15.5 食べるの同義語が17個? 地政学で変わる言語特性。なろう異世界なら魔法特化した用語が多数
15.5 食べるの同義語が17個? 地政学で変わる言語特性。なろう異世界なら魔法特化した用語が多数
日本語は文法はシンプルでも、漢字が多すぎて習得が大変な言語である。その代わり、豊かな表現ができる。
食べるの同義語:喰う、召しあがる、召す、頂く、食む、召し上がる、食する、喫する、召上がる、召し、上る、食う、食らう、食事、召される、召上る
eat(食べる)の同義語: eat、 live on、 subsist
「食べる」と「喰う」では後者は野性的な感じがするだろう。何となくバキに出てきそうだ。他の言語と違って、状況や上下関係などによって表現が多くある。逆もしかりで、その地域に合った言語はより細かい表現がある。
顔の表現が豊かな英語なら「笑う」が10個以上ある。直接対面でストレートに笑顔で話す
家族関係(血族)が重要な中国では、中国語の祖先(祖母、祖父など)の表現が非常に細かい
雪国のイヌイット語は、雪に関する言葉が細かい
だから、異世界のなろう言語は「魔法に特化した言語」になるはずである。
日本語の中で、カタカナ英語を使わずに日本語表現できない言葉が多数ある。例えば医学だ。
ビーカー: 化学実験器具の一。平底円筒形で開口部が広く、注ぎ口のある硬質ガラス製の容器。
アイスなら氷、と元々あった言葉があるが、その言語圏で言葉がなかった言葉はそのままの表現で輸入する事が多い。一部、無理やり日本語に置き換えることもあるが……
実際に、まほうを使える異世界なら「呼び名が当て字になる位の細かい魔法表現」が来てもおかしくはない。例えばどんなのだ、と聞かれると困ってしまう。
魔力とか魔素、人ごとの魔力の度合い(小→中→大)、魔力の質や残量の表現、とにかく生活に密着していて欠かせない分野である。
魔力が3%以下のガソリン切れ寸前なら、ガンガンンバンバ!
98%以上で溢れそうならトトラトランベ!
もし「なろう言語」をガチ考察しているエッセイやサイトがあれば、是非教えてほしい。
まあ仮に、言語学者がなろう異世界をガチ考察した言語を作っても
分かりにくくて誰も読まないだろうね
なろう文字表現まとめ
①言葉はその時代や地域に特化した表現に進化する
②異国交流によって、不足分の言語は輸入される
③魔法のある異世界ナーロッパなら、魔法特化した表現が多数ある言語になるはず




