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いうなれば、ギミック稼働。
「なんも起こらねーな」
最初は、ただ触ったのが始まりだった。
ちょい押してみ?
ちょっと押してみ?
いや、限界まで押し込んでみるしかないよな?
触っても何も起こらず。今では光るタイルは踏み抜いて、同じく燭台はもぎ取って、ヤバげな像は台座ごと殴る蹴る。
好奇心がネコを殺すとか、普通なら非難されそな行為なんだが、一人無双の世紀末覇者がここにいる。
オレも止めない。真一呷るがちょい下がり位置で停止。
「光るだけだから、明かりなんじゃないかな」
「こんなギミックがあるくらいだ。罠が発動したっておかしかないハズだろ」
はい。落とされて、αとβな二つの機体に分裂や、スパイク装備させられてみたりするんですね。
そういや、WZなGの機体なら上の性能だけで、足無しで有名な機体圧倒できるよな。
足いらない?なら、人も泣き別れしても問題ない?
いや、人にそんな機能ないから別れちゃダメだわ。
「動け動け。今動かなかったら何にもならないだろ。お願いだから動けってのっ!!」
ギッコギッコと綺麗な石がついた石像の杖を動かしまくる健。
生き別れを拒否っといて、三人おまとめでの罠渇望すか?
本当なら、レバーかなんかで、宝石をもぎ取ったら落ちるとかの罠発動するんだろうけど、全く機能してないのは、シンクホールが起きたせいで、罠に影響でたんだろか。
「ちくしょうもいでやる」
パキリとなんかの宝石げと。
「そう言えば、普通に罠あるけど、ダンジョンの罠って自然発生するのかな? 」
それとも設置?
「罠はダンジョンも、ラビリンスと変わらないっていってたぞ」
罠が自然発生するって世界って、どうゆうシステムで成り立ってんだろう。
まぁ、立ち入り禁止場所だから、ここの罠の事を人に聞く訳にもいかない。とりあえず、ない知恵を絞り、そこらを三人で話し合う事にしてみる。
「只単に、騎士団が作った非常灯なだけの可能あるか?」
「でも、それだけだと、ギミックが付いてる意味がないよ」
「そこは、ギミックへのロマン…って奴じゃないか?」
ロケットパンチのポーズをしながら健さんはキリ☆
チクビームとオッパイミサイル装填しました。(キリ☆
片乳ミサイルなんて卑猥ね?
「健、それは無理がある」
「ボケたのになんだよ!真剣に受け取るなよ!?」
説もそうだが、凛々しい健も無理だ〜。
真一は、そのままその口でこう曰う。
「あのさ、ちょっと僕らから離れた場所歩いてくれないかな?」
「「!?」」
至極明るく軽く。
そこまで言うか?みたいな感じで動き止まったわ。
「あ、違うよ?ボクら三人で歩いてるとそこら辺り光り出すけど。あっちとか、遠くは全く光ってないからひとりだったらどうなるかなって」
「なるほどな。他人扱いされたと思ってビビったぜ」
「はは、人前で犯罪やらかしたならともかく、三人しか居ない場所で何言ってんの」
それ言外に、人前ならそうするとか含んでないかい?
「犯罪したら他人扱いは基本だが、基本的にウチら犯罪はしないだろ」
「影丞、忘れてるかも知れないが、俺ら二人は一応刑罰受けたばっかだぜ?」
「未成年で、罰金だけで済ませて貰ったけど、普通は払えなくて坑道送りだからねぇ…」
ゲヘヘヘと下品な笑い声を上げる二人。
「え、結局あの小屋破壊は犯罪ですか?」
「おお、なんか罰金も刑の内らしいぜ」
「僕らにふっかけきたの向こうなのに、おかしいよね?」
いや、新築壊しといて、おかしいもクソもないと思いますがね?
「設計士がア〇ハだったんだろ」
「ああ、それだよ。きっと一級不法建築士〇ネハが、企てた巧妙な建築物だったんだよ」
とりあえず、リアルにヤバいから、人のせいにすんなよ。
「バロスしたくせに」
「流れ作業なめんな」
「今のボクらなら、小屋じゃなくて、本館バロスも狙えるよね」
「軽いな。機会が出来たらやってみるか」
「前回は、言葉だけだったから、ああなったみたいし、次はしっかり策を練らないと…だね」
解体小屋にげて?
「とりあえず。テロ計画はやめい」
「…テロじゃねぇよ。」
「嫌がらせに、うっかり壊れたふりするだけだよ」
―お巡りさんコイツです。
主犯真一の実行犯健。
オレは無実だ。
「まぁ、普通に考えて機会なんかないだろ」
「もう、キロじゃ済まさないし、二次災害くらい引き起こしてみせれるんだけどね」
「ここら、ポポタン埋蔵量が異常だから、期待はできるな」
やんやん?
ポポタンの山か?そんだけ集めたら、ポポタンだけで一財産稼げるわ。
まぁ、値崩れ起こすから買い取る側がまず渋るだろうよ。
タイトルに意味はない




