表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

本を100冊

かなり前の夏のことです。

そうだ、今年は本を100冊読んでみよう、と思い立った年がありました。


今年は本を100冊読むぞおって…フツー元旦に立てる目標ですよね?

でも私が思い立ったのは8月の始め。

ちょうど今頃の時期です。(だって夏って妙にやる気出ません?)


まあその年はそれまでに何冊か本を読んでいたけれど、どの本が今年に入って読んだものなのか記憶が曖昧だったので、100冊のカウントは思い立ったその日以降に読んだものからにしました。


年末まであと約150日。

一日一冊読んでたまに読まない日を挟む。

うん、楽勝〜と思いましたよ。最初は。


一日で一冊読むことはできました。

けれどそれを続けるということがしんどかった。

本を一日で読み切った次の日は全く読む気がしなくて…


まあ私も馬鹿じゃないから(いえ…大馬鹿です…)読む本のチョイスは工夫しました。


小さい字のページ数の多い本はチョイスから外した。

小説よりは噛み砕いた哲学の本やエッセイぽいものを多く読んだかな。


本を一冊読んだ達成感を味わうためにまとめ買いはせずに読み終わるたびにセレモニーの様に近所の本屋に次の本を買いに行っていました。

まあ40冊くらいまでは必死で読んだと思います。


あの…先に結果を先に言うと年内に100冊は読めませんでした。

74冊くらいで挫折しました。

くらいと曖昧なのは、読んだ本のタイトルを書き記していたスケッチブックを捨ててしまったからです。


いつかの大掃除の時、自分でも忘れてしまっていたスケッチブックが出てきたのですがそれを捨ててしまったのです。

今思えばとっておけばよかったと思うのですが、それは挫折の記録。捨ててしまいかったんですねぇ。



さて、40冊くらいまでは必死に読んだと思います…の続きです。


途中このままでは100冊無理だと思った私は禁じ手を使うことにしました。

それは…字の大きい児童書への逃避。


文庫本と違い、児童書高いので、そこからは図書館を利用することに。

童話とか子供向けの偉人の伝記とか読みました。


まあそれでも100冊いかなかったんですけど、その図書館で借りた本の中にこそ印象に残ってるものがあります。

チャレンジには失敗したけれど、得るものはあった気はします。

普段だったら読まないようなものも冊数稼ぐために読んだので。

印象に残った本についてはまたの機会に書きたいと思っています。



いやあ、それにしても馬鹿なことしたなぁと、この季節になると私は本を100冊読もうと思い立った日のことを思い出します。


あの…馬鹿なことというのは、100冊読むという目標ではなく、その目標を八月に立てたことなんですけどね。


こんなこと書くとまるで読書家のようですがそうでもありません。

年に4、5冊しか読まない時もあります。

このチャレンジの翌年は全く本を読まなかったかも(苦笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ