15-1. 最強のなろう言語を考える 異世界なろうにおける言葉とは?
15. 最強のなろう言語を考える
15-1. 最強のなろう言語を考える 異世界なろうにおける言葉とは?
最強のなろう言語を考える。
異世界に転生した場合、大きく分けて2つのパターンがある。
①偶然日本語と完全一致していたか、神スキルや展開で違和感なく対話読み書きできる
②全く別言語なので、頑張って勉強するか、通訳を入れる
ほとんどのなろう小説は①である。面倒な障壁はなくし、すぐストーリーに没入できるようにしている。ごく一部の言葉だけ違って、それをネタにすることはあるだろう。
②の別言語だけど、何とか対応するパターンも存在する。アニメ無職転生では、違う言葉を使い分けている(日本語字幕入りで、全くの別言語で対話している)。地域や種族ごとに言語が異なるのは当然であり、時代の違い、星の違い、異世界の違いならもっと離れるはずである。
この章では、最強のなろう言語を考える、とあるが、実際は異星人が来た時の地球言語を作るならどうかを考える。
この時代のこの星で生きた人は、まず英語がグローバルな言語として使われている。プログラム言語もC#やJava、どれも英語で記述されているため、そういうモノだと割り切って考えているだろう。
しかし、どの言語にも一長一短があり、地政学と言語学は密接に関連している。その地域で必要だから、このように成長して分岐した。そういった流れを考えつつ、最強の言語を自分なりに考えてみる。
最初に言っておくが、自分は言語に詳しいわけでも、多言語習得者でもない。
なろう小説における、言語特性の参考として読んで欲しい。




