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必ず両方味わってヤる。

俺の名前がこんな感じで決まった。


「いけ!そのまま真っ直ぐだ息子よ!」

「違うわ!左よ!」

「さあ、こっちよ!」

「坊っちゃま、こちらにくればスカートの中ぐらいなら見ても良いですよ?」


若干心が揺れることを言ってる奴がいるが、あいつの札はダメだ。女大好きヤり太郎なんて名前になったら一生引きこもって女とヤりまくってる人生になる。あれ?それって良くね?と思ったが、せっかく異世界に来たんだから冒険なり侵略なりしたいからな。


そんな訳で、一般的?な魔族は子供の名前を、家族、親しい者がそれぞれ札に名前を書いてそれを赤子から10メートル程離し各々立てる。


そして、赤子が選んだもしくは触れた札の名前が赤子の名前となる。地球とは違った決め方で中々面白い。そして転生で良かったとつくづく思う。自分で選ぶことができるし、何よりエリカという心が読める味方がいる。


「ぬおぉぉ!選ばれたのはエリカの札か、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだ!だが、おめでとうエリカ!良かったじゃないか!」

「あらあら、やっぱりエリカが選ばれたのね。おめでとうエリカ。良かったわね」

「エリカお嬢様、今ならまだ間に合います。私の札と交換しましょう。エリカお嬢様も言ってたじゃないですか、私が考えた名前の方が坊っちゃまらしいと」

「パパ、ママありがとう。アナスタシアはくたばりなさい。私はそんなこと言った覚えはないわ。ああ!ライガ、そんな不安な顔をしないで絶対あんな名前になんかさせないから」


てな感じで俺の名前はライガに決まった。ちなみに、母親がリリアーナ、父親がラインバルト、姉上がエリカとなる。ちなみに魔族は日本で言う苗字が無い。楽で良いなと思った。あと、カタカナの名前ってカッコいい!異世界転移or転生したら絶対カタカナの名前にしようと決めていた。


コンコンコンコン


俺の名前も決まりみんなでワイワイしようかという時に扉がノックされた。


「失礼しま〜す。魔王様〜」


ガチャ


食堂に入って来たのはメイドだった。ただし、食堂の中にいるメイドとは違うメイド服を着たメイドだった。何が違うかと言うとスカートの長さだ。アナスタシアを含め5人のメイドは全員ロングスカート、それに対し、入って来たメイドはミニスカート、さらに白のニーハイソックスが織りなす絶対領域。素晴らしい。あの太ももにダイブしたい。


しかし、彼女の武器はそれだけでは無い。それは胸だ。大きい。母親のGパイを超えている。おそらく愛パイだ。あの谷間にダイブして揉みしだきたい。ちなみに髪は茶色でなんか抜けてそうな美人だ。


「む?おお、ルーナではないか、一体どうした?」

「は〜い。ジージャ様がそろそろ会議を始めたいので魔王様をお呼びするようにと仰ったのでお呼びに参りました〜」

「ぐっ、じいめもう呼びに来おったのか、おのれ行きたく無いが仕方あるまい。すぐに向かうとするか」

「魔王様がすぐに向かってくれて嬉しいです〜ところで、その子が噂のご子息様ですか〜?」


噂?何それ?


「うむ!我が愛する息子だ!それと名前は先ほど決まってライガと言う!色々頼んだぞ」

「は〜い、わかりました〜私の名前はルーナって言います〜ライガ様これからよろしくお願い致しますね〜」


…凄いな。魔王の父親に対する喋り方もそうだが、こいつかなり強い。アナスタシア、父親、母親と同じ強さ?…わからん。今の俺ではただただ強いとしかわからない。俺自身が強くなるまではなるべく怒らせないようにしないとな。


「よろしくルーナ。その愛パイ揉んで良い?」

「⁉︎⁉︎」×家族

「フフフ、それでこそ坊っちゃまです」


…ヤっちまった。驚く家族達。クスクスと笑うアナスタシア。そして、ルーナはと言うと…


「わ〜噂通りですね〜こんなので良ければ良いですよ〜」

「え⁉︎マジで⁉︎こんなのなんてとんでも無い!最高の愛パイじゃないか‼︎では、さっそく…⁉︎」


父親の腕の中からルーナの胸を触ろうとすると背中に強烈な寒気が⁉︎これはまさか…


「…ライガ」


!!ビクンてした!めっちゃビクンてした!ヤバイヤバイこれはバッドエンドルートの可能性が…


「…あ、姉上、これはその…」

「…ルーナの胸揉みたいの?」


女の低い声ってなんでこんなに怖いんだ…姉上に嘘は通じない…正直に逝くしかない。南無三!


「…も…揉み…揉みたいです」

「…良いわよ」

「⁉︎姉上⁉︎今なんと⁉︎」

「…変な喋り方ね。まあ良いわ。揉んで良いと言ったの、ただし!私のを先に揉んでからね。私より先に他の女とエッチなこととかは絶対ダメよ!したらそいつを殺してやるからね」


な…なんだと!そんな条件…余裕じゃないか、好みの女を殺されるのは困るがエリカを先にヤれば良いだけだ。良しまずはエリカの胸を揉んでルーナの胸を揉みしだいてヤる。


「分かったよ姉上。じゃあ今から姉上の胸を揉んで良いかい?」

「!ええ!もちろんよ‼︎」

「「ダメだ(よ)」」


え?父親と母親がハモった。


「残念だが息子よ。エリカとはそういうことは、まだダメだ」

「そうよ、ライガはまだ体が出来上がって無いんだから、もう少し我慢しなさい」

「ええ⁉︎姉上の胸を触るだけだよ?エッチはまだしないよ?」


てか、出来ないだろ!この体でどうやってエッチするんだ!触るぐらいはセーフなんじゃ?と俺が思っていると…母親が首を振って言う。


「ダメよ、エリカが止まらないわ」

「?止まらない?姉上大丈夫ですよね?…⁉︎」


俺はエリカの方を向いて驚いた。そこに居たのは普通の美幼女では無かった。そこには発情した美幼女が居た。鼻息荒く目が血走ってる。ぶっちゃけ見た目が美幼女で無ければ全力で逃げたいぐらいな顔をしてた。


「あ…姉上?」

「ふぅっふぅっ、ん?何?」

「姉上、俺が姉上の胸を触っても我慢できますよね?」

「……ふうっふうっ…無理かも」

「……そんな…嘘だろ…」


詰んだ。ルーナの胸を揉むためにはエリカの胸を揉まなくてはならず、エリカの胸を揉むには成長しなければならず、つまりそれは…


「あらら〜どうやら私の胸は今は揉めないみたいですね〜私はいつでも良いので、ライガ様が揉めるようになったら教えてくださいね〜」

「くっ今回は諦めるしか無いか…ルーナ、今彼氏…男はいるのか?」

「いませんよ〜こんなに可愛いのにモテないんです〜シクシク」


わかりやすい棒読みと嘘泣きだな。しかし、内容が本当なら何かしら問題があるということか。まあ今はいい、可愛いというのは本当だからな。


「そうか、ならそのままでいてくれ。俺が胸を揉めるようになったらそのままヤるから、胸と股を洗って待っていてくれ」

「わ〜そんな口説き文句言われたのは初めてです〜胸は良いですけど、もう1つは…その時考えます〜」

「ああ、それでいい。ルーナが股を開いて良いと思える男になってからいくからな。必ず両方味わってヤる」

「あはは〜それは楽しみです〜期待してます〜」


俺のヤりたい女リストにまた1人追加だな。この愛パイ必ず手に入れてみせる。


「うむうむ、やはり男は本気の相手には惚れさせるほどの男気がなくてはな!息子よ頑張るのだ!ルーナは中々手強いぞ!良しパパがルーナの弱点を何個か教えて…」

「魔王様〜そろそろ行かないとジージャ様が爆発しますよ〜」

「⁉︎⁉︎しまった⁉︎ついつい楽しくて忘れていた!エリカ!ライガを返すぞ、まだエッチなことはダメだからな?では行ってくる!」

「うん。分かった。パパいってらっしゃい」

「あなたいってらっしゃい」

「パパファイト」

「ラインバルト骨は拾ってあげるわ」

「いってらっしゃいませ!魔王様‼︎」×4

「私は一緒に怒られたく無いので、ここに残りますね〜いってらっしゃいませ〜魔王様〜」


その後、「今日こそ矯正してあげますじゃ!」「すまんと言っているだろう!」という声と戦闘音が深夜まで続いたという。



読んでくれてありがとです!感想&評価&ブクマ登録してくれると嬉しいです。活動報告も書いてるので良ければ見てください。次話投稿は未定です。

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