第5話 音の民と王族
遅くなりました
第5話 音の民と王族
「ここです。音の民がいる隠れ家は」
メルルに案内された場所、真新しくもない屋敷だった。
「ここ?えっ?だって隠れ家だよね。普通の屋敷だぞ。」
キルは混乱した。メルルに案内され屋敷の中に入っていった。
屋敷の中には、少し変わった楽器とかが置いてあった。
(これは、フルートか。これは、ドラムか?エレキやベースもある)
すごいな、こんなにたくさんの楽器と暮らせるなんてうらやましい。
「キル様、着きましたよ。」
大きいドアの前に着いた二人は、外から声をかけた。
「メルル・ハウ・アルベラスとキル・ハーライ・アメルダ伯爵です。」
中から女の声がした。どうぞと声がした。
室内に入ると、黒髪に透明感のある女性だった。
「私は、カノ・エルラ・プルカレ。音の民プルカレ王国第一王女でした。」
キルは、カノと名乗った。女性を見つめていた。そしてボソリと
「美少女だ。そして可愛い。」
キルの発言に、カノは恥ずかしそうに頬赤らめていた。
「ありがとう御座います。嬉しいです」
あっ、口に出ていた。
3時間後
「これは、奥が深い。最上級魔法『サイレンス・エコー・ボイス』」
消音と大音量って鼓膜破壊か。
面白いな。奥が深い。
キルが次々と最上級魔法など多くの魔法を習得していった。
「早い飲み込みですね。さすがです。」
カノに褒められ、お茶を飲みつつ雑談をしていると、一人の衛兵が飛び込んできた。
「メルル様、すぐカノ様を連れ王城に来るようにと陛下より伝令が来ました。あっ、キル様も居られましたか。キル様もご一緒に。」
3人は頷き、王城に向かった。




