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僕達は天使だ
死にたいなら死にたいって声に出して言ってみよう
たぶん少し気が晴れると思うし
人はいつかは死ぬのです
それを自ら早めるのは悲しみしか無いんです
死というのは平等だと僕は洗脳されていたけれど
運命論から言えば全然平等じゃない
人それぞれ千差万別の死を迎える それだけ病気と言うのは辛い
せめて明るい歌だけ歌って生きていこうじゃないか
たった一度の人生 僕はちっとも楽しくないから無責任な発言だけど
貴方の幸せをこの詩で祈らせて欲しい
あの日図った服毒自殺 父が偶然助けてくれて
いまだに生きている
僕なんて生きている価値が無いような気がするけれど
死んだら悲しむ人もいるかも知れない
好きとか嫌いとか人の勝手だけどあんまり差別しないで
人に優しくありたいな
詩を書いている時 死を忘れる事が出来る
それはとても素晴らしい事 昔から国語だけ得意で本当に良かった
いつかまた死にたくなるだろう 負けるかも知れない
だけどきっと神様が救ってくれるさ
そしていつかみんな骨になるのだから
僕達は天使だ いつか行くよ




