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詩のお墓  作者: 敬愛
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夢の中で

生きるも死ぬも僕の勝手だろ

旅の恥はかき捨てって言うから

吐き捨ててくるよ

心の中の黒い珊瑚


夢の中で出会った美しい女性

誰よりも信用してる 初めてなのに心酔してる


儚いものだって知ってるよ

心を侵されていても


さあ今日が狂気の日 運命(さだめ)の日

凶器を携え自らの頭を金槌で一撃し狂喜する


溢れんばかりの血液は絶えず生まれ変わるが

僕の一生は一度きり 臓器提供登録 忘れちゃいないさ


結局死にきれないのは勇気がないから

半べそで柱にすがってる 


極点に到達できないもどかしさ

わらわら湧いてくる藁にもすがりたい


夢の中で出会った美しい女性

誰よりも信用してる 初めてなのに心酔してる


もし君が裸なら僕も汚らしい服を捨てよう

眠るたびに現れる君をあくまで夢の中で犯す


そう恋人がいないのです

貴女のあられもない姿を見ていてたら

夢精してしまいました


生きるも死ぬも僕の勝手だろ

旅の恥はかき捨てって言うから

吐き捨ててくるよ

昨日の酒の残りを

夢は死の香り

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