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傲慢

作者: あにゅう

私は【傲慢】である。私が行ったことは全て正しいと感じるし、私が行った選択は正しい物だと強く思う。なぜなら、今までそのようにして生きてこられたからだ。自分の行動全てが最善であり、正義だと確信を持って行動することによって、間違いや失敗が無くなる。世間から見て失敗や間違いでも、私からしたら、それは単なる結果であり私の心を揺るがす要因にはならない。

そのようにして生きていくと、色々な感情が徐々に薄れていくように感じる。その結果、驚くということが無くなってしまった。自己防衛本能であり、新たな発見をする糸口であるものが消失していたのである。だがそこに不安や喪失感というものを感じたことがない。このまま、感情を失い続けたらどうなってしまうだろうか? 【けいたい】が人格を乗っ取り、第二の脳のように機能し、自我というものは消失してしまうのだろうか。それだけが、気がかりだ。

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