表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩のお墓  作者: 敬愛
178/209

生きろ!

俺はもうダメかもしれない

お前は生きろ

人生なんてその時の気持ち次第でどんな色にも変わる


俺の色は赤 そして黒

血の色 そして珈琲と夜の色


もっとやりたい事あったな でもこの苦しさは罰では無い

誰かに要求されてこの俺になった訳じゃないから

俺が行きたい道を選んだからこうなった

でも後悔よりも残念な気持ちがする 産まれてきてすいません

なんて絶対言わない傲慢な俺


お前は生きろ 生まれてきたのだから

お前に優しい言葉をかける事も お前の為に泣いてやることも出来ない

今 俺が泣いているのは 確かに 己の人生への未練と悔しさ


貴方達のような素晴らしい人々の存在を感じられる聖龍になって

天界を飛び回りたい でも痛い それが不可能だと知っているから


何を信じていいのかもう分からなくなってしまった

己の名前さえ 思い出そうとしなきゃ 思い出せない

でもそれも幸せですかね?


痛い事 気持ち良い事 何もして来なかった俺は最初から無で

そして 今でも無だ そしてこれから更に無になる 苦しみの果てで


何も分からない ただお前は強くても弱くてもいいから 

その息を止めないで お願い 


出来得るならば全ての魂に安らぎを与えて下さい 

お願いします もし神様がいらっしゃるのなら

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ