太陽光発電の試験
翌日、俺はフロリアとサラを連れてようやく完成した太陽光発電の試験を行う日がやってきた。新居の近くにある新しく作った太陽光発電の設置スペースに太陽光発電の試作機をセットしノートPCから遠隔で電源を入れて試験稼働をする。ノートPCは最近太陽光発電と並行して出来た物だ試作機だが十分な性能を示している。近いうちに完成させられるだろう。
「太陽光発電稼働開始、発電を開始しました」
そんなことを考えているうちに太陽光発電の試験が開始する。太陽光発電用のパネルはかなりの量を設置したから目標値までしっかり発電してくれるはずだ。
「数値上昇中、このまま晴天のままであれば目標値にすぐ到達するでしょう」
そう太陽光発電も良いことばかりではないのだ。太陽光発電は天候に左右されやすい発電方法で天気が晴れであることで発電する為に天気が悪い日はどうしても発電量が著しく落ちてしまう。だからそういう場合は火力発電に頼らざる負えないのだ。
理想としては日中に太陽光発電で発電し足りない部分を火力発電で補う形を考えている。試作型とはいえ十分な性能だ。後は微調整を済ませたら完成だな。
その後も太陽光発電は順調に発電を続け夕方には目標値に到達した。俺とフロリアとサラは一安心した特に事故もなく試験を終えられたからだ。
「皆、試験お疲れ様。機材を回収して夕食にしよう」
「今日の夕食は何ですか。先生」
「確か豚肉が余っていたはずです。今日はトンカツにしますか?サン先生」
「そうだな。ご飯も余っていたはずだし今日はトンカツにするか」
機材を回収しながら俺たちは夕食について話し。回収後は家でゆっくり夕飯をみんなで楽しんだ。
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