表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/53

第3章 モンゴ登校する。

俺は玄関で待っていたチューコと一緒に外に出た。外に出ると日差しが差していた。

桜の木が近くにあり、綺麗に花を咲かせていた。新しい生活が始まる季節だ。


それを見たチューコが興奮する。

「ふんふん。桜が綺麗です。ワクワクしちゃいますね」

「そりゃ、4月だから桜も咲くだろう」

「ふんふん。今日から高校生ですね。楽しみですね」

「その、ふんふんって口癖はイラつくから止めろ。いや、マジで」


しかし、チューコはスルーする。

「ふんふん。兄様と同じクラスだといいですね」

「………」


話を聞いてないパターンだな。まあ、いつもの事だけどな。俺達は職安通りを歩いて、東新宿駅に向かっている。そこまでの道のり中で、朝帰りのホストやキャバ嬢のような水商売の人とすれ違う。


歌舞伎町は、朝は比較的に静かな町だ。しかし、夜はネオン街と変わり、様々な事情の人々が交じりあうカオスな空間だ。いわゆる、ホスト、キャバ嬢、ヤクザ、半グレなど裏社会に通じる住民が多いのだ。


しばらく歩くと、都営大江戸線の東新宿駅が見えて来た。俺はチューコに道に迷わないようにアドバイスをする。そんな事を話している内に、母校が見えて来たのであった。


新宿歌舞伎町高等学校。通称、ブキコーと呼ばれている。偏差値は53~58の普通の高校である。校舎の見た目は普通であり、校門に入るとロータリーが広がっている。


3階建の校舎があり、学年事に階数が分かれている。生徒数は全学年で600人位である。校舎の横には広いグランドがある。


制服は男子も女子もブレザー制服であり、男子はネクタイ、女子はリボンのデザインである。ちなみに1年が緑で、2年が青、3年が赤である。色の違いで学年が分かるようになっている。とりあえず、新しいクラス発表の掲示板を見に行こう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ