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リアル・セイバー  作者: しき
第2章
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滅び

 「確率」をつかさどる天井人不亜は確率を操り、人類の進化を早め、亜人を作り出した。もはや現実(リアル)で役割を失った「人」は不要であると判断し、「終末」をつかさどる天井人氷室(ひむろ)の発案で現在のシステムを確立し、現実(リアル)を新たなステージへ導こうとしていた。ほとんどの天井人が賛同する中「混沌」のみが反対したが「秩序」と相殺するとるに足らない存在であったため気にも留めなかった。

 しかし、その「混沌」の仕掛けに不亜は追い詰められていることを察した。現に神技を使用し、脅威となる2人を排除しようとするも効果は現れない。神奈の独自能力(オリジナルスキル)天ヨリ上ノ世界(ヘブンズワールド)の効果の1つ、「天ハ人ノ上二人を作ラズ」のせいだ。天界では天井人もただの人である。

「だが神技が使えないのはお前らも同じ。即死系呪術を使うまでだ。」

 不亜が詠唱を始める直前に神奈は距離を詰め短剣で串刺しにする。不亜は迷宮から魔分を集め、対抗しようとするが迷宮の魔分が迎撃システムの消費によりほとんど残っていなかった。

 神奈は独自能力(オリジナルスキル)中性化(リバース)により不亜の魔分を浄化しつくす。

 不亜が弱ったところを見計らい、新が職能力(ジョブスキル)市民平等(ジョブリセット)で不亜の(ことわり)をはく奪した。

「地に落ちろ。」


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