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最初の夜

 俺の名前はルーカス・ハル、死刑囚だ。死刑囚になった理由は濡れ衣を着せられたこと、濡れ衣を着せたのは俺の実の父親だった。父親の犯した罪は連続殺人事件、なぜそんなことをしたのかは知らない。俺はこの事を知ったのは俺が逮捕されてからだ、逮捕され間もなく法廷で死刑判決、誤解を解こうとは思ったが、情報操作がされていた。誰がこんな事をしたか分からない。

 数日後、嬉しいニュースが入った、あるPMCが死刑囚を募集してるといこうと。死刑囚募集という事は限りなくヤバい仕事をさせられるのは分かっていた、それでも俺はどんな事をしてでも生きていたかった、人間どんな無様な姿を晒そうと生きてこそ価値ある生物だ、死刑を待つくらいなら生きる可能性がどんなに低くても、その糸にしがみついた方がマシだった。

 PMCに雇われ数ヶ月の訓練の末、最初の実戦を命令されこの島に来た、だがこの作戦は国にもバレずに、やらなければならなかった俺を雇ったPMCは生物兵器の極秘開発を行っていた、とんでもない場所だった。

 作戦をバレないように、まずは日本に偽装亡命そしてハイジャックを装って島へパラシュートで上陸、乗員は島で全員始末する筈だったが簡単なミスで逃がしてしまい仲間のマウスが最初にやられた。次にエリック、そして先に施設内部に入った隊長は連絡が着かなくなってしまった。何もかも終わった、そう思って浜辺に向かって自殺でもいっそしてしまおうと考えていたら、桜と出会った、赤いジャケットを着こなしていて、とても顔立ちの整った綺麗な女の子、最初はこの子もすぐ死んでしまうだろうそう思っていたが、違った桁外れの強さに機転の利く戦闘方法。これは使える、最後の希望として俺はこの子に掛けた。











 時刻が午後七時を回った頃、霧の深い森で生存者二人は最初の夜を迎える。霧に夜といことで視界はいっそう悪くなった。

「懐中電灯・・・あった桜、俺からあまり離れるなよ」

「了解・・・しかしなんだって、ゾンビが知恵を」

「さぁな、脳も劣化しないなんて例はブリーフィングではなかったな。」

 たわいない素朴な疑問、二人が話し終えたと、同時に目的地である実験施設に着く。見た目は監獄風の建物で実際に拷問の道具や牢屋が建物から露出して見えるルーカス曰わく、地下がありその最深部に動物たちに様々な影響をもたらす、サンプルDが眠っていると言う。

 二人は装備を整えると実験施設に踏み込んだ。

「豪華なロビーね、きっとゲイツも驚く」

「浸食が酷いな、足元に気を付けろ」

床板が軋んで独特の音を二人が歩くたび出る、しばらくして突然桜が動きを止める。

「何かが走ってくる・・・遠くない・・・ルーカス双眼鏡貸して」

「あいよ、えーと暗示モードにしてっと」

桜が双眼鏡を使って実験施設ロビーの窓から外を見る。レンズに映ったのは飛行機の乗員がゾンビと化してこちらに走ってくる姿だった。

「まずいわ・・・すぐにロビーをふさぐバリケードを作らなきゃ!!」

ルーカスがそれを聞いてロビーのドアをソファや椅子で塞ぎ、桜は全ての窓を締め切った。

 ゾンビは肉体は劣化しておらず、あと数秒遅れていたら侵入を許してしまうところだった。

「数多すぎ・・・ガラスも長くは持たないわ早く行きましょう」

「ああ、しかしすげー耳だな。つくづく君はすごいよ」

桜はそんな言葉も気にせず、さっさと奥に進む、ルーカスは慌てて後を追いかける。


バギッ


「ひゃあ!!」

「桜!」

 桜の歩いていた床板が崩れ落ちる、落ちた拍子にブラックパニッシャーを持っていた右腕を床に強打、ブラックパニッシャーを放してしまい桜だけが地下に落下してしまった。かなり深い。

「桜!無事か!」

かなり深く落ちたせいか、声がかすかにしか届かない。

「無事~とにかく合流できる場所を探して!」

「わかった!」

桜は右手を抑えて起き上がる、そしてブラックパニッシャーを残してきてしまったことに気がつく。

「・・・なんてこと!あ、あれがないと不安でわ、私まとも戦えないのに・・・おまけにここ暗い。」


 ルーカスは床にブラックパニッシャーが落ちてることに気がつく。

「桜、まさか武器なしか!?大変だな早く見つけてやらないと。」


桜「やぁ、みんなー桜ちゃんだよー♪」

ルーカス「ルーカスだ、今回のあとがきは俺たち二人で担当する」


あとがきのテーマ今回は敵の設定


桜「だってさ私が分かる範囲で答えるとゾンビに噛まれた奴はゾンビになる」

ルーカス「間違いではないが、厳密に言うと噛まれた傷口からゾンビウイルスが入って数時間でゾンビ化が正しい設定だ」

桜「じゃ、肉体の劣化してないゾンビは突然変異なの?」

ルーカス「いや、肉体の劣化は時間経過による飛行機の乗員たちは最近ゾンビになったから肉体がまだ朽ちてきてないだけだ」

桜「へぇー、じゃぁハエとかは?」

ルーカス「モスキートのことか、奴らはゾンビウイルスに感染した奴らの肉を食って巨大化したから突然変異と言えば突然変異だな。」


テーマその2 二人の弱点

桜「私は、相棒がいないと普通の女の子に戻っちゃうの」

ルーカス「相棒って俺のこと?」

桜「うれしそうな顔すんな、私の相棒はブラックパニッシャーだ調子に乗るなカス!」

ルーカス「うわぁひでぇ!」


ルーカス「俺の弱点は良い女だ」

桜「それって私のこと?」

ルーカス「うわぁ!否定できない!否定できないよぉぉ!うわぁぁん!」




テーマその3 二人のもっと詳しい事

桜「えーと身長は私162cmでバストなんとEカップだよ!、入るブラがなかなかないから普段はサラシを巻いてまぁす!」

ルーカス「・・・やわらかい」

桜「どこ触ってんだ!変態!」


ルーカス「身長は189だ、え?バスト?計ったことないぞ?体重は87kgだ、筋肉は結構あるぞ!」

桜「わぁ本当だ固い!」

ルーカス「もっと触っていいんだぞ」

桜「うわ・・・触らせて喜んでる・・・」


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