用するか? → カラーコードなし
最後に残った③は、表意文字、表音文字の2種類を選ぶことになる。
表意文字は日本語の漢字で、「やま」「~さん」のような「山」という文字に意味がある。
表音文字は英語の「mountain」であり、「m」や「o」自体に意味はないが、「マウンテン」という表音で山の意味を持つ。
日本語のような漢字の表意文字、ひらがなカタカナの表音文字のハイブリッドは難しい。
ベースは表音だが、一部表意文字文字として追加できるようにする予定だ。
追加として、書きやすさ、時間効率の良さを重視するため「人筆書きしやすい構造」を目指す。英語は筆記体で横に手早く書けることに特化している文字と言える。ゆっくり書いて話す文化だった日本語は、はね・とめが多く時間効率が良くない。
次に人造言語と天然言語を選ぶ。
人造言語は、人為的に効率よく学習・対話筆記解読できるよう魔改造された言語である。天然言語はその名の通り、その時代や地域で長く使われて進化した言語である。
今回のなろう言語においては、本来天然言語であるはずだが。一種の異世界ワールドなので、魔術により人造言語を一気に普及させたという設定で、人造言語として扱う。
文字の1ブロックは8x8ドットで表現できる前提として進める。これを4分割した4x4の組み合わせで
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1 2 3 4 5
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6 7 8 9 0
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のような組み合わせで数字や文字(母音、子音)を決めていく。
▽、□、〇などのわかりやすい記号を入れて、英語や日本語のようなパターンを作って完成!
(細かい部分は言語学者に任せよう。というか、考えるのがめんどい)
最後の方は、かなり適当になってしまったが、なろう言語(宇宙言語)を考えるというテーマで進めてみた。
文字には、改ざんされにくいという条件も結構大事で、111円と書かれた手形を後から線を引いて777円に偽装することができると混乱が起きてしまう。
そうならないために、前の数から「付け足し」で改ざんできないように文字も工夫くする必要がある。
 




