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詩のお墓  作者: 敬愛
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優しい歌 〜偽物〜

優しい歌とは 君に死ねと言う歌だ

君に心を閉ざせと言う歌だ 意味の分からない信仰に走らせる歌

吊るされた男の歌

全部舐めきった歌 それが優しい歌だ だがそれは罪じゃない


だってそれは生者に向けて作られた歌ではないから 今を生きているのに

死んでいる 部屋で手首を切って 血を見なければ生きた心地のしない

君に向けられた歌だから


もう止めようよ 嫌な事したくないよ 寝そべって漫画読みたいよ

学校も会社も辞めてしまえ ただ蒼い尻を擦っていればいいんだ

男は 男の中の男がかっこいいと言う幻想を捨て去れ


もっと楽になれる 薬も使わず女とも寝る事も無く

それは蓮の花が汚い池でしか美しく咲けない事と同じ事だ


真理を追究するのはまだ君には早い 無論 僕など問題外の幼稚さだ

自分で自分を殺めるくらいならば まず君の住んでいる部屋を破壊する事だね

それから始まるよ 金槌の柄が折れるくらい叩きつけてやれ

閃光のように刃物で秘密を切り裂いてやれ


光 そして青 黄色 赤 それらは聖なる選ばれた色 つまり昼を

表している


闇の中で起きる事件というのは意外に規模が小さいんだ 

犯罪者は生来の狂気で

凶行を真昼に起こす だから君は鬱になれ その時間帯だけ 

誰も守ってくれないよ


君の周りには現代 悪魔 淫夢 因果 陰謀 それしかない 


優しい歌とは君に死ねと言う歌だ

君に心を閉ざせと言う歌だ 意味の分からない信仰に走らせる歌

吊るされた男の歌

全部舐めきった歌 


騙されるな 全ては一つに集約はされない ただばらばらの命の欠片を集めて

気力を費やし 手に入れ それを繰り返し暮れに倒れ落命するまで 走る 

それが君へ向けられる優しい歌になる 本当の

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