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番外編・子どもの疑問

 これは現代の話。とある作家は、妻と息子と三人家族で暮らしていた。仕事の傍ら、妻の來々とは愛し合い、幼い一人息子の貴輝とは遊んでやり、幸せな日々を送っていた。

 しかし最近は調子が悪く、考えもうまくまとまらない。今日もうんぬん頭を悩ませていると、貴輝が話しかけてきた。


「ねぇパパ、なんでエルフやドワーフはいないの? なんで光と闇があるの? なんで神様は人間が困っていても助けてくれないの? なんで人間は魔法を使えないの?」


 いきなり質問攻めをされて、父親は困った。


「まったく、こんな忙しい時に……ん、待てよ?」


 父親の頭に良い案が浮かんだ。


「九かける九の八十一日後には必ず教えてあげよう。それまでは、良い子に待っててな」


 父親は貴輝にそう告げ、急いで仕事へ戻った。そして、妻と息子との思い出や今までの体験を振り返りながら、アイデアを練る。



 それから、約束の八十一日後。父親は貴輝の疑問に答えるため、あるお話をはじめた。


「……むかしむかし、大昔。この世界には、魔王の脅威があった。そして本当に、魔法使いがいた……」



おわり

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