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新たな出会いと弟子


森で暮らし始めて一か月がたった頃。俺は狩りに出ていたら俺は倒れている女性を見つけてしまった。今は人間の男性に擬態しているので変な奴とは思われないはずなので助けるに越したことはないので倒れている女性を背負って家に帰った。倒れていた女性は金髪で二十歳行ってるかどうかくらいの若い女性で今はベッドで休んでもらっている。服はかなりボロボロで汚れやほつれも酷いから何か訳があってこの森に入ったのだろう。なんせこの森には村がないのだから。



そう。この森を一か月徹底的に探索した結果。農村もないし四方を山に囲われている地形だと判明した。なのでこの森に来るには必ず一度は山を越えてこなくてはならない。彼女もかなり苦労してここまで来たんだろう。起きたらまずは話を聞いてみるか。



森で倒れていた女性を拾って一時間。彼女はようやく目を覚ました。起きるなり彼女は俺を見て驚いていたが状況を理解して冷静になったようだ。



「やあ、おはよう。気分はどうだい」



「ここは、、、」



「俺の家だよ。倒れていた君を見つけてね。ここまで運んだと言うわけさ」



「そうでしたか。助けていただきありがとうございます。私の名前はフロリア;タイフーンです」



「俺はサンだ。しがない研究者さ。よろしく」



挨拶を済ませた後。俺の家を紹介して回った。火力発電機や蛇口にお風呂の自動運転機能などにすごく驚いていた。俺の研究成果を魔法と勘違いする様子もあったが仕組みを説明すると魔法じゃないとしっかり理解したようだった。



一通り見て回ったフロリアが放った一言は



「私を弟子にしてください!!」



だった。理由を聞くと彼女は人間の様だが人間ではなく魔人という魔法の扱いに長けている種族らしく魔法に関する研究が盛んで彼女も研究者だったらしい。だが彼女の研究成果を自分のものにしようと企んでいる奴らがいることを察知したフロリアはこの何もない辺境の森まで逃げ込んできたらしい。ちなみに倒れていた原因は準備不足が原因とのことだった。急いで逃げることで頭が一杯で食料をそんなに持ってきてなかったらしい。



あと俺の弟子にしてくれと言ったのは俺の研究成果に感動したからだそうだ。異世界で科学に魅力を感じてくれた人がいたことに感動した俺は彼女を弟子にすることとした。フロリアも喜んでいるし良しとしよう。



同居人が増えたので家を増設しなきゃと思いながらフロリアとの今後の生活を楽しみにしている俺だった。

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