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母の見る夢

期間が空いてすいません(ほぼ息抜き同然で投稿してまして)

まだあまり出てなかったお母様のキャラがわかります

そして最後らへんで結構大事な発表が

いつも私は夢を見る、今日も私は夢を見る。

今日の夢では蒼い髪、翠の髪、黒の髪の少女3人が笑っていた。

1人は華やかに、1人は微笑して、1人は満面の笑みで、

笑っていた。その光景は幸せに溢れていて、私はその光景を見て、祈った。

私の娘の歩む先にこの光景があるといい

ただひたすらにそう思った。

-----------------------------------------------------

やぁ、朝に弱いセレスちゃんです。

うん、これも前世と変わんなかった。

超眠い、年中眠い、いつも半目、それが睨んでるように見えて怯えられる。

………ハハッ、うん、まぁ、今は可愛らしい見た目でよかったよジト目で済む

………でもたまーにディスちゃんが怯えるのよね…はぁ………ちくしょう。

諦めたほうがいいのかな~…とりあえずお米食べよう。


お米食べようと思って食堂来たらお母様がいたでござる。よし。

「お~か~あ~さ~ま~~~!!!」猛ダッシュ!!!

飛びかかっていく私を見てお母様は一言。

「あらあら」といってなんか障壁っぽいものを出す。

それにガンッ!とぶつかることはなく、なんというか、

ふわっとやわらかくとめ…減衰?…難しく考えるのはやめよう、

止めてくれます、あたたかいのよね、これ。

「まったくセレスちゃんは、本当に可愛いわ~、やめないでね?」

「安心してくださいお母様、やめるつもりなんて一切ないです、えぇ、微塵も」

うん、やめるつもりなんてないね、昔から(それこそ前世から)の習慣だから

やめるつもりはないね、いやまぁ流石に前世では母さんの腰がやばかったから

でかくなってからは自重してたけどそれでもやってたから

うしろから『えいっ!』て、いや、まぁ、大の男が母親に抱きつくとか

母さんが綺麗だからこそ出来た芸当で普通だったら気持ち悪いどころじゃないしね

今は幼女だから(おまけに美人)普通に微笑ましくてそれなりに

いい光景だろうけど。

「それにしてもお母様、毎回思うんですけど魔法ってすごいですね、

 結構全力で飛んでいるんですが簡単に止まってしまいます。

 …いえ、けして嫌じゃないんですよ?むしろあたたかいので

 ウェルカムなんですが…いかんせんお母様本人に抱きつけないので

 まぁ、今、こうして抱きついてますけど…あたたか~い、きもちい~い」

やっばいとろける(思考と体が)

「うふふ♪それはもちろん、私はラーちゃんのお嫁さんなのよ~?

 セレスちゃんを止めるくらいできないと、むしろ私が落ち込むわ~」

そういうものかね~、あ~早く私も魔法使いたいなぁ~

あぁ、ちなみにラーちゃんっていうのはお父様のことね

『ラージハート・スカーレット』がお父様のフルネーム、で、今話してる

お母様のフルネームが『サファイア・アフェクション』

…ちなみにこれ嫁ぐ前のフルネームだから、今はスカーレットだよ?

…ん?なんで嫁ぐ前の名前知ってるか?

いわゆる叔母さんが訪ねてきたからその時だ

「…う~、3歳になるのが待ち遠しい、

私にもお母様みたいなのが出せるといいなぁ~」

「ふふ、ホント、セレスちゃんはいつもいつも嬉しいことを言ってくれちゃうから

 私、困っちゃうわ~、え~いそんな手のかからない子にはこうだ~♪」

「っぷ、あっはは、あはははは、あっは、おかあひゃまひゃめ、あっは」

くすぐりやめて、マジで弱いの、脇腹とか足の裏とかじゃなくて全身やばいの

やめて、柔らかく触られるとか顔とか手でもダメなんだからその手で脇腹

いじくりまわすのやめて、あっいやっそこはっひゃうっ

この状況で優しく撫でるとかずるい!もっとやって!

ってまずい意識が、思考がまずい、前世での夜のテンションみたいになってる

やっばい、というかお母さんでもここまでなかったのに

お母様、恐ろしい人っ!ってやばい思わず思考がボケてってるけど

そろそろ本当にやばい、空気が、酸欠が、肺がぁ~、ごふっ

「はぁ、はぁ、いきが、こきゅうが、できるって、はぁ、すばらしい、はぁ」

「あ~っとセレスちゃん、ゴメンネ?まさかここまでとは」

「…お母様」

「ん?な~に?」

「…遺伝、だったりしませんよね?」

前世だとそうだったけど

「……………」

「なんとか言って下さいよ~お母様ァ~」

「えっと、あの、セレスちゃん?その手は?」

「大丈夫、大丈夫、私と同じになるだけですから大丈夫ですよぉ、お母様」

「いや、それは、ちょっと本気でやばいんじゃってひゃっあっやめっ」

ふはははは、反撃タイムじゃ~~~!!!!!

--------------------------------------------------------------

お母様、と呼ぶ声が聞こえた、その声が聞こえる方に視線を向けると

私の自慢の可愛い、それこそ超の付くぐらい可愛い娘が飛び込んできた

結構な速さで、最初見たときは驚いたものだ、だがもう慣れたもので

私はいつもどうり、『光の抱擁』で娘を止める、本当いつも思うのだけど

可愛いのよね~、あまり私達夫婦の近くにいない従者は大人しすぎて気味が悪い

なんて評価されてるみたいだけど、こんな子供らしいところもあるのよ?

まぁ事実私達以外とはクーちゃん(※メイド長)ぐらいしか見る機会ないけどね

セレスちゃんの素の対応、いやまぁその対応をしてる時近くにいれば別だけど

はぁ、可愛いわぁ、これが大人になったらやめたりするのかしらと思って

感情をそのままにセレスちゃんに聞いてみたら微塵もないって言われたわ~

嬉しいわねぇ、安心してくださいとも言われたし安心させてもらうわ~

そんなことを思っていたら娘が不満をぶつけてくる…不満?と言えるか微妙だけど

それにしてもセレスちゃん…あの速さで全力じゃなかったら

ちょっと恐ろしいわよ?将来も恐ろしいけどね…

まぁ、それは置いといて、うん、私はラーちゃんのお嫁さんなんだから

あれくらいはやれないとねぇ~できなかったら落ち込むわ~、割と本気で

そんなことをセレスちゃんに伝えた、そしたら早く3歳になりたいといった

…私の魔法が使えたらいいなとも言ってくれた、本当にもう、この子は

たま~にピンポイントで私の嬉しいと感じることを言うから困るわ~

そう思ったのでなんとなくいたずらしたくなってくすぐってみたらまぁまぁ

…セレスちゃんも弱かったのね~いや~セレスちゃんには

悪いことしちゃったわねぇ…いやでもこれ割と深刻な問題よ

実際私なんて夜とかラーちゃんに任せっきりだし

…はぁ、そういうこと勉強して攻めたりとかしたいなぁと思ってたのに

見事に受けしか出来ないのよねぇ、私の体

セレスちゃんまでそうだと考えると…これは夫探しは難航するわね、間違いなく

というか私たちっていう親バカがいる時点で難航すること確定なんだけども

…あ、まずい、セレスちゃんに私も弱いことバレた

…あのセレスちゃん?その手は?自分と同じにする?セレスちゃんそれ割と

洒落になってないってひうっひゃめて、弱いの、本っ当に弱いの

だからひゃめてあぁまずいわ頭の中まで

まずいことになってきてる精神統一って無理ぃ、これむりぃ

ただでさえ弱いのになでてるのがセレスちゃんだっていうのが余計に、あぁっ

う~、あとでおぼえてなさいよ~セレスちゃんってやめて!

自業自得だけどやめて!

--------------------------------------------------------------

うん、やりすぎた、まさかお母様が私より弱いとは思わなかった。

…というか言っちゃぁなんだけど夜の夫婦の営みとか大丈夫なんだろうかこの人は

よくエロ本とかでありそうな全身性感帯とかの設定をデフォでいってるんだけど

お母様途中えらくエロい喘ぎ声出して焦った、周りの視線がまずい

というか私より早くに酸欠状態になったぞこの人

…どうなんだろうか、そのへん、まいどまいどこの状態になるとしたらお父様

かなり苦労してると思うんだけど、うん、確実に一晩持つとは思えない

…そう考えると割と私奇跡じゃなかろうか?…これも神のお力か

…割と洒落にならん私が転生したのだってその神様のおかげだし

うん、ほんと奇跡でも起きたのだろうか

…やめようこの話題、深みにはまる、とりあえずお母様が起きたら謝っとこう

自業自得ですよって一言いって…お父様はどうなんだろうか?後で聞いとこう

-----------------------------------------------------

楽しい楽しい日々が過ぎたその日も私は夢を見た。

そこはまさしく地獄だった。

そこには今日の朝(というか昨日?…?)見た少女達がいた。

...同じようで全く違う姿で。

1人は蒼い髪を紅に染めて全てを焼き尽くし、

1人は翠の髪を蒼に染めて全てを水に沈め、

1人は黒の髪を血に染めて全てを破壊した。

そこにはあの夢で見た幸せなどなく、

そこには何もかも塗りつぶす様な絶望しかなかった。

私は祈った、あのときとは逆、この光景が、

私の娘の歩む先にない事を祈った。

また、場面が変わる。そこには男と女がいた、

黒髪の男と、白い髪の女。男が笑う。

そしてこちらに問いかけてくる。

「どうだった?どちらも君の子が進むかもしれない道な訳なんだけども。」

「…私としては前者だけがあって欲しいわねぇ」

本当に、切に願う

「ふふ、まぁねぇ、でもそれは彼女次第、まぁ、出来れば僕も

 前者だけが良いと思うよ…なんだかんだで後者は起きないだろうし」

「…だったらなんで見せたのかしらねぇ?」

「あの程度の嫌なことなら知っておいたほうが楽だろう?多分」

「…割と荷が重いわよ、というか

 毎度私の夢に出てくるあなたは一体誰なのかしらね」

うん、気になる、ついでと言ってはなんだけど先程から黙ってる少女も気になる

「う~ん、今までは色々はぐらかしてきたけど

 …まぁ、いっか、質問、この世界の最高神は?」

…そんなのあの世界で暮らしていれば誰でも知ってると思うけど

「…混沌神クリエイティブ、世界を作った創造神で時に災厄を招く神それでも

 人にとっていいことのほうが圧倒的に多いから基本的に信仰されてるけど

 …それが?」

「…話の流れで分からない?というか僕そういう評価なんだ」

「…あぁ、やっぱりそういうこと」

「うん、そういうこと僕が混沌神クリエイティブ、と言われるナニカ、だよ

 実の事いうとほかに名前があるんだよ?教えないけど」

「…気になるわ~、すごく気になるわ~」

「…とりあえずありがとう、棒読みだけどありがとう

 うん、実はかなり教えたかったりする」

「…まぁ、気になるのは事実なんだけど、どうぞ~」

「…軽いね~、全く…それじゃ発表、僕の本当の名前はね?」


          

      数多之あまたの 恵禍けいかって言うんだ。思いのほか普通でしょ?

思いの外中二病全開な名前が思い浮かばなくて

割と普通な名前になっちゃいました(神様が)

いやまぁ、ほかの人からしたら十分そう見えるのかもしれませんが

…私もまだまだですね中二病患者の描写を出せる気がしなくなりました

私自身は割と好きなんですけどね中二病患者…某エロゲの那須与一とか


サファイア 宝石言葉

慈愛、誠実、徳望、心の成長、信仰、賢明

浮気封じ(浮気封じられてますよ、お父様)

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