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東川口のユイ・5

 馬車は進み、首都高から外環へと抜けて川口にあるお城へと着く。


「今日の晩餐会はなんだろなぁ」


 田村部長は笑顔を浮かべて門を開けた。

 石畳を一緒に歩き、田村部長が真鍮製のライオンの顔をしたドアノッカーを数回叩くとドアが開いた。出迎えたのは深々とお辞儀をした真っ白な髪オールバックにしたナイスミドル。


「お帰りなさいませ、姫様。今日も世界で一番かわいいです」

「ありがとうセバスチャン。それじゃぁ、先に行っておめかししてくるね!」

「はい。メイドにドレスセットを準備をさせております」

「……パーフェクトよ、セバスチャン。それじゃマモル君、ちょっとだけ待っててね!」


 田村部長は無邪気に微笑み、俺とセバスチャンを残したまま玄関を後にする。

 山積みにされた皮靴。これは世界最高峰だろう。何度見ても悲しい光景だった。ただ、昨日よりも一段分高くなっている気がした。

 しゃがみ込んで山を見ていると、セバスチャンが辺りをキョロキョロ見回しながらこちらにやって来た。


「あなたがマモル様ですね」


 鷲鼻の特徴的な執事がこちらをギロリと見つめる。

 俺は恐る恐る「そうです」と答えると、執事は目の色を変えずに言葉を続けた。


「お姫様について、どのくらいご存知ですか?」

「ど、どのくらいといいますと……」

「どのような過去を背負っているか、ということです」


 ただでさえ重い雰囲気が一段と重くなった。最悪の予想は、最悪の現実へと変化しつつある。


「な、何の話かさっぱり分かりません。それに、田村部長について知っているのは、営業先の部長さんということだけで……」

「……そうですか。マモル様の職場は、確か、横山商事ですよね?」


 俺は頷いた。すると、執事はパチりと指を鳴らす。

 可愛らしい擬音と白い煙が執事を包むと、居たはずのナイスミドルな執事が一瞬にして消えていた。

 ただただ呆気に取られて目を丸くした俺の前には、脱ぎ捨てられたワイシャツにネクタイ、スラックスが落ちている。


「き、消えた!」


 呆然としたままそれらを見つめていると、服がもぞもぞと動き出した。


「っぷぅ、元に戻れたプル」


 脱ぎ散らかされたワイシャツの襟元から、薄黄色をした小動物が顔を出した。


「お、お前は、魔法少女の隣にいるっていう守護獣!」

「……そんなこと、今は重要じゃないプル。マモルの職場にプリティーかすががいるプル。一緒になってゆいりんを救ってほしいプル。あの子は、あの子は魔女に犯されているプル!」


 驚かされた。魔女と言えばあの黒タイツ軍団。しかし、田村部長は魔女になったというのに実体を保っている。俺が聞いた話と全く違っていた。

 それはともかく春日先輩のことを知っている。大量の疑問が俺の頭の中を駆け巡った。


「な、なんで先輩のことを、それに、魔女だったら田村部長は黒タイツじゃ……」

「……詳しい話をしている暇は無いプル。早く、早くかすがを連れてきてゆいりんを救ってほしいプル!」


 それだけ言い残すと、薄黄色いタヌキだがイタチだかハクビシンだか分からない小さな獣は煙に包まれてナイスミドルなセバスチャンに戻った。


「……そういうことです。お嬢様は着替え終わりました。大広間にどうぞ」


 ここで春日先輩の言葉を思い出した。すぐに電話をしようとポケットをまさぐっていたけど時すでに遅し。


「どうしたのーマモルくーん? 早くしないとご飯が冷めちゃうよー」


 廊下の奥から聞こえた田村部長の声に急かされるがまま、大広間へと辿りついてしまった。




 大広間の卓に着くとメイドやさっきのセバスチャンが料理を次々と出してきた。が、特に腹を下させるようなものは出されなかった。

 対面にいる田村部長は美味しそうに料理を食べる。とても美味しそうにご飯を食べる。そんな姿を見てるだけでも楽しい気分になって来た。

 俺は田村部長を観察している。だが、料理に何かを入れるとか、そんなような動きはしていない。


「マモル君、美味しい晩御飯を食べないで私ばっかり見ちゃってさ。私が世界一可愛いのは周知の事実だからいいんだけど、どうかしたの?」


 田村部長も俺の行動に気がついたようだった。せかせかと動かしていた箸を止め、大きな目でこちらを見つめる。


「いやぁ、田村部長がすごく美味しそうにご飯を食べられるので、ちょっとみとれちゃいました」

「そりゃぁそうだよ。食べ物には色んな人の苦労が詰まってるんだからね。美味しく食べなきゃ失礼だよ」


 まさに正論。食事に何かを紛れ込まそうとした可能性がまだあったけど、そんなことを言うような人が食べ物に細工するとは思えない。

 となると、春日先輩の言葉に従うしかない。


「そ、それで、失礼かもしれませんが、ご一緒に写メなんてどうですか?」

「写メねぇ……」

「僕みたいな平社員が田村部長と食事なんてめったなに無いことです。その記念にと……」


 田村部長は黙って俺の顔を見つめてくる。値踏みされているショーケースみたいな気分だ。


「うん! いいよ! 世界一可愛く撮ってね!」


 なんとか交渉成立。席からパッと離れると俺の横についた。

 俺の右腕を抱いて、ぴったりと体を密着させる。あまりの密着具合に俺もすくんでしまう


「……それじゃ、撮りますよ」


 フラッシュが焚かれると携帯を確認した。しっかりと田村部長の姿は撮れている。


「ねぇねぇ、連絡先を教えるから、後で私にも送ってね」

「はい。今日中にお送りします」


 それからすぐに晩餐会はお開きとなった。

 帰り際、田村部長はわざわざ門の前まで見送りに来てくれた。その横にはしきりに視線を送って来る守護獣執事もいた。

 タクシーに乗り込むと、田村部長は大声で言った。


「それじゃぁまたねっ! ……ま、すぐに来ることになるんだろうけどさ」



―――




 翌日もハジメ先輩は出社していない。

 そんなことは分かり切っていることだ。無断欠勤のハジメ先輩は、ほぼ間違いなく田村部長の所にいる。俺は出社して早々、真っ先に春日先輩のデスクに向かった。


「春日先輩、お話があります」

「やっと決心してくれたのね。それじゃ、式の日取りを……」

「ふざけないで下さい! 写メの件ですよ。それに……」

「……分かってるわよ。ハジメ君のことよね。それと、『ゆいりん』のことでしょ?」


 言い切る前に言いたいことを先に言われた。


「な、なんでそれを?」


 それに、春日先輩は田村部長の名前は知らないはずだ。


「……言ったでしょ『引っかかることがある』ってね。ナイスミドルな執事に話は聞いた?」


 オールバックのナイスミドルと薄黄色い獣を思い出した。再度驚かされる。


「薄黄色いあの子の名前はペレちゃん。スポーツが得意だったのよ。まぁ、そんなことはどうでもいいわ」


 すぐにあの時の場面が頭に浮かんだ。春日先輩の飼っている守護獣コロよりかは毛並みが良かった気がする。育てられている環境や食べている物が違うのだろうか。

「なんで全部知っているんですか」

「どっぷり漬かっちゃったマモル君には話さなきゃだめね。あのね、私は30年くらい前に魔法少女同士でユニットを組んでたのよ」


 意外な話だったし、30年前というと俺は生まれてもいない。改めて歳の差を感じさせられる。


「その名も各務軍団。私はその隊長だったの」


 拳銃や爆薬を景気よくぶっ放していた刑事ドラマを彷彿と思い出させる名前だった。本当はもっと鯖読んでるだろ。


「軍団は5年くらいやっていたわ。あの頃はみんな若かったし派手な時代だったわね。本当に懐かしい話……」

「それで、その各務軍団ってのは今でも一緒に活動されてるんですか?」


 春日先輩は首を横に振った。そして自嘲気味に力なく笑う。


「色々とあって解散しちゃったんだ。それで写メの子は田村由衣。魔法少女名は『電脳少女ゆいりん』。常にマイコンを持ち歩く女の子だったわ。今風に言えば電波系な女の子のハシりって感じね」

「……そうなんですか」


 哀愁漂う春日先輩の顔も気になったけど、マイコンって何だろう。少なくとも、元セレソンのサイドバックでは無いことだけは間違いない。その頃のセレソンは柏にいたカレッカや鹿島のジーコだし。

 それに、電波系なんて言葉はいまどき聞いたことが無い。積もる疑問はタッチラインに大きくクリアして春日先輩に話を聞いた。


「その各務軍団にいたのがゆいりんだったのよ。それが、今は……」

「魔女化しちゃったんですよね。でも、魔女は黒タイツになるんじゃないんですか?」


 前に聞いた話ではそうだったはずだ。再度、春日先輩は首を横に振る。


「黒タイツになるのは力の弱い魔法少女。でも、力を持っていた魔法少女は黒タイツにはならずに、そのままの体を持ったまま魔女化するのよ。昔はそんな幹部たちと戦ってたし」


 何の力かわからないけど、ハジメ先輩や総務部の人たちは魔女の力によって死んだ魚の眼をしていたのだろう。そうなると合点がいく。


「そんな感じで、現実世界の体を保ったまま行動出来る強い魔力を持った魔女は5人いるの。四天王と女王の5人だけね。でも、その5人全員がかつての仲間だなんてとんだお笑い草ね」

「ええ、えええええええええっ?」

「ちなみに各務軍団は私を含めて7人。魔女化したのは7分の5だから好成績ね。自分で自分を褒めたいわ」


 臆面ない笑みで鼻を高くした春日先輩は言う。とても嫌な猛打賞軍団だ。

 そんな中で今までの事を脳内で整理してみた。魔法少女は、魔女化した黒タイツ軍団を倒さなければいけない。と、いうことはだ。


「っていうことは、春日先輩は、昔の仲間だった田村部長を……」


 春日先輩は黙って頷いた。


「そうね。ゆいりんを倒さなきゃいけない。ゆいりんとは解散してから音沙汰も無かったから久しぶりに会うことになるのね。倒したらグラスを傾けて積もる話でもをしようかな」

「そんな、呑気な話ではないじゃないですか。だって、魔女を倒したら砂の塊なんですよね?だから田村部長は……」

「安心して。前にも言ったでしょ? 魔女化といっても魂だけだって」

「でも、実体化した魔女から魂を取るってことは……」

「……信じるしかないわ。私だって昔の友達と戦うなんて、それも殺しちゃうなんてことはしたくないけどね」


 俺から視線を逸らした春日先輩の顔が曇る。会って数日の俺ですら、田村部長と戦うなんてことは避けたいと思っている。ましてや、春日先輩と田村部長はかつての仲間だ。俺以上に避けたい気持ちがあるだろう。


「そうだ。一つだけ疑問があります」

「どうしたの?」

「各務軍団って7人なんですよね。それで、5人は魔女化して、もう一人は春日先輩。それじゃ、最後の一人は何をしてるんですか?」

「いい質問ね。それは……」


 俺の横に来て耳打ちで話そうとする。


「マモル君、春日先輩、おはようございます。 ……って、朝早くから仲がいいんですね」


 そこに、出社したてのあさひがやって来た。


「……おはようあさひちゃん。今日も元気そうね。ほんとに羨ましいわ」


 出掛かっていた春日先輩の言葉は止み、あさひの方を向いた。

 当のあさひは俺たち二人の方を向いて固まっている。顔は若干だけど赤いかも知れない。こっちを見据える目は「あっ、そうですか……」とでも言いたそうに、どこか冷めた目で俺たちを見つめてくる。

 そして、この状況を客観的に分析してみた。

 春日先輩は俺の耳元に口を当てている。それに、俺が社内にいるときは、ほとんど春日先輩に付きっきりだった。魔法少女絡みで要らぬ会話を交わしていたからしょうがない。

 条件を鑑みて導き出される答えは一つ。

 俺は、あさひに要らぬ誤解を受けたらしい。


「あれ、マモル君、もしかして私、声掛けなかった方が良かったかな?」

「い、いや、これはそのっ!」

「ふふふ、そうなの。私たちは大人の仲なのよ。若い子には分からないかしら?」


 冗談じゃない。春日先輩はまんざらでもなさそうに俺の腕を荒々しく掴んで無理やり腕を組もうとする。俺はそれを必死に防ごうと、小さな所で地味な攻防戦が繰り広げられた。


「そ、そうなんですか。なんか、先越されちゃったかなぁ……」


 そんな攻防戦に気が付かないあさひも言葉を真に受けて、遠い目でこちらを見ている。冗談じゃない。本当に勘弁してくれ。


「よぉし、朝礼を始めるぞ」


 そうこうしていると、阿部課長がやってきて朝礼が始まる。ああ、今日も仕事だ。



 田村部長は魔女だった。

 寝耳に水の出来事だけど、田村食品の総務部や、ゆいりん王国玄関口におかれていた皮靴の数々、守護獣の告白、ハジメ先輩のことなどからしてほとんど確定と言っていいだろう。

 とはいえ、色々な問題を抱えた所で俺は仕事をしなければいけない。外回りの後はレポートの作成。仕事に追われながら疲れ切っているところに春日先輩がやってきた。

 一足先に帰宅か。羨ましい限りだ。


「マモル君、それじゃ行くわよ」

「いや、その、どこにですか?」

「決まってるナリ。ゆいりんを倒すナリ!」


 春日先輩のブランド物のちょっと高級そうなバッグから、使い古した湯呑みにあるようなの茶渋色のシミが目立つ春日先輩の守護獣コロが顔を出した。


「ええ? 今から行くんですか?」

「そりゃそうよ。向こうにはハジメ君がいるのよ? 今日で4日連続欠勤よ。一週間会社に出ないなんてのは大学では許されても、会社じゃ許されないわよ」


 ごもっともだ。自主休講が通用するほど社会は甘くない。

 優しいハジメ先輩がクビにならないためにも、急いで帰り支度を始めた。


「田村部長の家は川口なんでしょ? うーん、品川から川口はちょっと遠いわね。でもあれがあるかな。マモル君、ちょっと待っててね……」


 ブツブツと独り言をつぶやくとバッグから電話を取り出した。


「コード・19999。緊急事態よ。”例のアレ”を頼むわ」


 いや違う。よく見ると電話では無い。トランシーバーだ。かなりゴツいぞ。


「ヤー。魔法少女プリティーかすが。”例のアレ”をそちらに配達する。幸運を祈るよ」


 春日先輩は勢いよくアンテナを伸ばしてから会話を続けている。トランシーバー越しのかすれた声で聞こえた、”例のアレ”とは何なのだろうか。

 そんな疑問を浮かべていると、春日先輩に思い切り手を引かれた。


「早く行くわよ。ハジメ君がどうなってもいいの?」

「は、はぁ、まぁそうですけど、例のアレっていうのは……」


 会社は国道15号線、いわゆる第一京浜に面している。日本橋から横浜までを繋ぐ片側3車線の幹線道路だ。車通りも人通りも多い。そんな道路に異変が起きる。


「……来たようね」


 歩道に植えられていた植木が大きく揺れた。それと同じくして、台風並みの強風と爆音が会社の前で吹きさらした。


「なな、何がですかっ?」

「上を見なさい」


 言わるがまま上を見た。飛んでいたのは車を吊るしたヘリコプター。


「あれはUH―1イロコイ。移動用の車を積んできたのよ」


 もう呆れて声が出なかった。

 上空でホバーするヘリは徐々に高度を下げてきた。航空法もクソもない。魔法少女に法律は通用しないのか。

 それから、ヘリに吊られていた真っ黒な車は、大きな音とサスペンションを軋ませながら第一京浜に降臨した。メタリックブラックのセダン。古めかしい角ばったフォルムに、ボンネットフードの先端には銀製の英文字のロゴマーク。どうやらアメ車らしい。


「オーケイ! それじゃ、いつものをやってやるか!」


 サングラス姿の角刈り男がヘリコプターの操縦席で親指が立てながらスピーカーで叫ぶと、ヘリは徐々に上昇していく。何やってんのこの人ら。


「豪快に行きなさい! この不景気な時代、思い切り派手にかますのよ!」


 こんな光景を見せられれば道行く人々やドライバーの視線は車とヘリコプターに集中する。そりゃそうだろう。1日に40万人近い乗降者数のある品川駅付近の通りだ。この時点で数百人から千人ほどは見ているだろう。

 そもそも、魔法少女ってことは見られてはいけないはずなんだろ? 頭がおかしいんじゃないのか。今のあなた達は矛盾のみで出来あがった存在だぞ。


「マモル君、それじゃ行くわよ」


 春日先輩は何も気にすることなく颯爽とセダンに乗り込むと、レンズ・フレームともに真っ黒なサングラスを俺に手渡してくる。


「これをどうするんですか?」

「決まってるじゃない。サングラスを掛けるのよ。それ以外に用途ってある?」


 押し黙る俺は言われるがままサングラスを掛けた。

 すると、運転席横にある無線でさっきのヘリの操縦主と話をしている。


「準備は万端よブラザー。それじゃやっちゃいなさい」

「オーライ。気をつけろよ!」


 春日先輩は窓の外に金属製のボールペンをかざした。ヘリコプターからも、細長い金属製のポールがまっすぐ下に伸びてきている。


「照射!」


 掛け声とともに真っ赤な光が近辺を包み込んだ。街路樹を歩く人々、車の運転手、通り沿いのオフィスで働く人々。それら全てに謎の光が照射された。


「ちょちょちょ、何やってるんですか!」


 赤い光の照射後、サングラスを即座に外すと俺は言う。道行く人々がバタバタと崩れ落ちた。車の運転手だって同じように気を失っている。そのまま車数台が歩道に乗り上げた。


「問題ないわ。ちょっとした記憶除去装置を使っただけ」

「いやいや、簡単に言いますけどヤバいやつじゃないんですか?」

「ほんの5秒もしたら意識を取り戻すから大丈夫よ。それに言ったでしょ? 魔法少女は姿を見られてはいけないの。だからやったまでよ」


 嫌なら見るなとでもいいたそうに堂々と春日先輩は言う。メンインブラックだってもっと丁寧に記憶を消去するはずだ。

 それに、んなことを言いながらも僕には姿を現したじゃないですか。マリー=アントワネットや露出狂ですら春日先輩よりマシな方便を使うぞ。


「そんなことはどうでもいいからさ、早く川口に行くわよっ!」


 キーを指してエンジンを掛けた。それから春日先輩は躊躇わずにアクセルを思い切り踏み込んだ。スピードメーターが勢いよく振りきれ、俺の体は慣性でシートに押しつけられた。

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