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ある少女






    少女は、世界に絶望してしまった。


 

全が、少女から 大切なモノを奪っていく。


 

でも 諦めることが、出来なかったのだ。


 



 

人は、人を憎まずにいられないもの。


 

何かを成し遂げたのならば どこかで 成し得なかった者が、存在している。


 

誰かの恋が叶ったのならば どこかで 失恋している者が、いるのだ。


 



 



 

人は、誰かを目標にして 人生を歩む。


 

けれど すぐに 誰かを見限り 更に 陥れもするだろう。


 

信用しても 本心から  人を信じることは、出来ない。


 



 



 

最初から 人を信じなければ良かった。


 

傷つくことが、わかっていれば 元より 誰も信じなければ良かったのだ。


 

そうすれば こんなにも 絶望しなかったのかもしれないのだから。


 



 



 

 

  さようなら あたしは、もう この世界に未練が、ありません。


 

  さようなら あたしは、旅立ちます。


 

 



 

少女は、躊躇することもなく その身を投げ出した。


 

すると 目に飛び込んできたのは、絶景で 冷たい風が、突き刺さってくる。


 

そして 意識は、そのまま 闇の中へと沈んでいった………。



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