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プロローグ



あ〜もう、何でこんなに世の中くだらないのかな


恐喝、いじめ、窃盗、暴力…

くだらねぇ

自殺、リストカット、援助交際、暴漢、喧嘩…

なんだそりゃ

授業崩壊、留年、落第、赤点…

あ〜めんどくせぇ


大人は言うよ、狭い世界で生きるから、現代の子供は危ないんだって。

狭い、今ある問題を直視しすぎるから、すぐ危ない方に走るんだってさ。

例えば、さっき言ったリストカット、自殺、援助交際、いじめ…

あまりに問題を直視しすぎて自分の中で爆発しちゃう。

…でも、狭い世界を見せたのはどこの誰だよ?

大人が俺達に狭い世界を無理矢理見せてるんだろ

「勉強勉強」

「これじゃあ赤点だぞ」

「お前はこのままじゃ留年だ」

「いい大学・いい高校に行きなさい」

「うじうじするな」

「やられたらやりかえせ」…


なぁ…これは誰の言葉?


大人が全て悪いとは言わないよ。

ただ、大人は無理を言い過ぎてる。


俺達は狭い世界でしか生きられないんだよ。

それだけでいっぱいいっぱいなんだよ。

目の前の問題から目を背けらんないんだよ。


あんたらだって子供のときからそんなに広い世界を見てきたのか?

俺達はまだ未成年で、未完成なんだよ。

俺達は俺達のテリトリーでしか生きられない。

生き方がわからない。


何で大人は…それを忘れた?

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