偉大な魔法使いと四人の眷属(仮)
・・・ゴォォォ!! と、激しく風が吹き抜く遥か上空の1000メートルの空の上で、二つ影が、激しい戦いを行っていた。その二つ影をよく観るとそれぞれ、異なる姿をしていた。ひとりは、人間でなく、二メートルを越える怪物で鋭い牙や爪を持っていて、明らかに人外の存在である。「ギヤォォ・・・!」 と、その対象者に威嚇の吠え声を放っていた。そして、もうひとりは、人で、白いローブを纏い、立派な杖を持って足元に光りの魔方陣を展開をして空を飛んでいた。その姿は、ファンタジーの物語に登場するような魔法使の姿をしていた。そして、普通の人なら恐怖で固まる異形の怪物の威嚇の吠え声を軽く受け流していた。その者の態度に怒ったのか、異形の怪物は、前方に、複数の魔方陣を展開をして魔法を放った。さまざまな属性の魔法は、激しい唸りとなり、魔法使いに襲い掛かる。しかし、激しい魔法攻撃も杖を掲て呪文を唱えて防いだり。また、足元の光る魔方陣を操り余裕で軽く受け流し見せた。そんな事を繰り返していた。その事に異形の怪物は、眼を細め、苛立ちを募らせいた。「グオォォ」と、叫んで、直接、魔法使いに襲い掛かる。ついに痺れを切らして、遠距離の攻撃から接近戦に、切り替えたようだ。異形の怪物の接近戦の攻撃も激しいものだっだ。その長い手足に鋭い爪を活かた攻撃を無数に繰り広げていた。しかし、その攻撃も無言で軽くかわして見せた。だが、この接近戦の攻撃は囮で本当の攻撃は、他に魔法使いを殺す方法を 企んでいた。「!」と、魔法使いに初めて動揺が出た。それは、怪物の口から黒い煙りを吐き気出したからだ。しかも、その黒い煙りは、魔法使いの顔に直接、吹き掛けたていた。・・・・それは、黒い煙りで標的を見失うのを避けるためだ。そして、怪物は、まだ動揺している魔法使いの死角に移動して、近距離の魔法攻撃を放った。それは、凄まじい攻撃で、まとも、食らえば、跡形も無く消し飛ぶのは、間違いない。現に、近距離の魔法攻撃を食らった。魔法使いは、居なく、異形の怪物だけが、その場にいた。・・・・異形の怪物は、これを、狙っていたようだ。煙幕で、相手を意表付いて、そして、死角に移動して近距離の魔法攻撃で、トドメを刺す。これは、並みの魔法使いならこの攻撃で終わりだ。・・・・あくまで、並みの魔法使いなら。現に、異形の怪物も、魔法使いを消し飛ばしたはずなのに、周りを見渡して、警戒をした。その時だ、異形の怪物の身体から凄まじい光りの刃が貫いた! そして、異形の怪物は、悲鳴を上げる暇も無い程の威力で、異形の怪物は、崩れだしたチリは、風に流れていた。また、空に静粛な空間が戻ってきた。「・・・・・ふん!・・・この俺の相手に中級の使い魔を一匹寄越す。だけとは、舐められたものだ。」不機嫌そうな声出しながら魔法使いは、白いローブをから顔を出した。まだ若い男性で、歳は二十歳くらいで、整った顔つきに知的な雰囲気を出していた。しかし、その身体からにじみ出る気配は、若獅子を連想する様な存在感を出していた。魔法使いは、前方に魔法陣を展開して光る白い鳥を4匹、実現させた。そして、その白い鳥に行けと命令をした。キィィィと、白い鳥は、高速の速さで飛んで行き、瞬く間に見えなくなった。「さぁてぇ。俺の占いで、この世界、そして、この街に居るはずだよな。・・・・・運命に選ばれた四人の異端の戦士が。」再び静かな空の上で魔法使いはニヤリと、笑った。足元には、夜の街並みが広がっていた。 ・・・・・ 静かな空間、そして、静かな雰囲気が入り交じる。広く古びた道場にひとりの少女が立たずで居る。その少女は、顔つきは、まだ幼いく背が低い。そして、肩まで伸びている綺麗な黒髪を左右に束ねられるせいなのか。より、幼く見える。しかし、目を閉じ静かに深呼吸をして集中している古びた胴着姿は、凛々しく聡明な雰囲気を出していた。それでいて、動きを見せた少女は、速く鋭くそして、優雅にして正確な武術の型を披露して見せた。大人顔負けの実力を見せた。そう彼女は、この古流武術、飛鳴流の三人娘の末っ子ので名前は、飛鳴 蕾 ひらい つぼみだ。蕾は、軽く汗をかく程度で動きを止めた。そして、近く置いてある。スポーツドリンクとタオルを拾い上げて、タオルで、軽く汗をフキながら、スポーツドリンクをイッキに飲み干した。「プハァ~!」気持ち良さそうな声を上げる。その少女の顔は、先ほどの凛々しく聡明な雰囲気は無く、もとの年齢通りの顔つきに戻っていた。そして、飲み干したボトルを下に置いて、タオルで身体をフキながら携帯を操作し始めた。その時、道場の扉にトントンと、叩く音がした。「ハァ~イ」蕾は、扉の方を向いて。元気に返事をした。その声に反応して道場の扉が開いた。そして、ひとりの女性が入って来た。「ここに居たのね。蕾、お風呂が沸いたから、入って来ても良いわよ。」その女性の姿は、目元は、柔らかく、そして、艶やかで長い黒髪を後ろに軽く束ねて。服装は、紺色の上着に茶色のズボンを着てい。その普段着の上に水色のエプロンを掛けてた姿をした美女だ。「本当!水樹お姉ちゃん。」「・・・ええぇ、そうよ。」と、嬉しいな顔で応えると。姉の水樹は、柔らかい笑顔で応えた。しかし、流石は、姉妹だけあって、顔つきも綺麗でその地味な普段着姿も綺麗に着こなしていた。そして、嬉しそうな顔で道場の片付けをしている。妹を優しく笑顔で見守っていた。・・・・・突然、水樹の柔らかな顔つきは、無くなり冷たい切れ目に変わった。「・・・・蕾ちゃん。・・・ずっとひとりで道場に居たのよね?」「そうだよ。何言っているの水樹お姉ちゃん!」素直に蕾は、応える。水樹は、道場または、周囲を鋭く顔を見回りしていた。「?」蕾は、その姉の行動に不思議そうな顔で見守った。そして、水樹は、自分の勘違いだっと思ったのか。小さく息を吐いて、気を取り直したようだ。「・・・そうね。ほらほら!蕾ちゃん早くお風呂に入りなさい!?」「・・・え?・・・う、うん。」水樹に急かされた蕾は、首を傾げながら道場を出って行った。そして、道場に、ひとり残った水樹は。また、油断なく気配を探ると一つの窓に、目を向けた。そこには、光る白い鳥が木の枝でに止まっていた。そして、白い鳥は、気配に気づいたのか。音もなく消えた。それを、確認した水樹は、道場の明かりを消して、道場を出って行った。・・・・そこにも光る白い鳥は居た。電線に停まりある場所をじっと見ていた。それは、普通の住宅だ。そして、普通の部屋にひとりの少女が居た。その少女は、明るく活発そうな外見に可愛らし顔立に柔かい目元はパッチリとして。そして、ボブショートが似合う美少女だ。そんなの少女の部屋は、まず可愛らしピンク色のカーテンに少女漫画や恋愛小説が並んで在る本棚が目立っていた。そして、シンプルなベッドが置いてありそれは、今時の女の子の部屋だ。・・・・しかし、部屋の一部だけ目立っていた。それは、綺麗に飾って在る無数のトロフィーや賞状が異様な存在感を示しているのだ。しかし、その部屋の主人である。少女は、静かに作業をしていた。部屋の中心で広げられた剣道の防具の手入れをしていた。・・・・とても、真剣だ。少女は、真剣な表情で防具の手入れしていた。それだけに、剣道に真面目に取り組んでいる証拠だと分かる。そして、手入れを終えた。防具は、大事に片付けて。その後、少女は、竹刀を取り出した。そして、少女は、立ち上がると目を閉じて竹刀を構えた。・・・・・すると、先まで柔らかな雰囲気が印象的な少女から一変して、鋭い気配が充満してきた。 「すうぅ。・・・はぁ!?」と、少女は、短く深呼吸した後に竹刀を振り上げた。そして、何回も素振りしていた。その少女の顔は、とっても気持ち良さそうだ。しかし、その時間も突如、終わりを告げる。「あ!」・ガッシャン~!!と、しまった、と少女の声と同時に、竹刀が、一つのトロフィーに当たり棒倒しの様な連鎖によって、他のトロフィーも巻きぞになって棚から落ちた。それは、すごい音が部屋に響いた。「ツツ~!!」その音に、少女は、身を縮め後に。部屋の惨状に。「ああ~。・・・また、やっちゃた。」 と、慣れた様子で呟いた。そして、散らかした物を片付けとしゃがむと。下から、母親が怒鳴り声が発した。「コラァ~!?香澄、また、部屋の中で竹刀を振り回したでしょ!!」「・・・ご、ごめんなさ!?」・・・・どうやら部屋で竹刀を振り回す行動は、日常的に行っているようだ。その証拠に、複数のトロフィーに所にキズがあるのが見える。香澄は、下に向かって即座に謝ると、すぐに、竹刀を見る。それは、竹刀にキズがないか確認をしているようだ。・・・・落ちたトロフィーより竹刀を大事にしている姿は、正に剣士その者だ。そして、竹刀を確認した後、竹刀を袋に入れて、防具と一緒に置いた。そして、散らかした部屋を片付け始めた。「香澄! あんた、部屋を片付け終わったら。さっさと、お風呂に入りなさい!」「ハァ~イ!」元気に返事をした。そして、部屋を片付けた後。お風呂の準備して部屋を出た。・・・・少女の名前は、火鳥 香澄、元気で明るく。そして、少しドジな所があるそんな女剣士だ。・・・・そして、その少女、香澄を確認した後、白い光る鳥は、また、音も無く消えた。 ・・・そして、また、白い光る鳥は、青々と茂る森の中居た。・・・いや、少し違う。森の中ではなく、広大な敷田の中の一ヶ所にあたる。白い光る鳥は弓道場の近くの木の枝に止まっていた。そして、その視線は、弓道場に向けていた。ひとりの少女が弓道の練習をして居る様だ。少女は、流れる動作で弓道の基本の動き始めた。そして、見事、的を中心を射る事が出来た。長年、練習をして来た証拠だ。その流れる動作が染み付いて、少女自身が弓道と一体化しているようだ。そして、その容姿も目を見張るものがある。顔立ちは、大人に近く、正に少女から大人に変わる。少女の可愛らしさと大人の魅力がちょうど中間に在る美貌をしている。そして、腰まで流れる綺麗な金髪と青い瞳まず目立っていた。・・・しかし、少女の、その外見も魅力的だ。しかも、弓道を真剣に取り組んでいる姿に、その容姿に胴着姿と弓道場が独特の雰囲気を出していた。少女の名前は、伊佐木 風鈴 いさき すずな 、父方は、先祖は、戦国の武士の家系をしていた。そして、曾祖父の代で始めた事業が大成功を起こして。富と財産を得た一族のひとり娘だ。しかも、母方は、イギリスの貴族の娘の血統を持って産まれた。正に、サラブレッドの家系だ。(ちなみに、父親と母親は、政略結婚では無い。ちゃんとした、恋愛にて結婚をしたそうだ。なので家庭内は、とても、平和だ。まあ・・・そこは、伊佐木家の家訓と両親の性格のお陰だと思う。)弓道の練習をしている。そんな、風鈴を白い光る鳥は、ただ、じっと見ていた。・・・しかし、突然。道場の的を弓で射ろおと構えた風鈴は、遠く離れた白い光る鳥に向けて矢を放った。そして、道場の的から倍の距離に居る奇妙な鳥を見事に討ち止めたようだ。射ぬかれた白い光る鳥は、音も無く消えた。・・・そして、風鈴は、油断なく奇妙な鳥が止まって居た場所を眺めていた。「・・・風鈴よ、何事だ。・・・・気が乱れているぞ。」・・・気が付けば、道場に、もう一人居た。道場の奥に座って。風鈴の練習を静かに見ていた様だ。風鈴は、その声の主まで行った。「・・お爺様!・・・奇妙な鳥が私達を監視していました?!」片膝を付いて。風鈴は、その人物に報告した。その人は、名前は、伊佐木 十蔵だ。そして、伊佐木家の現当主で在る風鈴の祖父にあたる人物だ。背丈は、低いくが、厳格な表情に恐ろしい眼力のある目をしていた。また、着物が似合う老人だ。まるで、現世の侍を連想をする姿だ。そして、威厳が在る口調で風鈴を誉めた。「・・・そうか。・・・お前もその視線に気づいていたか。」その言葉に、風鈴は、一度は嬉しそうに笑顔に変わるが。すぐに、真顔に直して自分の意見を述べた。「・・・・は、はい。初めは、気のせいだと思ったですが。その奇妙な鳥は、他の所を見ないで。此方をずっと観ていました。」風鈴の報告に十蔵は、頼もしい表情で、そして、楽しげ聞いた。「・・・・ふむ、・・・風鈴よ。・・あの距離の視線に気付くとは、腕を上げおったな。」「お、お爺様!・・最初から、気付いておられましたか!?」「・・・うむ。」十蔵の言葉に風鈴は質問を述べた。「・・・で、では。何故、ほっといていましたか?・・・お爺様のお命を狙う者やも知りません!!」風鈴は、真剣な表情で祖父を心配をした。彼女の言葉に重さが在る。伊佐木財団の現総帥で在る。祖父の命を狙う輩が存在してもおかしくない。しかし、風鈴の心情は、゛大好きな。お爺様がもしもの事があれば!と、伊佐木家の当主が心配ではなく、大好きな祖父の命を心配している風鈴の表情を嬉しそうに目を細めながら十蔵は、見ていた。「案ずるな。風鈴よ。・・・・奴は、終始、見ていただけだ。・・・ならば、害はないと判断しただけだ。」「・・・し、しかし。」不服そうな風鈴に十蔵は、こう述べた。「ならば、曲者が仕掛けて来るのなら。私と風鈴でその曲者を捕まえてば、良いことだ。」「!・・・は、はい!・・・お、お爺様。」風鈴は、思い出した。目の前に祖父は、若い頃は、剣術を初め格闘技に薙刀と槍術とさまざまな武術を習得した実力で齢七十にして。今もその実力を衰えていない事に。そして、今も風鈴と、゛他の三人″の師匠にあたる存在だ。しかも、風鈴は、もう一つ思い出した。それは、近くにもう一人り。゛他の三人″の一人りが鍛錬をしている事に。きっと、騒ぎにならば、直ぐに此方に向かうに違いない。「・・風鈴よ。・・・この問答は、おしまいだ!・・・・すぐに、鍛錬に戻りなさい。」「は、はい。お爺様。」風鈴は、十蔵に言われ。弓道の練習に戻った。・・・・しかし、十蔵は、もう一つ気付いていた。それは、奇妙な鳥が見ていたのは、十蔵ではなく。今も風鈴の練習を見ていた事に。そして、十蔵も風鈴の練習姿を眺めながめていた。゛・・・風鈴よ。気をつけろよ。″心の中で呟いた。・・・・異国の血筋を持った少女。伊佐木 風鈴は、弓矢の名手である。 ・・・・・深い森の中と言っても。そこは、伊佐木家が所有している森の一つで。先ほど風鈴が居る練習場とは目と鼻の先で。そこにも、白い光る鳥が木の枝に止まっていた。そして、白い光る鳥は、また一人の少女の練習風景を見ていた。少女の手に薙刀を握っている。少女は、長い薙刀を自分の手足の様に扱って見せた。・・・・それは、優美な舞を披露している姿だ。真っ暗な森の中でも一際に美しく輝く薙刀を振るっていた。そして、美しい銀髪が月夜の光り輝いていた。そうだ、この少女も英国の者で。名前は、セレナ・スティーブ。風鈴の母親の親戚にあたる存在だ。風鈴とは、家族ぐるみの付き合いをしているためか。姉妹同然の付き合いをして育った。そして、英国の血筋のせいなのか。この少女も美しく育ている。まず目に引くのは、背まで伸びた。綺麗な銀髪をポニーテールで纏めている。さらに、美しく端正な顔立ちが。より一層、少女の魅力的に見せた。正に、英国の令嬢だ。しかし、今は、違う。薄汚れた胴着姿に汗かきながら薙刀を振るっている。姿は、英国の令嬢でなく。鍛錬を楽しんでいる若い武士を連想してしまう。・・・・そして、広い森を縦横無尽に動き回る。セレナの姿を白い光る鳥は、静かに見ていた。・・・・・突然、セレナは、白い光る鳥に目を向けると、走りだした。よく見るといつの間にか。距離が十メール以上、近づいていた。・・・どうやら、セレナは、最初から、気付いていた様だ。自分を監視する。奇妙な鳥の存在に。そして、鍛錬していると、見せかけて。セレナは、届く距離まで近づいて、一気に行動を行った様だ。そして、忍者、顔負けの動きで樹に登って見せた。白い光る鳥に刃が止まる。「・・・・動くな。」セレナが静かに忠告した。「・・・お前は、何者だ?・・・鳥の監視ロボットか、・・・それとも、本物の鳥か?」セレナは、白い光る鳥に話し掛けた。「・・・・」「・・・だんまりか。・・・ならば、仕方がない。成敗してくれる!」セレナは、薙刀を高く掲げると、白い光る鳥に目掛けて降り下ろした。「待て!セレナ」と、声が掛かる。風鈴だ。彼女は、セレナを呼びに止めた。「なんだ?・・・風鈴、練習は、終わったのか?」「・・・・終わった。だから、来たのよ。」どうやら、練習が終わり。そのついでに、セレナを呼びに来た様だ。「・・・そうか、少し待ってくれ。」そう言ってセレナは、薙刀をまた構えた。「・・・だから、待ちなさい。」「なんだ。私は、早くこの奇妙な鳥を成敗をして。風呂に浸かりたいのだ。」「・・・それは、私も賛成です。」セレナの主張を風鈴も賛同する。「しかし、その者が何を狙っているのか?・・・まだ分かりません。」「・・・こんな、監視ロボットに聞いても、応えないと、思うぞ。」風鈴とセレナ、互いに主張した。そして、数分に渡りそのやり取りは、続いていた。・・・その間白い光る鳥は、二人の言い合いを静かに見ていた。そして、また静かに消えた。・・・・二人がその事に気付くのは、その数分後の事だ。それから、二人は、誰が悪いかの言い合いが、始まり。そして、一時間後、使用人が呼びに来るまで。ずっと言い合いをしたそうだ。・・・セレナ・スティーブ。英国の令嬢にして。武士の心構えを持った異国の戦士だ。・・・・・・・そして、上空数千メールの場所で、魔法使いの男は、白い光る鳥を通して四人の少女達のようすを見ていた。「・・・」魔方陣に映る。少女達を頼もしい表情で眺めていた。そして、魔方陣を消して、呟いた。「・・・うん。この四人に間違いないようだ。」そして、困った表情で、こんな事を呟いた。「・・・確認はした。・・・したが。・・・どうやって、彼女達に接触しようか?」・・・と、情けない。言葉が出てきた。・・・この魔法使いの男の名前は、サガラ・ユキアキ。この男は、魔法に関して、トップクラスの実力の持ち主だ。それゆえに、半生を魔法の勉強に費やしたために。魔法意外は、苦手てで。特に彼女達、見たいな若い女性は、どう接触すれば、良いか知らないようだ。現に、ユキアキは、゛ああでもな、こうでもない″と、彼女達にどう接触するか考えている様だ。・・・・どうやら、彼女達と偉大な魔法使いの接触は、しばらくかかりそうだ。