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魔法強化複製《イヴィル・トレース》

更新遅くなりましてすいません。

ルビの使い方知らなかったなんて言えない…。

リリィの口から放たれた龍の息吹が落ち着いた頃、アルティナは目を疑うことになる。


ノクスが髪の白い少女と抱き合いながら接吻をしていたのだ。


あまりの衝撃に思考が停止した。


あれ?あれ?どういうことだろう?

どういう状況なんだろう?

あの娘は誰なんだろう?

どうして、キスを、しているの?


リリィの龍の息吹からノクスが無事だったのは良かった。

しかし、心配していただけに無性に裏切られた感覚がアルティナの中を駆け巡った。


ふぅ、落ち着こう。

私はこれでも一国の王であり、姫なのだ。

感情に身を流すようなことがあってはならない。

自分勝手な行動は国全体を窮地にさらすものだ。


目を閉じて深呼吸を繰り返す。

決して現実逃避をしているわけではない。

きっと次に目を開けた時には、私は落ち着いていられるだろう。


…。


よし、目を開けよう!

ゆっくりとアルティナは目を開けて、周囲の状況を確認する。


「………」


結果から言えば、状況は先程から全く変化していなかった。

未だにノクスは少女と口を合わせていたし、ついでに言えば、少女はかなりの快楽を味わっているらしく、小刻みに震えていた。


ノクスとの触れ合いを今まで我慢してきたアルティナにとってこの出来事は許容範囲を超えていた。


自身の中に嫉妬と怒りが込み上げてくる。

あの女は絶対に後悔させてやろう。

私とノクスの初めてを奪ったのだ。


さて、どうしてやろうか?

アルティナの中でアリスへ対処が決まり、冷静さを取り戻して気付く。


あの少女は魔族だ。

しかも、最上位の魔族だと断定して良いだろう。

少女から溢れる闇の魔力が、少女の強さと魔族の中で最上位である事を物語っていた。


少女が魔族であるという事は、まさか魅了をノクスは受けているのではないかと思考に至る。

若干の希望的観測がアルティナにあったとはいえ、アルティナの答えは結果的に正しかった。


そうと思考が至ってからのアルティナの行動は的確で迅速なものだ。

彼女の正しい思考と指示力がこの国を発展させ、また、繁栄している要因かもしれない。


「リリィ!その少女は最上位の魔族です!絶対に逃さないように!」


アルティナはすぐ様近くの兵を呼び、国民の避難誘導を開始し、軍と教会に至急救援要請を出すように指示する。


一通りの必要な指示を終え、アルティナの少し後ろで待機する少女に向き合う。


「ステラさん、頼めるかしら?」


「アルティナ姫のご命令ならば、なんなりと。

私は臨時ではありますが、今は貴女の騎士です。

教会からも貴女の指示を優先するようにと言われております」


「それは助かるわ。

では、よろしくお願いしますね。

聖騎士、ステラ・ルーンライト。

あなたには最上位魔族から聖騎士候補のノクスを救出、及び最上位の魔族の捕獲を命じます」


「はい、神と天使の名の下に!」


ステラはアルティナに一礼すると、ブロンドのサイドポニーを揺らしながら、自身の腰にある聖剣に触れ、最上位魔族アリスの元へと向かった。




どれほど長い間アリスはノクスと接吻していたのだろうか?

アリスはようやく体を駆け巡る快楽と恐怖から解放された。

解放されたといっても、まだかなりの余韻が残っており体は全く動きそうもない。

無理矢理にでも体を動かそうものなら、再び残った余韻に悶える事になりそうだった。

しかし、このままではマズイ。

自身の姿が見られ、ノクスの魔力を流し込まれた所為で自分の魔力が制御出来ずに溢れていた。

恐らくは魔族だという事に気付かれているだろう。

更に先立って問題なのが、目の前にいるドラゴンをどうするかであった。

万全の状態ならば、あらゆる方法でどうにでもできただろうが、今の状態では指一つ動かすだけでも体が痙攣するのだ。


幸いな事にもドラゴンが襲ってくる気配はないが、こちらを逃がしてくれる気は無いらしく、何かしようものなら攻撃に打って出ると巨大な翼で威嚇している。


ノクスも気絶したまま動く気配が無い。

しかし、どうした事だろう、ノクスの顔を見るだけで体が熱くなり、胸が苦しくなる。

ノクスの魔力が体に流れ込んだ時に魅了の効果も逆流したのだろうか?

それにしても意図的か反射的はわからないが、私にあれ程の魔力を送り込むなんて…。

アリスは確信する。

やはりノクスは魔王たり得る存在なのだと。


そして、ゆくゆくはノクスと契りを結ぶ事になるだろう。

好きにして良いと言ったとはいえ、アレほど激しく滅茶苦茶にされるとは思わなかった。

責任を取ってもらわないと、優しくしてと言ったのに…。


先ほどの快楽と恐怖を思い出してしまい、余韻がまたも全身を駆け巡った。


「…っ、うぁ、あ…」


アリスがこうなるのも仕方が無いだろう。

それ程までにノクスの魔力は純粋なまでの漆黒、何者にも干渉できず、あらゆるものを黒く染める圧倒的な闇の魔力なのだ。


それが魅了と相まって全身を駆け巡るという状態は、最上位の魔族であるアリスのあらゆる防衛措置を片っ端からぶち壊していきながら、魅了の効果の一つである媚薬効果、身体感度強化の影響を受け、体の隅々まで破壊(恐怖)と快楽を持続的に与えていた。


これを受けて普通でいられるはずがない、むしろよく自我が持ったと、アリスの最上位魔族としての有能さが伺える。

しかし、もはやアリスはノクス無しでは生きられないといってもおおげさではないだろう。


ノクスの様な魔力保持者が他に入れば代用は効くかもしれないが、魔族は特異な魔力に干渉されると、断続的にではあるがその魔力を求めてしまうのだ。


つまり今のアリスは後に引け無い状態なのだ。

最悪ノクスに断られたとしても、他の魔王候補を探す事は出来た。

しかし、今ノクスの特異魔力の干渉を魅了付きで受けたことにより、アリスにとってノクスはなければならない存在になった。

どれほど拒絶されたとしても、無理矢理にでも魔王に、或いは少なくとも生涯を共に過ごしてもらわなければならない。


アリスの体が特異魔力を求めてた時にノクスがいなければ、それこそ自我を保っていられる保証は無い。


兎にも角にも早くこの場を離脱しなければいけない。

できれば使いたくなかったが、そんな事も言っていられる余裕はないだろう。

既にかなりの時間が経っているはずだ。

アリスが正真正銘の奥の手、最後の手段をつかうと決め、右眼に手を伸ばした時、背後から神々しいほどの光を彷彿とさせる白い魔力を感じ取る。

相手が聖騎士であると知るには、十分な魔力だった。




闘技場の階段を下りながらステラは思考する。

相手は最上位魔族なのだ。

どんな魔法を使ってきてもおかしくはない。

最大限の警戒を持ってして挑まなければ、いくら魔族にとって有効な光の魔法を得意とする聖騎士であれど、油断すれば一瞬でこちらがやられる可能性は十分にあり得るのだ。

更に相手はノクスという聖騎士候補を人質に取っているらしいし、人質を盾に取られると少々厄介だ。


まだステラは聖騎士になって長くないが、最年少で聖騎士に任命され、聖騎士の最高幹部である円卓の騎士の称号を与えられた。


聖騎士の代表たる円卓の騎士が敗北など許されるはずがない。


「…初めから全力でいこう」


ステラはそう呟くと、自身に秘めていた膨大な魔力を放出させた。

全身が光の魔力で光り輝くその姿はさながら天使の様で、彼女が紛れもなく聖騎士の中でも取り分け優秀な事を意味していた。


階段を下りきり、開けた闘技場のほぼ中心に最上位魔族とドラゴンの姿を確認する。

警戒をしながら近付くが、決して遅いわけでは無い。

こちらの魔力を放出しているのだから、既に魔族に気付かれていて当然なのだ。

あまり慎重になり過ぎてゆっくり近付いたところで、不意がつけるわけでは無い。

魔力を放出した時点でステラは魔族の攻撃を受ける事を前提として戦う事をを選んだ。

相手の魔法やスキルを力で押さえ付ける豪快な戦い方は華奢なステラには一見、不釣り合いに見えるが、彼女が一番得意とする戦い方だ。


魔族との距離が五メートルほどになった時、ステラは自身の持つ聖剣エクスカリバーを抜き構える。


「魔族に告げる。

人質を開放して、降伏しなさい。

命の保証はでき無いですが、少なくとも今は無益に争う事はありません」


ほとんど意味をなさ無い忠告を伝える。

どこの魔族が抵抗せずに降伏するというのだ。

相手が最上位の魔族ならなおさらだ。

と、思っていたのだが、魔族が襲ってくる素振りがない。

警戒しながら剣が届く位置まで移動して、ステラは拍子抜けする事になる。


剣を魔族の首筋に当てて、表情を確認したのだが、剣が軽く触れた瞬間、魔族は大きく身を震わせた。

大きな瞳からは涙が溢れ、息が荒れている。

その姿は見る者を惹き付ける。

アリスの涙には魔性の力がある事も相まって、ステラは純粋にこの魔族は可愛いと思ったのだ。


ステラは無意識に剣を首筋からゆっくりと体をなぞる様に下へと移動させる。

胸、腹、足と剣を移動させる間に体を震わせて声を出さ無い様に小さく抵抗するアリスの姿が、可愛いくも淫靡でステラはその表情に惹かれた。


「ねぇ?気持ちいいの?

気持ち良かったら声を出してもいいのよ?

ここかしら?それともこっち?」


聖剣を巧みに操り、敏感になっているアリスの肌に触れる。


「ちょっ…と、なに…するのよっ、やめっ…な、さいっ…あっ、うぁ…んんっ」


アリスの抵抗も虚しくステラにされるがまま弄られる。


誰がどう見ても聖騎士と最上位魔族には見えないだろう。

ドラゴンのリリィも開いた口が塞がらない、こいつらは何をしているのだと首を捻る。


誰もが完全に油断していただろう。

意図せずとして、というか、不本意ではあったがアリスにとってこれ以上無いほどの侮辱を受けて端的に言うと、吹っ切れた。


「もういい…発動せよ!

我が名を持って命じる、我が敵を拘束せよ!

魔眼グレイプニル!」


本来魔法を使用するには、魔法陣や詠唱を必要とするのだが、魔眼はこれの例外である。


魔眼はその眼の中に既に魔法陣が形成され、魔力を込めるだけで即時発動できる。

強力な魔法の発動には時間がかかるのに対して、魔眼保持者であれば、魔法陣を魔眼に予め形成しておくだけで発動するとができるのだ。


アリスの右眼に魔法陣が浮かび上がり、魔力が急激に高まる。

突如として、空間に無数の穴が開き、膨大な数の鎖が飛び出す。


その鎖はまるで意志を持っているかのように動き、ステラとリリィに襲いかかる。


「魔眼保持者だったの!?」


驚くステラに対して、リリィは溜息混じりに呆れたかのように天を仰ぐ。


リリィも魔眼を持っているのだが、使用するにはもはや手遅れだった。


ステラは紙一重で回避したが、巨大なドラゴンであるリリィは数多の鎖に拘束する。

更にグレイプニルは拘束された者のありとあらゆる行動を封印する。


身動き一つ取れないどころか、魔法やスキル、当然魔眼を使用する事もできない。


この隙にアリスは翼を広げ、ノクスを連れて飛び去った。


空に飛ばれてはステラには手の出しようがない。


アリスの飛び去った方向を確認して、聖剣を握る手に力を込める。

リリィを拘束する鎖に向けて聖剣を斬りつけたが、鎖は全く切れる気配がない。


聖剣の力を使えば「壊す」ことはできそうだが、ここまで膨大な鎖の量となると一人ではどれ程の時間がかかるのかわからない。


一先ずは増援を待つしかない。

やはり最上位魔族相手に油断し過ぎていたと反省するステラではあったが、密かにアリスを手に入れる術はないかと思考していた。

突然の頭上から聞こえた声に我に帰る。


「ステラさん、受け止めてもらえるかしら?」


そう言って降ってくるのはアルティナ姫だった。

あまりの出来事に目を見開き、急いで両手を広げ受け止める。


「アルティナ姫!危ないですよ、危険なことはおやめ下さい」


「危険な事はしていませんよ?

ほら、傷一つ付いていません」


そう言いながらリリィに近づきアルティナは鎖に触れる。


「…壊れろ」


一言だった。

アルティナが鎖に触れて、一言呟くと数多の鎖は一瞬で砕け散ったのだ。


これには流石に聖騎士といえど唖然とした。

アルティナ姫が王座にいる以上、ある種の力があるのだと思ってはいたのだが、この力は底が知れない。


魔力の高まりが感じなかった為、何らかのスキルなのだろうか?

しかし、聖剣で切れない鎖をいとも簡単に砕くなんて、いったいどんなスキルなのか見当もつかない。

驚くステラを横目にアルティナはリリィに指示を出す。


「まだそんなに遠くに行っていません。

リリィ、あなたの飛ぶ速度なら追いつけるでしょう。

ノクスをお願いしますね」


リリィは首を縦に動かした後、アリスの追跡を開始する。




「…重い」


アリスはノクスを連れて飛ぶ事に苦戦していた。

誰かを連れて空を飛ぶ事など今までなかったのだ。

思うように飛ぶ事ができず、ノクスの魔力を浴び、聖騎士に敏感な所を弄られ、魔眼を使用する事で魔力もだいぶ使ってしまった。

疲労困憊、ヘトヘトである。


もうこれ以上何かが起こったら、ギブアップである。

そんな事を考えていた時だった。


後方より高速で接近する高い魔力を感じ取った。

しかも、この魔力は知っている魔力に類似している。

でもそれはあり得ないだろう。

グレイプニルは捕らわれた者が抜け出す事は不可能であり、外部からも如何なる方法を持ってしても一朝一夕に解除できる魔法ではないのだ。


それはない。

そう断言して、後ろを振り返るアリスに絶望が待っていた。


先ほど奥の手のグレイプニルを使って捕らわれた筈のドラゴンがこちらに迫っている。

しかも既に魔力の高まりが感じ取れる。

リリィの魔眼に魔法陣が浮かぶ。


あの広範囲に及ぶ火炎、龍の息吹ドラゴンブレスとは違う、更に強力なものが放たれようとしている。


「やばい、絶対に避けられない!

ちょっ、ちょっと!寝てる場合じゃないわよ!

早く起きて、この状況をなんとかしなさい!」


藁にもすがる思いでアリスはノクスを揺さぶり、状況打破を求める。


一応魔王の素質があるのだから、何かができるかもしれない。

むしろ何もできなければヤられる事になる。


「早く!起きなさいよ!死んじゃうから!

この状況をなんとかしなさい!」


「…わかった」


ノクスはほとんど無意識だった。

目覚めたばかりで意識が朦朧としていたのだ。

浮遊感を感じながら虚ろな目でドラゴンを見る。


「…スキル、発動。魔法強化複製イヴィル・トレース


アリスとノクスの魅力チャームはそれぞれ曖昧な形で作用していた。


アリスの場合はノクスを好意的に感じてしまう(特異魔力を体に流し込まれる経験は、アリスがノクスを意識せざるおえない)ことと、ノクスの特異魔力を定期的に触れなければならない。


ノクスの場合はアリスの強い思いを持って、ノクス自身へ向けて発した言葉に応じようとする、というものだ。


つまり今がそうなのだが、アリスの危機的な状況打破を要求されたノクスは無意識に自身の持てる全ての力を使おうとし、新たなスキルを獲得する。


魔法強化複製イヴィル・トレースは詠唱や魔法陣といった相手が発動した魔法を自身の闇属性魔力を付与して複製し、自身が相手の魔法を使えるスキルだ。


当然ながら魔法の発動には相手と同じ手順が必要であり、それに応じた魔力も消費することとなるが、ノクスの発動する魔法には闇属性付与の効果に、特異魔力の性質も同時に付与されている。

ノクスの特異魔力の性質は深い闇の様な絶対的な「拒絶」だ。

あらゆるものを飲み込み、あらゆるものを寄せ付けない。


この性質によりノクスの魔法強化複製イヴィル・トレースによって発動した魔法は、魔力を飲み込み、魔力を寄せ付けない性質を得る事により後手必勝の魔法となる。


相手からするとたまったものではない。

自分が放った魔法が相手に複製されるた事はおろか、自分の魔法が打ち負けて相手の発動した自分と同じの魔法が迫ってくるのだ。


そうとは知らずリリィは魔眼を使い、魔法を発動する。

口から火球を放つ魔法「龍の豪火球メテオブレス」だ。


「我、ヒトでありながら龍の力を求めしモノ

我が魔を持ってして、その願いを聞き届け

灼熱たる太陽が如き、流星たる威力を示せ

この龍が放つが如し豪火を受けよ。

龍の豪火球メテオブレス!」


リリィとノクス、互いの魔法がぶつかり合う。

まるで赤と黒の太陽がぶつかり合うかの様に見える魔法の衝撃は、暴風となって周囲を圧倒する。


均衡に見えたのは一種だった。

黒い火球は赤い火球を飲み込みリリィの近くで爆ぜる。

直撃こそしなかったものの、リリィは爆炎と暴風に巻き込まれ地面へと落下する。


アリスとノクスは事の終始を見納めて唖然とする。

アリスは当然、ノクスの魔法に驚き、改めて魔王の素質を感じていた。


ノクスは無意識に行った行動に頭の整理が追いついていなかった。

どうして自分は空を飛んでいるのか?

何故この様な強力な魔法が使用できるのか?

全く理解が追いつかない中で一つだけはっきりしている事があった。


自分は今、アルティナ姫の愛するドラゴン、リリィを撃ち落としたという事だ。

読んでくださった方ありがとうございます。

ついにチート能力、後手必勝の魔法複製が出てしまいました。作中でバランスを崩さないといいのだけど…。

魔法の名前は適当です。

ネーミングセンスが欲しいです。

因みに魔法の強さは詠唱(本文の行数)に依存しています。

因みにサブタイをステラのセリフ「ねぇ?気持ち良いの?」にするか悩んだの秘密。

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