第3話 初領地と盗賊襲来②
第3話 初領地と盗賊襲来②
「もう少しで盗賊が出没区域か。」
キルは、馬車の外を確認、カイルに話しかけた。
「はい、ここで村人は襲われ、女性は連れ去られたと報告が上がっています。」
カイルの報告にメルルは、提案をしてきた。
「この先にある村の入口4か所に冒険者や兵士を配置し検問をしましょう。何か異常があれば、このキル様が使い物にならないと捨てた、発煙菅を飛ばしましょう。」
メルルさんや、誰も使い物にはならないとは言ってない。使い道が今はないと言っただけだ。
「メルル、ナイスな提案だ。さすが、俺の軍師様だ。ルイ、発煙菅は、全部で30本あったよな」
キルの言葉にルイはうなずいた。
「よし俺は、この新しいガシェットをポーチに入れておくかな」
キルは、新ガシェット「蒼ガシェット(風)」と「龍ガシェット(無)」をポーチにしまった。
(これも一応入れてくか)
4枚のガシェットをしまった。
「キル様、準備完了です。村の門に衛兵を増員しました。」
よし行きますか。賊討伐に
「メルル、この辺とここら辺で、音魔法を使えばいいのだな」
キルは、メルルに確認をした。
「はい、お願いします」
メルルは頷いた。
「エア・ボイス」
大音量の音が響いた。
「あっ、今更だった『サイレンス』」
耳が痛いわー。
銃剣『蒼』に『蒼ガシェット』を装填した。
「よし、やるか」
賊がワラワラと砦から出てきた。
「蒼天風神覇」
巨大な竜巻が起こり砦を飲み込んだ。
「うわぁー。どこからの魔法だ。俺たちの砦が粉々に」
よし、逃げ場所はなくなった。
銃剣『撃槍』に『龍ガシェット』を装填した。
「これで止めだ」
賊に刃先と銃口を向け、ぶっ放した。
「撃龍破断」
龍の形をした魔力が全ての賊を飲み込んだ。
「終わりかな。このガシェット強すぎて両腕が痺れる。」
腕を回し、空間魔法を使用した。
「この捕獲箱に賊を詰め込んでー。はい、出来上がり。帰るか」
キルは、捕獲箱に紐をつけ、スモールと唱え箱が小さく成るのを確認し、村へと帰った。




