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この岐路において

「ヒーロー・イン・ネオ・トーキョー」の最終更新から随分と時間が経ってしまいました。


楽しみにしている皆さんには申し訳のただ一つもございません。


最近は少しばかり筆が乗らないので、

とりあえずこの更新だけはしておこうと思って今に至ります。


何となく気分も落ち込んでいて、今はマルボロの煙だけが宙に上っていきます。


なぜでしょうか。人生の岐路に立っているからでしょうか。


こう見えて20代の前半も前半、20を引けば1歳児の人間なので、

将来に対する不安というのは募りに募っています。


就活やら何やらというのを、どうしたものかと思ったりもしています。


そんな人も、中にはいるかもしれませんね。


あるいは、今後来る人もいるかもしれない。


とはいえ、そういう問題は私は特に気にしていません。


私にとって最も重要なことは、今後どう飯を食おうか、ということだけです。


極論ではありますが、私はただ小説を書ければ人生はなんだっていいと思っている人間なので、

良い家に住みたいとか、家族を持ちたいとか、良い車に乗りたいとか、旅行したいとか、

そういう願望にはほとんど興味がありません。


まあ彼女に関してはそろそろ作ってもいいかな、なんて思ったりはします。


またできるかは別として。


ある時、スマホでゲームの配信を見ていた際、ゼミの友人ににやついた厭な嗤いと共に「○○ってちゃんと人間だったんだー」というお言葉をいただいたことがあります。


つまり、そういう娯楽に興味がある()()()()している人物であると、彼はそう言いたかった訳でしょう。


となると、やはり私には他の人のことがまだ理解できずにいます。


とはいえ、その貴重なお言葉をいただいた彼はある種ただの天動説学派(自己中心的)の道楽男なので、

私とは真逆の人間であることからして特段気にすべきものでもないですが、

やはり耳に残るフレーズではありました。


耳に残るフレーズという点では、私もそういう誰かの心に残る言葉を書きたいと常日頃思います。


話を戻しますが、私は小説さえ書ければ何だっていいと思っている人間です。


自慢…と捉えられるかもしれませんが、私は何をやっても人並み以上にできます。


スポーツ、音楽、学問、芸術、様々な面で、天才だと評されてきました。


彼彼女らどういう神経を持ってしてその言葉を容易く使ったのかは知る由もありませんが、

実際にそういわれてきました。


しかし、私はそうは思えませんでした。


やはり、どの分野においても本物の天才には叶わなかった。


そして、その度に挫折し、心折れ、逃げてきたのです。


ただそれだけの男なのです。


そんな中でも、私にはたった一つ、細々とではありますが、折れずに続けていることがあります。


それが、書くことです。


やはり、書くことだけは好きなのです。


ある決意の為に遺書を書き残そうとしたことが何度かあって、その度に書くことが好きだと書きました。


その決意はいつも、書きたいが為だけに揺らいで、そして今も生きている訳ですが。


その時に、また別の決意をしました。


小説を書く人生にしようと。


今まで自分がやってきたすべてのことを捨て、

最後の最後にただ一つ残った心残りによって、

それも、誰からも評価されたことのなかったものによって、

人生を定義しようと決意しました。


これはきっと、折れない。


誰しも立つこの人生の岐路。


私はこの不安定な足場に立って尚、そう確信しています。


そんなことを思っていたら、

こんなにも更新が遅れた訳です。


色々と書きたいことが山積みになっていますが、

まずは「ヒーロー・イン・ネオ・トーキョー」を主軸において更新していこうと思います。


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