新たな異世界転生の始まり
初投稿です。
自分が好きな作品を自分で作りたい。ただそれだけなので途中で設定とかいじり直しちゃうかもです。
なろう自体も初登録なので何が出来るかよくわかっておりやせん
楽しんでいこう
「リアル、起きて、、、起きて」
可愛いやけに甲高い声が耳元でうるさいなと思い、目が冷めた。
自分の横には見覚えのあるエルフが目を腫らして座っていた。
昨日何が起きたか自分の中で色々と思い返すと幼なじみであるエルフのリーフ、ドワーフのドルゴと三人でボールを使って遊んでいたらボールが木に引っかかってしまい、じゃんけんで負けた結果自分が取りに行くことになっていたのだった。
またその際に、足をすべらせたこと、またその時のエルフの甲高い声までは覚えているのだが、その後の記憶がさっぱりなくなっていた。
また新しいような古いような曖昧な記憶に関して思い出していた。
自分は過去日本という国で学生であったこと、所謂毒親の下で育っていたことで盗みなどを繰り返し、警察のお世話になっていたことである。
死因を全く覚えていないが学生までの知見しかないため、若くして死んだと考えて大丈夫だろう。
などと一人で頭で考えていると、リーフがまた話しかけてくる。
「リアルあんた木から落ちたのよ?大丈夫?!?死ぬかと思ったじゃない!心配させないでよ!!」
登らせたのはそっちじゃないか…内心思いながらも大丈夫と伝えるように軽く笑みを浮かべてまた眠りにつこうとする。
「取りあえず無事ってことね!!!心配して損したわ!!私これから家に帰るわね!リリーさんに宜しく伝えていくから!」
そう言うと、さっそうとリーフは無口なドルゴと共に帰宅した。
自分の母親であるリリーに怒られる?と思いながらも、思い出した記憶を使って自分の実の母親がリリーではないと言うことを理解してしまった。
というのもリリーは半獣人で狐と人が混ざった所謂亜人の見た目なのだが、亜人からは亜人しか産まれないからである。
自分の見た目がどう見ても人間のため、リリーは生みの親ではないと考えたほうが良いな?などとまた思想に更ける。
また今自分が4歳で、かつそろそろ5歳になる。また5歳でひとりずつ貰える職業、またそれに伴うスキルに関しての理解を深めようとしていた。
日本と同様に化学のような現象論に追加して魔法的な力があり、それは職業と呼ばれていること、またこの職業を用いて魔族や魔物と戦争を続けていることを脳内で完全に理解した。
リリー部屋に入ってきて開口一言こういった
「あんた、また危ないことしたね!!スキルを授かるまでは無理しないようにってあれだけいったでしょう!」
その後長々と説教が続いて、4歳のこれであったならば大泣きしていたであろうと考えていた。過去の人生を思い出したことで非常に精神年齢が引き上がってしまい、物事を俯瞰でみる嫌味な子供の様になってしまった…と少し悲しい気持ちになりながらも謝りなんとか許してもらった。
許してもらえたので、今後やるべきに関して考え始めることにした。まずは自分のスキルが授かる5歳まで後一週間なので、他の友達のスキルについての情報収集や当たりスキルについてなど色々と調べることだらけだ。
新しいゲームを始めたての子供のようにリアルの目は輝いていた。
明日は取りあえず村の状況を整理することにしよう。
みょー