感謝の言葉を
物語は、ひとりの“悪役”の過去を辿るだけでは終わらない。
レイズ。
そして――グレサス、ウラトス、ガイル。
四名の歩んできた道は、いずれも孤独に満ち、痛みを抱え、それでも未来へと繋がる“結び”へと至った。
彼らが背負った過去は交わり、やがてひとつの大きな流れとなって、世界そのものの行く末を変えていく。
レアリス、リリィ、アリス――
彼女たちの物語もまた、揺らぎながら確かに息づいている。
彼女たちのエピソードは、アルファポリスにて丁寧に紡ぎ直し、新たな光を宿して続いていく予定だ。
“なろう”で綴られた本編は、レイズが再び歩みを取り戻すまでの記録。
そこまででひとつの区切りを迎えつつも――
その後の世界、その陰に隠れた想いや真実を、私は補足を加えながら丁寧に組み直していくつもりだ。
一話あたり二千から三千字。
より読みやすく、より心に届くリズムで。
あなたの胸に長く残る物語となるよう、ひとつひとつ、確かめながら書き進めていく。
そして――
ブックマークや応援を寄せてくださった皆様へ。
この物語をここまで導いてくださり、本当にありがとうございます。
あなたのひとつの足跡が、作者である私を、そしてこの物語を前へと進ませてくれています。
どうか、これからも“レイズの過去を知る”という旅路を見守っていただければ幸いです。




