ルイズ様との楽しいメイド生活が始まりました(3話)
☆メイド奮闘物語☆
☆乙女ゲーム転生物☆
☆百合注意☆
~3話~
私は、交通事故で死んで乙女ゲームの恋する乙女の物語の主人公のマリア・スカーレットに転生しました。
だから私の推しの悪役令嬢のルイズ・スカーレットの破滅フラグを回避させる為に黒髪メイドのアンジュとしてルイズ様に遣える事にしました。
そしてルイズ様に遣えてから次の日の朝にルイズ様を起こす為にルイズ様の部屋に向かいました。
私は、ルイズ様の部屋のドアを叩いてルイズ様の部屋に入りました。
でもルイズ様は、まだ寝ていました。
「ルイズ様、良く寝ていますね。
起こすのが可哀想ですね。
もっと、ルイズ様の寝顔が見ていたいです」
私は、寝ているルイズ様を見てルイズ様の寝顔が可愛らしくて悪戯心ができてルイズ様の布団に潜り込んで間近でルイズ様の寝顔を見つめました。
「う……ん……
え、え、ア、アンジュ、何で私と一緒のベッドで寝ているのですか……?」
ルイズ様は、私がルイズ様と同じベッドで寝ているのに戸惑いながら私を見つめました。
「おはようございます、ルイズ様。
ルイズ様の寝顔が可愛らしかったですからついルイズ様と一緒に眠りたくなりました」
私は、悪戯っぽく微笑んでルイズ様のしぐさが可愛らしくてついルイズ様をベッドの中で抱き締めてしまいました。
「ひゃん!?
あ、あの、アンジュ、私に抱き着いたら呪われます……」
ルイズ様は、私に抱き着かれて恥ずかしそうに顔を赤らめてでも恐々と私を見つめました。
「ルイズ様、ですから私がルイズ様を抱き締めてもルイズ様の呪いがうつる訳がありませんよ。
でも本当は、ルイズ様の呪いが私にうつってルイズ様の呪いが解ければ良いのですけれどね」
私は、ルイズ様のベッドから出るとルイズ様の呪いが私にうつりルイズ様の呪いが治れば良いのにって思い困ったように苦笑いを浮かべました。
「っ!?
だ、駄目です!?
アンジュに私の呪いがうつってアンジュが呪われて私みたいな目に合ってほしくありません!?」
ルイズ様は、私が呪われるのが嫌で涙目で私を見つめました。
「うぅ……やっぱりルイズ様は、優しいですね!
でも私は、ルイズ様の為に存在するのですよ。
ルイズ様の為ならばこの命もほしくは、ありませんよ」
私は、ルイズ様が私の事を心配してくれるのが愛しくなりルイズ様を優しく抱き締めて愛しそうにルイズ様を見つめました。
「そ、そんなの私が許しません!?
ア、アンジュは、私の物です。
勝手にいなくなるのは、許しません!
私の側にずっといてください、アンジュ!」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて慌てて私を引き剥がして涙を流して私を見つめました。
「大丈夫ですよ。
私は、ルイズ様の側にずっといますよ。
だから安心をしてください、ルイズ様」
私は、涙を流すルイズ様の涙を右手で拭いて優しく微笑みました。
「約束ですよ、アンジュ……」
ルイズ様は、私が離れるのが怖くて不安そうに私を見つめました。
「はい、約束です、ルイズ様。
不安でしたらルイズ様、私とゆびきりをしましょう」
私は、不安そうにするルイズ様を見て優しくルイズ様に話し掛けました。
「……ゆびきりってなんなのですか……?」
ルイズ様は、ゆびきりの事を知らないみたいできょとんと首を傾げました。
「ゆびきりって言うのは心と心が繋ぐ約束の契約みたいな物ですね。
どうですか、私とゆびきりをしますか?」
私は、口元を押さえて少しだけ考え込んでゆびきりの説明をしました。
「心と心が繋ぐ約束の契約……
あ、あの、アンジュとゆびきりをしたいです」
ルイズ様は、私のゆびきりの説明を聞いて少しだけ考え込んで直ぐに自分の両手を握り締めて一所懸命に私とゆびきりをしたいことをお願いしました。
「解りました。
それでは、右手の小指を出してくださいね」
私は、左手の小指をルイズ様に向けました。
「は、はい、解りました」
ルイズ様は、緊張したように右手の小指を私に向けました。
私は、ルイズ様の小指に自分の小指を絡ませました。
「それでは、私の言葉に続いて同じ言葉を続けてくださいね」
私は、ルイズ様の小指に自分の指を絡ませたのが嬉しくてニコニコ笑顔になりました。
「は、はい、解りました」
ルイズ様は、私の小指をルイズ様の小指に絡ませたのが恥ずかしくて顔を赤らめていました。
「ゆびきり、ゆびきり、嘘をついたら薔薇のいばらを食べさす!」
私は、ルイズ様の小指に絡ませて手を振りゆびきりの歌を歌いました。
「ゆ、ゆびきり、ゆびきり、嘘をついたら薔薇のいばらを食べさす!」
ルイズ様も私の小指に絡ませて手を振りゆびきりの歌を歌いました。
「「指切った!」」
ルイズ様は、最後に何を言うのか解ったみたいで最後の言葉の指切ったは、私とルイズ様の言葉がハモりました。
「えへへーー……これがゆびきりなのですね……」
ルイズ様は、嬉しそうに照れ笑いを浮かべました。
「はい、そうですよ。
これがゆびきりなのですよ。
でもルイズ様、知っていますか?
小指って特別な意味があるのですよ。
小指の先には、運命な人と赤い糸が繋がっていると言われているのですよ」
私は、自分の小指をルイズ様に見せて色っぽく微笑みました。
「運命な人の相手と私の小指に運命な赤い糸……」
ルイズ様は、自分の小指と私の小指を交互にじっと見つめました。
「ルイズ様、どうかされましたか?」
私は、ルイズ様が自分の小指と私の小指を交互にじっと見つめたのを見ていたのを見て不思議そうにきょとんと首を傾げました。
「えっ!?
い、いえ、何でもありません!?」
ルイズ様は、私の質問を聞いて慌てて両手を振り自分の考えを誤魔化そうとしました。
「そうですか?
何でもないのならば別に良いですよ。
ルイズ様に何か悩み事が合ったのルイズ様の力になりたいと思っていました。
でも何もないのならば良かったです」
私は、ルイズ様に悩みがないのならば良かったって思い安心をしたように微笑みました。
「うぅ……」
ルイズ様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。
「ルイズ様、顔が赤いですよ。
大丈夫ですか?
んっ……少しだけ熱いですね……
でも風邪って訳でありませんね……」
私は、顔が赤いのを見てルイズ様を見てルイズ様のおでこに自分のおでこをくっつけてルイズ様の熱を計ろうとしました。
「ひゃん!?
だ、大丈夫です、アンジュ!?
きゃっ!?」
ルイズ様は、私におでこをくっつけらて顔を真っ赤にして慌てて私から離れて後ろに下がりました。
でも足を滑らせて転びました。
「ル、ルイズ様、大丈夫ですか!?」
私は、転んだルイズ様を見て慌ててルイズ様に近づき心配そうにルイズ様の顔を覗き込みました。
「いたたた……
っ!?
だ、大丈夫です!?
ですから近づかないでください!?」
ルイズ様は、私の顔が近くにあるのに気がついて恥ずかしそうに顔を真っ赤にして慌てて私から離れて両手を振りました。
「そうですか……ルイズ様は、私に近づかれるのが嫌なのですね……
少しだけ寂しいです……」
私は、傷ついたように寂しそうに微笑みました。
「ち、違います!?
アンジュの事が嫌って訳でありません!?」
ルイズ様は、慌てて私に近づいて泣きそうな表情で私を見つめました。
「……本当ですか、ルイズ様?」
私は、ルイズ様の気持ちを覗き込むように上目遣いでルイズ様を見つめました。
「は、はい、本当です、アンジュ」
ルイズ様は、慌てて顔を真っ赤にして何回も頷きました。
「えへへーー、それならば良かったです」
私は、ルイズ様の言葉を聞いて安心をしたようにニッコリと微笑みました。
「ほっ……良かったです……」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて安心をしたように微笑みました。
「ルイズ様、庭が暖かくて気持ち良いですよ。
たまには、庭で朝御飯を食べませんか?」
私は、ルイズ様の部屋のカーテンを開けるとルイズ様の方に振り向きました。
「えっ……庭でですか……?」
ルイズ様は、外に出るのが怖くて不安そうに私を見つめました。
「聞きましたよ。
部屋の中から何年も外に出ていないそうですね。
それでは、不健康ですよ。
外でご飯を食べたら風が気持ち良いですよ。
健康管理にも良いのですよ。
私は、この先もずっとルイズ様に遣えさせてもらうつもりなのですよ。
だからルイズ様には、長生きしてもらわないと困ります。
でもルイズ様が本当に嫌ならば無理にとは、言いませんが……」
私は、両手を大きく広げてルイズ様を安心をさせるようにニッコリと優しく微笑みました。
でもルイズ様の迷惑かもって思い不安そうにルイズ様を見つめました。
「長生き……
そ、その、アンジュは、この先も私の側にいてくれるのですか……」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて本当に私が側にいてくれるのか不安で不安そうに私を見つめました。
「はい、ルイズ様が嫌って言ってもルイズ様の側にいるつもりですよ」
私は、ルイズ様を安心をさせるように優しくニッコリと笑いました。
「わ、解りました……それでは、外で食べます……
その変わりにアンジュも一緒にご飯を食べてください……
1人でご飯を食べるのは、寂しいです……
それで、アンジュが一緒にご飯を食べてくれたら外でもご飯が食べれます……」
ルイズ様は、私に断れるのが怖くて目をうるわせて不安そうに上目遣いで私を見つめました。
「本当は、ご主人様と一緒にご飯を食べるのが良くない事ですが……
ルイズ様のお願い事を断れる訳がありません。
本当に私も一緒にご飯を食べたら外でご飯を食べてくれるのですよね?」
ルイズ様のお願い事を聞いて少しだけため息を吐いてルイズ様が本当に私との約束を護れるかじっとルイズ様を見つめました。
「は、はい、アンジュが一緒に食べてくれるのならば外でご飯を食べます……」
ルイズ様は、両手を前で握り締めて一生懸命に私を見つめました。
「そうですか……
それならば私も一緒にご飯を食べます。
ですから外でご飯を食べましょうね」
私は、優しく微笑んで私もルイズ様と一緒にご飯を外で食べる事を賛同しました。
「本当ですか!?
ありがとうございます、アンジュ!」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて嬉しそうにパーと明るい笑顔を浮かべました。
「どういたしましてです、ルイズ様」
私は、ルイズ様が笑顔になったのを見て嬉しそうにニッコリと笑いました。
私は、ルイズ様が庭で食べれる料理を作り庭に大きなテーブルと椅子を2つ置いてそのテーブルの上に料理を乗せて朝御飯の用意を済ませるとルイズ様を呼びに向かいました。
「ルイズ様、朝食の用意ができましたよ」
私は、ルイズ様の部屋のドアを叩いて部屋の中に入るとルイズ様に朝食の準備ができた事を知らせました。
「ありがとうございます、アンジュ。
直ぐに行きます」
ルイズ様は、可愛らしいドレスに着替えていました。
そして控え目に微笑みました。
私は、可愛らしいドレスのルイズ様が綺麗で少しだけうっとりと見つめました。
「あ、あの、アンジュ、どうかされましたか?
私の姿が変ですか……?」
ルイズ様は、私のルイズ様を見つめる眼差しを見て変でないかって思い不安そうに私を見つめました。
「はっ!?
いえ、変でありませんよ。
ルイズ様のドレス姿が可愛らしすぎて見とれていました」
私は、ルイズ様のドレス姿が綺麗でニッコリと笑いルイズ様のドレス姿を誉めました。
「えっ……?
私が可愛らしい……?
あ、ありがとうございます、アンジュ……」
ルイズ様は、私に可愛らしいって誉められて嬉しそうに照れ笑いを浮かべました。
私とルイズ様は、朝食の準備をしている庭に向かいました。
「これってアンジュが朝食を作ったのですか……?」
ルイズ様は、庭のテーブルの上に置かれた料理を見て驚いていました。
「はい、そうですよ。
ルイズ様のお口に合えば良いのですが……」
私は、ルイズ様が美味しいって言ってもらえるのか解らなくて不安そうにルイズ様を見つめました。
「そんなことありません!?
アンジュの作った料理は、どれも美味しそうです。
それにアンジュの作った料理が美味しくない訳がありません」
ルイズ様は、自分の両手を前で握り締めて私に近づいて一生懸命に自分の意見を私に伝えました。
「ありがとうございます、ルイズ様。
ルイズ様にそう言ってもらえるのは、嬉しいです」
私は、ルイズ様にそう言ってもらえるのならば前世で料理の勉強をして良かったって思いました。
まあ、前世では、両親が死んで天涯孤独になったから何でも自分でしないといけなかったから料理の勉強をして自然と料理の腕が上がったのですですけれどね。
私は、前世での天涯孤独の生活を思い出して少しだけ苦笑いを浮かべました。
そしてルイズ様に料理を誉められて嬉しそうにニッコリと笑いました。
「それでは、料理を食べましょう」
私は、ルイズ様の座る席の椅子を引いてルイズ様を椅子に座らせようとしました。
「は、はい……」
ルイズ様は、緊張しながら私の引いた椅子に座りました。
私は、ルイズ様が席に座ったのを見てルイズ様の座った椅子をテーブルに近づけました。
私も椅子に座りました。
「それでは、いただきますをしましょう、ルイズ様」
私は、両手を合わせました。
「え、えっと、アンジュ、いただきますって何なのでしょうか……?」
ルイズ様は、いただきますの事を知らなかったみたいにきょとんと首を傾げました。
「いただきますって言うのは、動物と植物の命を奪って食べています。
ですから命を奪って食べさせてもらっている感謝を込めて命をいただきますって感謝を込めて両手を合わせていだたきますってするのですよ。
ルイズ様、ちゃんといただきますができますよね?」
私は、ルイズ様の反応を確かめるようにじっとルイズ様を見つめました。
「そうだったのですね……
は、はい、いただきますは、できます」
ルイズ様は、私の提案が出来る両手を前で握り締めて一生懸命に私を見つめました。
「それでは、いただきます!」
私は、両手を合わせていただきますをしました。
「い、いただきます……」
ルイズ様も両手を合わせていただきますをしました。
「どうぞ召し上がれ」
私は、両手を料理の方に向けました。
私とルイズ様は、料理を食べました。
「んっ……凄く美味しいです……
こんなにも美味しい料理は、初めて食べました……」
ルイズ様は、料理を食べて幸せそうに微笑みました。
「えへへーー、ルイズ様の口に合って良かったです……」
私は、ルイズ様が美味しいって言葉を幸せそうに微笑みました。
「あれ?
ルイズ様、もしかしてピーマンは、嫌いですか?」
私は、ルイズ様がピーマンを残しているのを見てじっとルイズ様を見つめました。
「えっ、あ、あの……その……は、はい、ピーマンの苦味がどうしても食べれません……」
ルイズ様は、ピーマンが食べれないのが恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。
「ルイズ様、好き嫌いをしたら大きくなれませんよ。
はい、ルイズ様、あーーんです……」
私は、フォークでピーマンを刺すとニコニコ笑顔でピーマンをルイズ様に向けました。
「えっ、えっと、あの……」
ルイズ様は、私にピーマンを向けられて冷や汗をだらだらと流しました。
「仕方がありませんね。
ピーマンを食べたら私がお願い事を1つ何でも聞いてあげますよ。
ですから頑張ってピーマンを食べてください、ルイズ様」
私は、ルイズ様にピーマンを向けて優しく微笑みました。
「うぅ……わ、解りました、アンジュ。
ピーマンを食べます……」
ルイズ様は、自分の両手を前で軽く握り締めてピーマンを食べる意気込みを表しました。
「それでこそ、私のルイズ様です。
はい、ルイズ様、あーーんです……」
私は、フォークでピーマンを刺してそのピーマンをルイズ様に向けました。
「あ、あーーんです……
えっ、ピーマンが甘くて美味しいです……
不思議です……」
ルイズ様は、私の向けたピーマンを食べるとピーマンが美味しいのが不思議で首を傾げました。
「えへへー、ルイズ様が食べれるように隠し味を入れたのですよ。
でもルイズ様の口に合って良かったです」
私は、乙女ゲームでルイズ様がピーマンが苦手な事を知っていました。
だからハチミツと砂糖をたっぷり使った甘い焼き肉のタレを作ってそれを使ってピーマンを料理をしました。
前世でピーマン嫌いな近所の子供にこの料理を食べさせると美味しく食べてくれました。
だからルイズ様もこの料理も食べてくれるかもって思い作りました。
でもルイズ様が美味しく食べてくれて良かったって思い安心をしたように微笑みました。
「アンジュ、その……約束は、覚えていますか?」
ルイズ様は、控え目に上目遣いで私を見つめて私の反応を確かめました。
「はい、約束は、覚えていますよ。
頑張ってピーマンを食べたルイズ様にご褒美を与えないといけませんね。
ルイズ様の願い事を1つ何でも聞いてあげますよ」
私は、ルイズ様の行為が可愛らしくて小さくクスって笑い慈愛を込めてルイズ様を見つめました。
「え、えっと、その……な、何でも良いのですよね……?」
ルイズ様は、慌てたようにおどおどとして控え目に私を見つめました。
「はい、何でも構いませんよ」
私は、慌てておどおどとしているルイズ様が可愛らしいなって思いニコニコ笑顔になりました。
「え、えっと、あの、その……」
ルイズ様は、私にするお願い事を20分ぐらい考えました。
「くすっ、お願い事が直ぐに思い浮かばなければ後でお願い事をしてもでも構いませんよ。
私は、この先も何が合ってもずっとルイズ様の側にいるって約束をしましたからね。
それでこそらおばあちゃんになってもルイズ様の側に遣えさせてもらいますよ。
それに楽しみは、後にとっていた方が嬉しさは、倍増しますよ」
私は、真剣に悩むルイズ様が可愛らしくてクスって笑いました。
「っ!?
そ、そうですね。
アンジュは、この先もずっと側にいてくれますよね。
願い事ができたらお願いします」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて嬉しそうにパーと明るい笑顔を浮かべました。
「ルイズ様、おとりこみ中すいません。
王宮から手紙が届いております」
メイドのアキラさんは、慌ててルイズ様の側に駆け寄りました。
そして王宮からの手紙を渡しました。
「ありがとうございます、アキラ」
ルイズ様は、アキラさんから手紙を受け取ると手紙を読みました。
手紙を読んでからルイズ様が動揺していました。
「ルイズ様、手紙の内容を聞いてもよろしいですか?」
私は、ルイズ様の態度を見て何か嫌な気がしてルイズ様に手紙の内容を質問しました。
「従姉妹のマリアさんが襲われて誘拐されたみたいです。
部屋に残されていた血からマリアさんが殺された事で処理をされたみたいです。
その事により王位継承がまた第1に繰り上げられたらしいです。
それで私にお披露目パーティーに出席するようにと王様から命令がきました……」
ルイズ様は、つらそうに俯きながら手紙の内容を知らせました。
確かにルイズ様に王位が戻って必要にされるのは、良いことです。
でも呪われているルイズ様がパーティーに参加するって事は、迫害やもしかしたらルイズ様が傷つけられるかもしれないって事になります。
ルイズ様が傷つけられるのは、嫌でした。
でも……
「ルイズ様、どうしたいですか?
ルイズ様がパーティーに参加したくないのでしたら全力パーティー参加を拒否するように動きます。
もしルイズ様が参加するのでしたら全力でルイズ様をお守りします。
ルイズ様がどのような選択をしてもルイズ様に従います」
私は、ルイズ様の前で膝を地面に着けてルイズ様の右手を握り締めて優しく微笑みました。
「アンジュ……ありがとうございます……
………パーティーに参加します」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて嬉しそうに微笑みました。
そして少しだけ俯いて何かを考えると直ぐに顔を上げて真剣な表情で私を見つめました。
「……解りました。
それでは、ルイズ様に着いて行きます。
必ずルイズ様をお守りします」
私は、真剣な表情でルイズ様を見つめて軽くお辞儀をしました。
「頼りにしていますよ、アンジュ」
ルイズ様は、私の言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑いました。
こうしてルイズ様は、お披露目パーティーに参加することになりました。
私は、何が合ってもルイズ様だけは護るって心に誓いました。
でもルイズ様のお披露目パーティーでまさかあんな事になるとは、思ってもいませんでした。
ーTo Be Continuedー