第7話 襲撃者②
第7話 襲撃者②
「兄貴、あまり弱音は吐きたくないが、これはきつい。魔力解放しているからMPがもうない。精霊召喚で一気に終わらせる」
キルは、苦虫をつぶした。
「キル、あれを使うとお前2日は意識失う、言っていたよな。」
ギルは焦った。
「今使わないと後で後悔したくない。兄貴もしなんかあったら、頼んだ。多分もうすぐ援軍くる。魔力探知に引っかかったから。」
お前ら最大の魔力で終わらせる
「精霊召喚 エアリアル・ハーピィ」
「精霊召喚、ウィンデーネ・アクア」
巨大な竜巻が起きその中から、羽が生えた幼女が2体出てきた。それも神々しく。
水と風の大精霊だ。
「よし、初めてにしては上出来だ。」
ハーピィとアクアは、キルの両肩に座った。
「キル様、初の召喚おめでとうございます。どんなご用件でしょうか。」
ハーピィがキルからの命令を待つ。
「あそこの不可侵条約を無視した逆賊に極大魔法を撃ちこんでくれ。」
ハーピィが頷き空に向かって飛んで行った。
『エアリアル・ストーム』
巨大竜巻が賊を包み込み吹っ飛んでいった。
おー、すげぇ、吹っ飛んでいくなぁ。
ウィンデーネのアクアがキルの周りくるくると回っている。
「アクア、あの辺に大きな深い堀を作るからたくさんのお水をお願いするね。」
土魔法で『クリエイティブ・アース』
4か所に深い堀で敵を囲んだ。
「アクアいけー」
『アクアストーム』
堀に水が注ぎこまれた。
これで手も足も出ない。
膝から崩れ落ちたキルは「レーヴァテイン」を地面に刺して一息ついた。横にギルが座った。
「お前も珍しく疲れているな。」
苦笑いをし、魔力感知で振り返ってみると、メルル、ルイ、カノを先頭に4万の軍が近づいていた。
「帰るか。あれの処理は王国軍に任せて、もう寝たい(笑)」




