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詩のお墓  作者: 敬愛
144/209

人間は皆嘘吐きだ

おべっかやおべんちゃらで世の中

渡っていけると思っている

僕は真実を探す 月光に吠える


もう少し穏やかでいたいと思うけれど

月を見ているとこんな夜更け不快感

眠れないのもいつもの事だけど

どうして人と人とは争う?


月は全てを見ている 太陽と一緒に

光と闇 灯と影 怖いものだらけで

俺は諦めかけて 人生を投げ出そうとしたけれど

月に母を見るにつけ 涙が溢れてしまう


孤独だった 人の温もりが欲しかったが

でもそれを望んだ 選んだ

その道は決して間違っていないと言える


窓から臨む月は死へと誘う 

昼間に死ぬくらいならそれもまたありふれた事

だけどどうせなら優しい月光 漏れ出るその柔らかな光に

触れて 言う もっと光を 月光に吠えろ

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