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3-1. 首を縦に振ったらYes、誰が決めた?

3. 誤って広まったものと共通認識

3-1. 首を縦に振ったらYes、誰が決めた?

 手振りだけで対話しろと言われたら、YesとNoをどのように表現するだろうか。はい(Yes)なら首を縦に振り、いいえ(No)なら横に振る。手で丸を描いたらYes、手をクロスしてバッテンを作ったらNoと表現するのがわかりやすいかもしれない。しかし、それは異世界でも通じるだろうか?


 答えはNoだ。地球の大半を納得させて広めた民族の共通認識がそうだっただけで、ひっくり返ることもある。突然宇宙から別の高度な知識を持つ新人類が表れて、地球人を抹消して乗っ取ったら、その新人類が持つYesNo表現が基準となる。首を横に振ること、手をクロスさせるさせることが「Yes」が新人類の表現ならば、全く逆の表現になる。


 同じように、異世界住人による手振りは必ずしも地球人共通の認識と一致しているとは限らない。なろう小説では「偶然にも文化が一致していた」で都合よく片付けている場合が多い。文化言動の違いをガチで考察しているなろう小説があったら是非紹介してほしい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 異世界なのに現代と同じ文化が成り立っているとか確かに疑問に思うものね。仕方ないね。 [一言] 数字に関しては、棒の数でカウントするということから、1,2,3などは異世界であろうと共通するこ…
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