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どういう人間なんでしょうね……

 私自身学生なので、殆ど横文字を使う人間に出会ったことがありません。

 しかし、ネットを見ていれば大変に横文字を並べ、理解に欠ける文章を書く人を時折見つけます。

 例えば、アサインであるとか、コミットであるとか、エビデンスであるとかね。


 私自身が、無教養である為にこういった横文字に忌避感があるのでは、と疑われるかも知れません。勿論、その可能性は否めないでしょう。

 しかしながらねぇ、私には少々横文字を多用する必要性が分からぬのです。


 単に私の理解力不足というのもあるでしょうが、結果的にそれは伝達者、伝える側の伝達能力の不足であるとも言えると思います。

 例えば、アサインであるとか、コミット、エビデンスであるような言葉は、よくよく考えればその意味が分かると思います。

 前から割り当て、関連、根拠という比較的簡単な言葉でありますからね。


 しかしながら、そのよくよく考えるという工程は、無意味でしょう。

 今なお私が無教養であるのが悪い、と思う方もおられるかも知れません。

 けれど、非効率的であり、一般的に伝達する言葉として相応しくない、もっと相応しい言葉がある内にその言葉を使うというのは、何とも馬鹿らしいことだと言えるでしょう。


 さて、そんな言葉を多用する人を見れば、何とも憐れな気持ちになります。

 嗚呼、きっと無教養なのだな、と思わざるを得ません。


 自分に欠点を見つけた人間というのは、その欠点を覆い隠すようにそれに関わる自慢をする、というような印象が私にはあります。

 たとえば、自身が貧困家庭で育ったことを恥じている人は、今がお金持ちであることに固執して、それを喧伝します。


 ですから、こういった横文字を多用して、伝達に関する不利益を考えない種類の人間は、自身が愚かであることを隠したいのだろう、と私は思います。

 また、その自身の愚鈍さを隠す為に、他者を顧みない非社交的なことも彼らの無教養さの印象を強くするのだろうと思います。


 なのでまとめれば、必要以上に横文字を使う人間は、頭良く見られたいイタい愚か者であると言うことでしょう。


 ……あっ、ただし例外もあります。

 それはIT業界です。

 一応私も開発系のお勉強をしていて、それ関連で授業を受けたことがあるのですが、これの場合は基本的に相応しい日本語の表現がないので、横文字が多用されます。


 例えばなじみ深い物で言えば、「ドメイン」というようなものがありますが、正直コレの良い感じの日本語があるかと言えば甚だ疑問です。

 ネットの住所のようなものなのですが、これを毎回言うのは面倒なのです。

 トップレベルやセカンドレベル、サードレベルなどと階層分けされても居るからね。


 だからこそ、「ソースコード」やら「DNSサーバー」やらなんやらも含めたコンピュータ系の言葉は、横文字が多用されます。

 その故に、横文字を多用する人間がIT系の業種であれば、その人間は決して愚鈍でないことを忘れないで欲しいです。

 正直、それしか伝える方法がないのでね。

あっ、ちなみにこの文章の中では、横文字が一般的な「ネット」や「コンピュータ」などの名詞、または例示以外には、たぶん横文字が用いられていません。

そっちの方が面白い、と思ったので。

ですから、何か横文字が使われていたら教えて頂けると嬉しいです。直ぐに直します。


追記

何故なのでしょうか……

きっと私の確認ミスでしょう。

短編にしていると思ったら、連載にしていました……

なので、明日か明後日くらいに適当な話を書いて、それで完結とさせて頂きます。

……何故なのでしょうね……

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― 新着の感想 ―
うん、すごく同意。とてもとてもその通りだと思います。 ただね、オトナな大人は皆「あぁこの人はこういう人で、でもこう見られたいんだな」とわかってて、敢えて指摘しないのよ、めんどくさいから。そっと鼻で笑う…
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