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ランクSな魔法銃剣士の冒険記  作者: 飛龍ノ刃(竜にゃん)
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第5章 人々の日常 第1話 キル、メルルとルイの日常①

第5章 人々の日常

 第1話 キル、メルルとルイの日常①


あの果し合いから3日後、学園は夏休みを迎えていた。

「よく寝た。今日は、領地いらないと言ったが、伯爵だから、面目付かないってことで貰ったが、経営が難しい。どうしたものか。朝の稽古をするか。」

屋敷(クランハウスの隣)横に増設した訓練場と魔法訓練場に移動をした。魔力障壁は常時展開してあるぞ。

「ふん、この剣は使いやすいな。なんだっけ?陛下からあの防具と一緒にもらい受けた剣だが、使いやすい。魔力通してみるか。」

おぉ、綺麗な青紫の魔力が剣に纏っている。

「この色は、無属性か。あの、木人形に向かって、『斬』」

おっ、斬れたか?一振りで人形は、木端微塵になってしまった。これは、やりすぎだな。

そんなこんなで剣に魔力を流して遊んでいると、メルルとルイが後ろの椅子に座っているのを発見した。

「2人はいつの間にいたのだ。まったく気づかなかったぞ。」

ニコニコと可愛らしい笑顔をしながらメルルは言った。

「朝の鍛錬に集中しておられたので静かに見ておりました。」

まじか、声かけてくれよ。

キルは、苦笑いをしつつ、剣を握り直した。

「で、何かあったのか?珍しく朝早くにくるから、メルルよりルイは朝に弱いはずだし。」

キルは振り返ると、ルイは、可愛らしい寝息を立てて眠っていた。

(寝ているし。)

朝弱いのに寝ていたらいいのではないかな?

「キル様、明日、領地であるアメルダ領に私達と近衛騎士数名と向かってほしいとお父様からの伝言ですわ。そのあとは視察を必ずする様にと仰せられていました。」

えー。行かないとダメか。仕方ないか。一応規則だし。

「わかった。明日ね。」

キルは、渋々了承した。


翌日アメルダ領に向かう日


「あー、飛んでいきたい。馬車で座っているのは飽きた。」

キルは、本を読みながら、ぶつくさ言う。

「ダメです。ギルドカードが金色だからって、それはだめです。仮にも伯爵位なんですから、きちんとしてください。」

ルイに怒られた。お前さっきまで寝ていただろうに・・・。

約3時間、馬車の旅を満喫?したのであった。



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