15.7 なろうの魔法世界なら、色も言語に!? カラーコードという、色を使った文字表記
15.7 なろうの魔法世界なら、色も言語に!? カラーコードという、色を使った文字表記
QRコードは誰もが知っているだろう。スマホでピッとカメラで撮れば、そのままLINE登録したり、特定のウェブサイトに一発で飛ぶことができる。これがなかった時代は、URL(サイトへの地図)を直接打ち込んだり、検索していた。
QRコードは基本白黒で、中央にちょっとしたアイコンがある。
それをパワーアップさせたコード情報に、カラーコードがある。
白黒ではなく、原色(赤青黄など)の識別しやすい色をQRコードのようなブロックで表現し、スマホ等で読み取れるというものだ。
文字は本来、竹や神に刻んで見えた平面2次元を文字や絵と認識して他人は読み取る。削られたところ、削られなかったところのON、OFFの2種類である。それをわかりやすいように、白と黒で表現している。
それを白黒以外に、10色以上を表現できる。人間にそのカラーの細かい認識は難しいが、スマホなどの機械では簡単に読み取れる。これにより、1ドットの白黒2パターンが10パターン以上に情報量を増やせるのだ。
画像処理、変換処理、誤読ミス対策がちゃんととれていれば、少ない場所や空間に多くの情報を埋め込める。QRコードの枠の四角を作らなくても、細長い定規のような空間にも対応できるのだ。
これが対話する言葉として使うのは非常に難しい。「あかいりんご」「あおいりんご」の6文字ではなく、「りんご」という文字が赤色だったり青色だったりする。直感的に分かりやすいと言えばそうだが、実際はもっと複雑で分かりにくくなっているだろう。
これも前回の3次元言語と組み合わせて使う。
近未来SFにある、立体映像に色と文字が浮き出るようなものだ。1つのブロックに多くの情報が入れられるため、視覚的な通信に使えるかもしれない。
①色を使ったカラーコード取得が実用化されている
②現代の言語は白黒2色だが、色も入れたら面白そう
③なろう異世界で魔法が使えるなら、3次元のカラー文字があってもおかしくはない
 




