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詩のお墓  作者: 敬愛
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硝子玉

銀色の硝子玉が音も無く割れてしまった

君との別れを暗示しているようで怖い


クスリとの縁切りは出来そうもない

気が狂いそうだ


金色の硝子玉は美しく強く

僕の行く末を示しているかのような

儚い命でも構わない

僕は人生に意味を見出さない


こんな腐った世界 

ある一部を切り取って花びらに変えたい


音楽も僕を救ってくれない

いったい僕が何をしたって言うんだ


自分でも気づかない悪行が雪山に降り積もって

僕も口をつぐむ


自殺の事ばかり考えている


銀色の硝子玉が僕で

金色の硝子玉はうそっぱち


僕には何の希望もない

何かしたいけど何もできない


苦しいよ 僕なんかが生きていていいのか?

自問自答する


地獄でも天国でもいい

何か仕事を与えてくれないか


元気があれば何でも出来る

僕には生きていく自信も無いし元気も無い


クズなんだ 人を傷つけてばかり

でも銀色の硝子玉と金色の硝子玉が融合する時

何かの奇跡が起こるかもしれない


それは僕を苦痛から解放してくれるのだろうか?

生まれた事を後悔しても始まらない

沢山の人々の頑張ってねの言葉が欲しいだけなんだ


被害妄想する自分

どうしようもない楽な病気なのさ

ホントはほかの誰より楽ちんなだらしない男

それが僕 意志薄弱のつまらない男


愛される資格? 資格がいるのでしょうか

無償の愛はないのか 本当に女って生き物はわからないものだ

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