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13-7. 宗教に染まらず天地の経験を受け入れたこと④ ポリコレと独裁縛りは悲しい

13-7. 宗教に染まらず天地の経験を受け入れたこと④ ポリコレと独裁縛りは悲しい

 差別を叫ぶことにより、空想のメディアがマイルド規制になり魅力がなくなるという話をした。


 この世界では、表現の禁止は「不平等や差別」以外からくるものもある。




 それは独裁による表現の抑圧である。




 昔のソスターリーン、毛沢東、今の習近平のような大きな権力を持つものは、プロパガンダとして国民を洗脳して反乱を抑圧する。

 その結果、変な噂をする、反逆の小説を書くだけで粛清されることがあった。筆者は差別や不法をしたわけではない。


 その独裁国に生まれて育っただけで、表現が制限されたのだ。


 中国では進撃の巨人が原則禁止されている。国が腐っていて、主人公たちが国をひっくり返すストーリーだからだ。共産党が絶対の正義であり、国こそが一番頼れる存在ということにしたい偉い人は、転覆ストーリーアニメを見ることは不安分子でしかないのだ。


 面白いニュースにあった、くまのぷーさんが中国で禁止されているのも同じである。全く問題がないのに、その国でその時代にその人がいたから禁止されたのだ。

 プーさんを見て育ちアニメータに目覚めて世界展開する中国人が消えてしまったのだ。

 進撃の巨人のような濃密で国を巻き込む壮大なストーリーは中国では50年は生まれないだろう。

 中国には選挙という概念がない。だから、若者が日常生活アニメで選挙活動や報道をすることは一切ない。「あの当選議員、癒着で稼いでいるから俺ら正義屋がぶっこわす!!」みたいなことはない。漠然と議員が決まっていて、有能で国が豊かになる運営をして尊敬される、そんな平和で非現実的なプロパガンダアニメが続く。

 

 2021年のニュースで「習近平が二度死ぬから翠という漢字が禁止になった」そうな。

 ソーシャルゲームの主人公「高峯翠」がMidoriに変更されるなど、悲しい振り回しが続く。



 結果、中国はどうなったか?

  


 日本懲悪な水戸黄門ドラマ、政治に一切関係ないファンタジー人形アニメ、成功ジャンルの即パクローカライズで溢れた。


 一方、政治やプー制約、宗教による黒塗が少ない地域や民族は「縛られない自由な発想」ができる。もちろん、日本にも独自の制約や文化的な偏りはあるが、それでも他国と比べて表現の自由は大きい。



 これが、今のなろう小説の海外輸出のひとつの要素となっている。




まとめ

 宗教縛り、平等・差別によるマイルド化により表現の自由は減った。日本は割と自由に表現できる



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